Re: 簡単にルネサンス美術が学べる本はありますか?/お好みもあるかと思いますが......

かなちゃんちゃんさん、こんにちは。

フィレンツェに1週間!
いいですね、じっくり歩けますね!

さて、私自身は美術にはまったく素人ですが、昔から、ルネサンス美術と言えば、高階秀爾さんの著書はハズレがないのではないかと思っています。

大昔、中公新書のずばり『フィレンツェ』というタイトルの本を読んで以来、ファンです♪
再読はしていませんが、歴史に関わる事柄ですから、内容が古くなるということはないでしょう。
ほかに、中公文庫の『ルネッサンスの光と闇』、平凡社の『ルネッサンス夜話』など。

このごろは、あっという間に廃版?になってしまいますので、中古でしか手に入らないか、あるいは図書館ということになるかもしれませんが。

直接、美術に限られた著書ではありませんが、塩野七生さんの『ルネサンスの女たち』(新潮社)は、面白かったです。
ほかに、広くイタリア関連ということで、中公新書『物語イタリアの歴史Ⅰ、Ⅱ』は、行きがけの飛行機の中などで退屈しのぎがてらに即席で知識を持つのに恰好だと(個人的に)思います。

ルネサンスの美術は、(ルネサンスにもイタリアにも限りませんけれども)当時の社会や政治と密接に関わっていますから、こうした背景を読むのも美術を理解する上で興味深いことかと思います。


ダイレクト美術で、早わかり、というと、《とんぼの本》ですよね、ありました、ありました。
フィレンツェ美術散歩 (とんぼの本) [単行本]
宮下 孝晴 (著), 佐藤 幸三 (著)
とんぼの本は、いつも内容的にはちょっと食い足りないですけれど、図版が多いので読みやすいと思います。


逆に、これは読んでいませんがこんなのもあるんですね、面白そうですが、寝転がって読めないですね~↓
ルネサンス美術解読図鑑―イタリア美術の隠されたシンボリズムを読み解く [大型本]
リチャード・ステンプ (著), 川野 美也子 (翻訳)
悠書館 (2007/10/23)
ISBN-10: 4903487105
ISBN-13: 978-4903487106
(10000円ぐらいするようです。)
図書館向きですね!


のりーたさんのアドバイスのように、図書館または本屋さんに行かれて、しかるべきコーナーをのぞかれたら、もっとほかにもあると思います。
既にご存じの本と重なっていましたら、お読み捨てくださいね。

よい旅を!

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント