Re: サーン・イル・ハガルについて

10月中旬から2週間ていどエジプトを旅行してきました。
行き当たりばったりで適当な行程でしたが、サーン・イル・ハガルにも行ってきました。僕の場合は、オアシスなどを見たあとアレキサンドリアに行き、そこからポートサイドに行きセルビスでたどり着くことができました。ポートサイドのバスターミナルから、市街地までタクシーを使いましたが、その時の運転手にサーン・イル・ハガルまでの観光で6時間で70LEの金額で交渉したところ、あっさりOKだったので、翌朝ホテルで待ち合わせをしました。約束通り運転手はきて、まずバスターミナルまで向かいました。その時彼は、何かを必死に訴えていたように思えます。バスターミナルに到着後は、観光や長距離専門のタクシー(スペシャルとかそんな名前)を紹介してきました。彼は初めから行く気はなかったようです。値段も200LEだと言うし、気分が悪いので帰ろうとすると、僕をセルビス乗り場に連れて行きました。そこで、同じ行き先のラマダン休暇中の軍人さんを僕に紹介してきました。とても、真面目な好青年で無事サーン・イル・ハガルまでたどり着くことができました。途中の中継地点まで1時間程度で4LEでそこから、さらに乗り換えて1.5LEぐらいでした。同行の彼のおかげで、おそらく最短コースの現地相場だったと思います。
サーン・イル・ハガルは本当に誰もいないところです。まず、入り口で荷物検査と簡単な質問をされます。その後、管理人らしき人が、ワン・ツー・マンガイドをしてくれ、とても貴重な体験でした。現在も発掘作業中で実際に発掘してるところを近くで見ることができます。
ただ、帰り際にガイドをしてくれた管理人から笑顔で30LEものバクシーシを要求されました。(もちろん、入場料とは別。日本円で600円程度だが、現地相場からかなりの高額)僕自身は満足だったのと、思わず笑ってしまうような場面だったので気持ちよく払ってあげました。
管理人が言うには、ツアーでフランス人や韓国人がたまに来る程度らしく、日本人は10人ぐらいしか見てないとのことです。
行きは同行のエジプト人のおかげで簡単にいけましたが、帰りは大変でした。何かの理由で、行きと同じコースは勧められず別のコースで帰ることになりました。セルビスドライバーには、ほとんど英語は通じなく、来るときの倍以上の時間と数倍の緊張と40LE程度を払うことになりました。セルビスはとても危険な乗り物です。2週間の旅行の中でも3回ほど事故を目撃してきました。もし、カイロでタクシーの運転が怖いと感じるなら、その数倍怖い思いをすると思ってください。
カイロのホテルはピンキリで当たりはずれが大きいので、外資系以外なら、割り切って安宿のほうが良いです。アレキサンドリアは、個人的には好きな町ですが、カイロより安宿が少ないです。(そのぶんキレイ)
一番のおすすめはポート・サイドのホテル・デ・ラ・ポスタです。格安で中級程度の風格。部屋の清潔度はカイロの1万円程度のホテルより上です。裸足で歩けます。ホテルの向いのレストランポパイもおすすめです。ぜひ、行ってみてください。

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