僭越ですが、ぼうふらおじいさんの補足で・・・

ランドバッサー橋のポイントは、

(1)クール側から橋を渡り、橋の終点=崖(それも切り立った)に開けられたトンネルの入り口で、崖に吸い込まれるように見える。

 (この点は日本の餘部鉄橋も崖ではなく山肌ですが似た構造です)
 
 ぼうふらおじいさんがご指摘の様にサンモリッツ方向からですと、崖から出てくる事になります。

(2)橋がクールからサンモリッツ方面に右カーブしているため(珍しいそうです)、電車の後方に乗っていると、自分が乗っている電車の先頭(電気機関車)が、トンネルに吸い込まれるシーンが見える、あるいは撮影できる。

 サンモリッツからですと、先頭に座れば自分の乗っている電車が崖から出てくるシーンになります。
 後方に座ると橋を渡る電車を見ることが出来ます。

(3)高さ65mもあるのに「石積」・・・地震国日本では想像できません。

(4)橋が美しい。 赤い電車が良く似合います。

(5)写真に撮影すると、まとまりよく、見た人に解り良くPRしやすい。
 (勝手な意見です)

>ベルニア線乗車とランドヴァッサー橋を車内から見られれば、残りのルートは味気なくても仕方ない(簡単で早い方法がよい)

いえいえ、ベルニナ線の見所はこの橋以外にもあります。
ティラノ方向から言いますと・・

・ブルジオのオープンスパイラル(イイチコの宣伝のシーン)
 勿論石積みです。 

 「ゆりかもめ」の芝浦ふとう~お台場公園間にあるオープンスパイラルは、このスパイラルに匹敵すると思うのですが、誰も指摘してくれません。

・ポスチアーボから、アルプグリュムまで400mの高度差を、葛篭折れの線路で山登り。(しかもラックレールではなく粘着運転)

 個人的にはランドバッサー橋以上に、これぞ絶景と興奮する区間だと思っています。

・アルプグリュムから左手に見える、2つの対照的な湖やベルニナの雪山

その後、サンモリッツを出て長いトンネルを過ぎると、件の橋に、ぼうふらおじいさんも書かれていました3重連続ループ線・・・と続きます。

車窓全般的に言えばティラノーサンモリッツ間が主役で、サンモリッツークール間はランドバッサー橋を除けば、割合得平凡な脇役・・・と言う印象です。

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