11/05/22 08:52

補足 その2 ベルサイユとシャルトルへセットで行く場合の切符

朝ベルサイユへ、そのあとChartresへ行くのでしたね。

先ず、
パリを中心とする Ile de France 地方の鉄道(愛称 transilien)管内は、途中下車の扱いはありません。乗車駅から下車駅まで、単独の完結した切符を買わないといけない決まりになっています。


ベルサイユは、transilien管内であり、ベルサイユ宮殿に行くには先に書いたとおり、RERの Versailles Rive Gauche (Versailles R G)駅が最も近い。
Versailles Chantiers 駅は、Versailles R G 駅よりやや遠いし、途中下車の取扱もないので、行きは Versailles R G まで買うのが最もよいでしょう。

Chartres までは、国鉄線のtransilien管内を出る遠距離列車に乗るので、宮殿から Versailles Chantier まで歩き(15分程度)、Chartresまでの切符を買う。

Chartresからの帰りは、窓口で Paris Monparnasse までと言って切符を買い(Paris と言っただけでも、Monparnasse までの切符をくれるでしょう。)パリに戻ってくる。
この列車は、パリのMonparnasse 国鉄駅の地上駅が終点なので、メトロに乗るには、地下に降りてメトロ駅に行き、カルネ1枚使用してメトロにはいる。

手段として、列車が Versailles Chantiers 駅に着いたとき、下車して、RER-C に乗り換える方法がありそうですが、この駅はホームが多く、パリの南部のJuvisy 方面に行くRERもあって、選択がやや複雑です。(Juvisy 経由でパリに行くことが出来るがたいへん遠回りになる。RER-B の Antony に行くことも出来る。)
この乗り換えは、パリに向かうので、違反は問われないないだろうと思いますが、いずれ、メトロのカルネを一枚使わないと、メトロ側に出られないし、パリ市内のRER改札において、Monparnasse行きの切符では、RER改札を出られません。
(出られないと言うことは、どこかの時点から違反の範囲にはいるのかも知れません。)

帰りは、切符通り、Monparnasse 国鉄駅まで乗るのが、メトロへの乗り換えに時間がかかりますが、結局は早いでしょう。


Chartresは日本語のカタカナ発音で「シャルトル」と言ったら、たいへん通じにくい発音の語です。
母音は、cha のところの「a」だけ、あとは全部子音です。最後のsは発音しません。

Monparnasse はカタカナ発音のモンパルナスで通じます。(日本語の発音に近い)

以上、参考までに

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