Re: イギリスで入国拒否された場合:ヒースロー

>結局、彼女の入国拒否の理由は、服装などの雰囲気と、滞在先が彼氏の家だった為という事なのでしょうか。
>実際は何も悪い事はしてないのですよね。

そういったことも重なった複合的な理由でしょうが、一番の決定的な理由は「日本で定職がない」→「日本に帰らなきゃいけない社会的義務、責任がない」→「イギリスに彼氏もいるし母国への結びつきが薄い」→「違法滞在しそうな候補者」ということだと思います。また、母国や定住国で定職ないままイギリスに長居をしようとしている人がいたら「資金源は?」とかの疑問が沸いてくるのも当然で、違法労働しそうな候補者として見られたことでしょう。

でもその彼女英語力はかなりあり、確かにイギリスで働きたいという下心はあったようです。入国審査官はやっぱりそういうのを見逃さないんですね。

>行き先を選らばせてもらえるか、問答無用で日本まで送り返されるのかもやはり、
>その時当たった審査官や、乗ってきた航空会社によるのでしょうか?

入国拒否された国から次の国まで送り届けるのは航空会社の責任です。ここが個人で陸路で国境を越えるのと違うところです。

でも、第3国に行きたいとなると、現実問題としてその国にビザ無しで入国となると今度はその第3国から出国するチケットがないと(この部分は航空会社の責任ではない)その第3国行きの便には乗れない国が多いので、第3国に行ける可能性はかなり低いと思います。その日本人の女の子のケースは特殊で、既にNY→日本の復路のチケットがあったので、アメリカ行きがOKとなりましたが。片道チケットでも入国が許される第3国のビザを持っているとなれば話は別ですが、普通は日本若しくは旅行者の定住国へ帰国ということになるんじゃないでしょうか。

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1件のコメント

  • 大変参考になりました

    なるほど。この場合はイミグレの係員たちもさすがの眼力ですね。

    最も、他の日本の方たちの入国拒否は悪気はなかったけど、ついうっかりぬかってしまった事が原因、みたいな事がすごく多い気がしますが...

    大変参考になりました。ありがとうございました。

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