Re: 各地(地方)の学校を回る旅、学校の所在を教えてください

最初に苦言を一言、
>日本のODAなどで作られた学校の、リストを閲覧することはできますか。もし可能なら
そのページのURLを教えてください。
ご自分で日本の官公庁、ODA供与先諸国のHP等を調べた上での質問でしょうか。そうで
ないとしたら、このサイトでは場違いの質問ではないかと思います。

私は今タイのバンコクに居住していますが、18年前にたかだか5ヶ月程ですが仕事でタイ
に滞在していました。何を思ったのか帰国後に、イサーンと呼ばれるタイ東北部の、中学校
に行けない子供の支援を某NGOを介して行っています。そもそもNGOに懐疑的であった
私は、私の出したお金が本当に子供の所に届いているのか疑問に思い、16年前に初めて奨
学生の学校を訪問してから、現在に至るまで毎年訪問を繰り返しています。中進国と言われ
るタイでも、中学校を辞めて働きに出た子供は数多くいます。法的に義務教育が定められて
いても、行政がついて行ってないのが現状です。近隣諸国も同様ではないでしょうか。私の
関与するNGOでは現在ラオス、カンボジアにも支援を行っていますが、こちらでは学校・
教師の不足が深刻な問題(特に地方部)であると聞いています。
カンボジアへは旅行で何回か行きましたが、教育関係の実情の知識は持ち合わせていません
ので、タイにおける経験だけであることを前提にお話しします。

私が学校を訪問する場合、NGOを通して訪問の連絡をしてから行く場合がひとつ、すでに
訪問した事がある学校で知故がある場合にはふりで訪問することもあります。その場合、先
生のネットワークを通じて他の学校を訪問したりしています。求めれば、授業参観なども可
能でした。施設の見学、教育環境や生徒の生活環境の説明なども行ってくれます。奨学生の
家に宿泊もしました。
一方、合間に一人で見ず知らずの学校を訪ねたことも有りますが、関与するNGOを知って
いる場合には友好的であることも有りますが、胡散臭いといった態度をとられることもよく
ありました。公的機関への根回しは必要だと思います。

あなたのおっしゃる「現状や需要を知りたいからです。」からすると、いまだ五里霧中状態
ではないかと思えます。いろいろなご意見があるようですが、貴方も現状を見なければ納得
できないかと思います。
まづは公的教育機関との連絡を試みることが必要でしょう。貴方の情熱が受け入れられなけ
れば意味が有りません。いまひとつは、既存のNGOを有効に利用することです。結果的に
貴方が参加するしないは別として、各々独自の情報とネットワークを持っているはずです。

長くなりますのでこれぐらいにしますが、私の知り合いでも個人で1千万円の資金で、タイ
での支援活動を始めましたが、当時結局挫折した方がいます。「金は出しても口は出すな!」
などと言う論理に翻弄された訳ですが、国民性や生活習慣・生活事情、体験しなければ理解
できません。私の知る範囲では、一筋縄では先に進まないでしょう。日本人感覚の理想の押
し付けにならないよう注意したうえで、努力されてください。

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2件のコメント

  • zo3changさん、ご回答ありがとうございます

    参考になりました。お返事をするのが遅くなってしまいすみませんでした。
    公的教育機関への連絡を試してみます。NGOもです。
    建設的なアドバイスを、ありがとうございました。
    できるだけ沢山のことを見て感じてきます。
    ご回答ありがとうございました。

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  • 追伸

    私が「奨学生の家に宿泊もしました」と書きましたが、貴方の「現状や需要を知りたい
    からです。」のためには、都市部だけの訪問にはならないと思います。
    カンボジアの実情は知りませんが、学校を訪問する場合にも、近くに宿泊施設(ホテル、
    ゲストハウス等)が無いことが想定されます(奨学生の家が家族全員で狭い1部屋しか
    なく、タイには学校に隣接する教員宿舎があったため、そこに泊ったことも何度かあり
    ます)。
    自分自身の宿泊や食事などの対処への考慮も忘れずに。

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    ありがとうございます

    追伸もありがとうございました。
    アドバイス、参考にさせていただきます。

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