デルタ最悪(その4)

12  まとめ
(1) コックピットの状況はまったく不明だが、クルーの仕事振りは最低。
  ア チームワークがまるでない。日本人CAに全てをおっかぶせて、自分たちは自分の気に入った仕事しかしていない。日本人CAが不在のときに機内アナウンスが行われたなら、「あんたの居ない時にコックピットからこんなことを言ってたわよ」ぐらい伝えるべきである。おしゃべりは活発なくせに、肝心の放送にはまったく関心を持たない。CRMなどという概念はデルタにはないのだろう。
  イ CAの勤務態度が極めて不良
(ア) 複数のCAがガムを噛みながら接客サービス。
(イ) 配膳、後片付けがぞんざいで乱暴。奥の席の客には自分が手を伸ばさずに、客に無理な体勢で配る。カップへ飲み物を注ぐ際、はねたりこぼれたりしているのにまったく無頓着。ゴミ袋を持っての回収の際にも、袋の口を開けたまま「ほら、早く入れろ」
(ウ) ギャレーでおしゃべりに夢中、客が何かを頼みに行くと、最初は聞こえないフリをし、再度頼むといやいや対応する。
(エ) 機内で待機している乗客を差し置いて、こっそり自分だけ昼食をとったCAが居た。
(オ) 疑問を抱いた乗客に対して、自分が何とか説明する、という態度はまるでなく、無言のまま日本人CAのところまで乗客を連れて行く無礼さ。

(2) 機内清掃が不十分。前客の飲み残しのペットボトルが座席シートに。座席シートの下に子供の食べこぼしが散乱。

(3) 機内の装備品に故障、不具合が散見
ア シートベルトが裏返しに取り付けられている。私の列だけで2席。(往復及び代替機とも)
イ 背もたれテーブルの片一方が破損、私の列だけで2席及び左前方の席。
ウ トイレの手洗いボウルの排水不良。排水棒を何度も押し下げないと、流れにくい。
エ トイレの内鍵が不良。子供が中に閉じ込められる一騒動があった。

(4) 機体トラブルの際の判断及び事後の対応は総じて、最下位のエアラインと評価する。
また、帰国後のデルタへの質問に対する2度にわたるメールにも無回答。
誠意がまったく感じられない。
いろいろな掲示板には、デルタの高評価が出ているが、あれは全て社員の書き込みであろうと断言する。

(5) ハインリッヒの法則をもじるわけではないが、300のクレームの先には30のトラブルがあり、1個の事件が待ち構えていることだろう。一事が万事という言葉が日本にはあるが、まさに至言である。デルタの一日も早い会社更生法適用の報を笑って待つことにしよう。

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