中国の卵

中国では大きく分けて二種類の卵が売られています。

一つ目はここ数年前から拡大しスーパーなどでは当たり前になったブロイラーの卵で、基本的に日本と同じ様な卵です。
この玉子は生産日がほぼ正確で(100%信用は出来ませんが)当たり外れが有りませんので、私は時々生卵をご飯にかけて食べていますが、幸い食あたりにはなりません。)

二つ目は、農家が自宅で養鶏し、放し飼いで育てている鶏の卵です。
これらの卵は通常は有精卵です。
 各農家では雌鳥と雄鶏を飼っており有精卵を作ります。
有精卵ですと冷蔵庫等に保管しなくとも長持ちしますし、冷蔵庫に保管すると殻が割れていない限り腐りません。では長期保管するとどうなるかといいますと最後は水分が抜けて、悪と中が干からびてしまうのです。
 過去冷蔵庫が普及していない時期の生活の知恵でしょう。

 冷蔵庫の保管しない場合は試験したことは有りませんがその農家の状況から中には雛ができてしまうかもしれませんね。
 これらの卵は本来は自家用なのですが余剰卵は行商人へ売ります。
これらを集めた業者は個人へ売りますが冷蔵庫へいれていないため何時ごろ生まれた卵かはわからず、各農家から集めた卵がミックスされるので鮮度はまちまちです。
 よって、このような卵は生食には適しません。

 農家の有精卵で生食するには直接農家から生まれて間もない卵をもらうしか有りません。
鮮度のよい地鶏卵は黄身もふっくらでとても美味しいです。

 生食には必ず殻を良く洗ってから食べてくださいね。ただし買って直ぐに洗うことはダメです。呼吸できずに死にますから、必ず尖った方を下にして冷蔵庫保管してください。

 洗う理由はサルモネラ菌などが糞などと一緒に付着している可能性があるためです。

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