車両の形態

ayanさん、こんにちは。

 すでにレスにありますが、「乗り心地」よりも「形態」に気を付けた方がいいと私も思います。

まず、座席そのものについてですが、「新幹線の普通車」というのはピンからキリまであると思いますが、東海道新幹線のN700系みたいなのを基準にされていますか?基本的にN700系の2-2席の普通車とヨーロッパの二等車はそんなに違わない。と思って大丈夫だと思います。それよりも、下記の内容です。

compartment coach
 最近の高速鉄道では、この手のいわゆる「コンパートメント」というのはあまりないですが、日本にはない形式で、昔の映画とかでご存じかもしれませんが、4~6人がけの「部屋」になっているタイプです。日本のB寝台の席部部分にドアを付けたもの。みたいな感じでしょうか。二人で独占できればいいですが、他人といっしょだと「会話を楽しむ」のは難しいです。

 一人旅だと、中の人と話さざるを得なくなる(?)こともあって、コンパートメントもおもしろいです。数年前に乗ったベルリン→フランクフルトのICEはめずらしくコンパートメントで、満席の六人中、黒人、アジア人(私)、アラブ系(トルコ人かも・・)1人ずつ、北欧系(金髪・ブルーの瞳)1人、南欧系(黒髪、黒い瞳)2人、年も学生からリタイアしてそうな人まで、よくまあ揃ったものだ。と変な感心をした覚えがあります

saloon coach
 これが日本と同じ方式の個室でない車両です。二等だと2-2配列なので、これが一番お勧めです。

1st Class Business
RAILJET Premium Class
Quiet Zone
 この手の「ビジネス系車両」はいずれにしろ避けた方がいいです。観光気分ではしゃぐ・・・雰囲気ではない場合が多いです。余談ですが、今はなくなりましたがフランスのTGVのQuiet Zoneにあたる車両は「Zen車両」と名付けられていました。日本語の「禅」です。これでフランス人は分かるのか?(日本人でも「禅、そっかあ、静かにしていないと。」と思う人はあまりいないような気がしますが。)と思いますが、イメージなんでしようね。JRでは考え付かないというか・・・。フランスのSNCFの宣伝やら、プロモーションはなかなか面白いのが多くて、さすがフランス(何がさすがなのか良く分かりませんが。)とおもうことが多いです。

  良いご旅行を。

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