11/05/04 09:52

高山病

高山病に関しては、結論からいえば他人の経験は役に立ちません。

発症の可能性は、基本的に各個人の体質によります。この体質は実際に高地(2500m以上)に行かなければ分かりませんから、初めて高地に行く場合には、予測できません。何度も高地に行って、発症率が高いなら、それは高山病に弱い体質といえます。

次に問題になるのが、体調です。これが不完全なら、たとえ高山病に強い体質だとしても、発症率が高まります。すなわち、事前に準備できるのは、体調を完全にすることです。睡眠不足・疲労は最大の敵ですから、十分な睡眠、疲労を避ける、腹八分目の食事、禁酒禁煙、風呂を避ける(軽いシャワー程度は可)ことです。高地に至ったら、行動はゆっくり目にし、深い呼吸、十分な水分補給、糖分補給(飴をしゃぶるなど)をすることです。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    11/05/04 13:45

    Re: 高山病

    気休めかも知れませんが高山病対策として医者から「ダイアモックス」を処方していただきます。
    中国の薬で「紅天景?」という薬も効果があると聞いていますが如何なものでしょうか。
    高山病は酸欠が原因といわれていますので携帯の酸素ボンベも持参する予定ですが、日本で売っているのは
    100%酸素ではなく空気を圧縮した物のようです、100%酸素は逆に身体に弊害があるとかですが..?

    >十分な睡眠、疲労を避ける、腹八分目の食事、禁酒禁煙、風呂を避ける
    心がけます。

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    11/05/04 23:19

    酸素ボンベなど

    酸素ボンベは航空機への持ち込みは受託荷物・手荷物とも禁止で、持ち込めませんから、当該現地(チベット)での購入となります。

    チベット医学溪の精力薬「紅天景」は成都で購入可能ですが、その効果を人まちまちですから、必ずしもお勧めできません。また、ダイアモックスは副作用もあり、その効果も不確かですから、必須の特効薬とはいえません。

    空路で、成都~ラサに入る場合、500mから2時間程度で3500m後に降り立つことになりますから、癸亥に出たてからは、ゆっくりと歩き、深い呼吸に心がけることです。決して、早足や運動をしてはいけません。私は、ラサにも同高度の九寨黄龍空港にも行きましたが、幸いに高山病にはかかりませんでしたが、両空港には高山病の専門医が常駐し、専門の治療整備を整えています。このことは、実際に到着直後に発症例が希でないことを示していますから。