「なぜ日本人は、無用に安い宿にこだわるのか?」と、カオサンで考えてみた。 カオサンには、日本人宿、日本人用食堂があちこちにある。 ただ、日本人宿は、あんまりきれいではなく、ドミも多い。 欧米人は、もう少し高めの快適なきれいな宿に泊まっている。 通りに面したレストランで食事をしたり、している。 でも日本人は、カオサンの表に出ていない。 カオサンの日本人が欧米人よりも安い宿に泊まる理由が、 日本人旅行者が金がないせいだとは、思えないんだよなー。 例えば、大観光地シェムリアプでも、 日本のOLさんが、5ドルくらいの部屋に泊まっていた。 僕はツインの10ドルの部屋だったけどね。 5ドルの部屋だと、ホットシャワーが出ない。 シェムリアプは昼は暑いけれど、 夜はそれほどでもないので、 水シャワーだと、ちょっと寒いんだよ。 そこで僕は、 「僕の部屋のホットシャワーを使ってもいいよ(ふっふっふ)♪」 と誘ったのだが、 なぜか彼女は、僕の部屋に来なかった。 で、彼女は、日本から一週間程度の個人旅行で来てたので、 日本からバンコクへの往復航空券(5万程度?またはマイレージかな) バンコクからシェムリアプへの往復航空券(3万円程度) にお金を使っている。 シェムリアプ滞在は4日程度なので、 ホットシャワーテレビつきの10ドルの部屋に泊まると、 5ドルの差が出る。 5ドル×4日=20ドル(約2400円) すでに8万円も航空券に使っているのに、 わざわざ2400円を節約して、 快適なホットシャワーを使わないのは、 なぜだろう? 僕はここに、 日本人個人旅行者の 「個人旅行は、貧乏なスタイルほど格好いい」 という幻想を見るね。 みど
すでに8万円も航空券に使っているのに わざわざ2400円を節約して。 全体の予算が10万円なら 残り2万円ポッキリ。 そこで 2400円の節約は大きい。 つまり予算の無さすぎ。 ブラジルに来るのに航空券の他に5万円で90日滞在の相談を受けた時驚いた。 1日555円で 宿、食事。 無理だ!って考えない。 答えが出せないのなら 相談した意味がない、そうだ。 常識の欠如。 というより 日本国内の無駄の敵討ちが海外旅行? 旅行に行くのだから 不慮の事態に備えて予算は多めに取る。 安全なハズのフランスで夜間外出禁止令が出たりする。 何が起こるかわからない。 戦争が始まれば脱出の為 現ナマ見せて座席を取った者の勝ちですから。 そういう事態の想定が最初から無い。 平和ボケしてる。 >「個人旅行は、貧乏なスタイルほど格好いい」 スタイルだけじゃない、考え方も行動も現実も 全てが貧乏なんだ。
通りすがりですが・・・ 日本人パッカーに貧乏旅行崇拝の傾向がある理由は 「贅沢は敵だ」という考えが無意識にあるからだと思います。 日本がここまで豊かになったのもたかがこの50年の間です。 私達の両親や祖父母が幼かったころはやはり貧乏で、 家でも学校でも小さいころから「質素に生活することがえらい」とか 「我慢することが美徳」と教えられてきたと思います。 マゾヒスト的な貧乏根性が無意識のうちに染み付いているからではないでしょうか? ブランド品や高級車など物理的豊かさに走る人でも 食事や住宅環境は貧粗だったりしますよね? 生活の質を向上させようという意識が日本ではまだ低い。 それが旅のスタイルにも現れるのではないでしょうか? この点で私はみど氏の意見に賛成です。 わたしも学生でそれほどお金はありませんが、 せっかく物価の安い東南アジアに来てまで貧乏を極めなくても・・ と思います。 あと英語に関してですが、別に話せなくてもいいのでは? 欧米の常識をスタンダードとし、英語を共通語とする世界に日本語だけで出て行く人の方が、見ていて「勇気あるな~」と思います。 英語圏の人間なんて旅行する際に言語の苦労がありません。 それでいて同じ英語圏の国の人間とつるんでいるだけなのに国際人づらしている人など見ると閉口します。 「日本人同士でつるんでいるのは見苦しい」という人がいますが 英語圏の人間なんて英語を話せる人としかつるめません。
会社を辞めた長期旅行者ならば、わかるんですけどね。 >>全体の予算が10万円なら 残り2万円ポッキリ。 >>そこで 2400円の節約は大きい。 それはたしかにそうですね。 会社を辞めて、ある程度のお金を持って、それで長期旅行をしようという場合は、一日5ドルの節約は大きいです。 でも、この例は、 ちゃんとした会社に勤めていて、 収入はあるわけです。 年に一度か二度の一週間程度の短期旅行をする女性ですから、 日常生活からいっても、 2400円は、それほどの負担ではないと思いますね。 とくに、彼女はこの海外旅行を楽しみにしていたわけですから。 僕が思ったのは、 会社仲間や友達に、旅行について話すとき、 「水シャワーしかない5ドルの部屋に泊まったの」 と言うと、 普通の人は、 「わーすごい!わたしはそんなところ泊まれないわ」 という反応があるだろうから、 それを期待しているのではないか、 と思ったんですよ。 みど
日本人の海外個人旅行の特徴の一つが「貧乏自慢」だってことは、事実だ。 >>例えば、大観光地シェムリアプでも、 >>日本のOLさんが、5ドルくらいの部屋に泊まっていた。 彼女は、かなりちゃんとした会社に勤めている雰囲気だった。 だからお金に不自由はしていない。 ちゃんとした会社の人は、 海外旅行をするにも、ちゃんとした(高価な)ホテルに泊まる。 そこで、わざわざ安いホテルに泊まることで、 彼女のアイデンティティがあるのだなと、僕は思った。 つまり、 金があるのに、わざわざ水シャワーしかないホテルに泊まることで、 彼女の、個性が光るというわけだ。 貧乏旅行自慢、それが日本人個人旅行者の一つの特徴だね。 それではなぜ、「日本人は貧乏旅行を自慢したがるのか?」、 これが問題なんだ。 みど
それではなぜ、「日本人は貧乏旅行を自慢したがるのか?」、 世界一生活コストの高い国で一億総中流の幻想の中、超低所得者に甘んじて 日常のコストを棚に上げ、自分は低コストで中身の充実した最高の旅行者である事 の自慢なんだろう。 僕だって最高レベルを目指してる訳ではないんだから 節約旅行者。 でも、貧乏では無い。 中南米で日本人旅行者の特徴は 絶対、富裕層と関係を持とうとしない。 社会の中で 排除されそうなレベルと積極的に関わりを持とうとする。 貧困地区に必ず日本人旅行者がいる。 中流を自負するなら中流だろ?? 自分の置かれた立場が 海外の中流層と違うってことか?? 僕は上流社会と積極的に関わってきた。 その代わり、豊富な知識、礼儀、ありとあらゆる道具を持たないと入れない。 その為に 自分を磨く。努力の毎日。 それも遊びながらする事が出来、そこからノンストップサプライズも生まれた。 僕は 日本人の大好きな日本人だが、貧乏旅行者という礼儀知らずな 迷惑押しつけ型の人は嫌いだ。その自慢も僕には関係ないね。
ようするに 貴殿の話しの流れを見ていると、単なる欧米人コンプレックスの塊なんじゃないの? 以前、「バックパッカー体験ツアー」というのがバンコクの旅行社で催行されてました。今もあるのかな? コース内容は「カオサンの散策、安食堂での昼食、安宿のドミで昼寝、トゥクトゥクと赤バスの体験試乗」オプションで大きなリックの貸出しもありました。 結局、こうなると「見せ物」だな。
でもかなりヘンだったりしますよ 貧乏旅行してる個人旅行者でもかなりヘンなのはいますよ。 例えば、 ・ユースやドミみたいな安い宿に泊まり、公共交通機関で移動するくせに荷物はスーツケース。 ・水シャワーしか出ないような安宿やドミしか泊まらないほどお金をケチってるのに、移動はタクシー。食事は観光客向けの高いレストラン。 とかね。 お金の使い方を知らないんだろうね。