Re: いまは、普通の旅をしていると、外国人との接点はあまりないんですよね。 教えて君ですみません。 極々素朴な質問なんですが、長期旅行者の「長期」と言うのは、いったいどれくらいの期間からを言うのでしょうか? 1週間? 10日? 1ヶ月? 3ヶ月? 私、4~5泊程度の旅行のときは、コンビニで貰ったビニール袋で出掛けてしまいます。軽くて楽ですから。これはバックパッカーにはならないですよね? 休暇でリゾートに出掛ける(1つの場所に滞在する)のときは、近所の薬局で洗剤が入っていたような丈夫なダンボールを貰ってきて出掛けます。これも軽くて楽でですからね。やっぱりこれもバックパッカーとは呼んで貰えませんよね? 私の英語なんだすが、何故にだか英語圏の方々には通じないようなんですよ。それでもなんとか生きてきたんですけどね。やはりネーティブな英語を話せないと駄目ですかね? 私の考えとしては、言語なんてもんは「道具」であって「学問」ではないと思っているんですよ。金槌が無くても苦心すれば釘は打てますし、栓抜きが無くても苦心すれば栓は抜けますしね。そりゃちゃんとした道具があれば便利だけど、苦心するのも楽しいと思ってしまうのですが。 やはりこんな考えは駄目ですかね? 昔、日本にもバックパッカーの元祖みたいな方々が居ました。 彼らのこと、「かに族」と呼んでたんですけどね。 私の兄貴や姉貴なんかの年齢の方々のことです。大きなリック背負って北海道に行ってました。無人の駅舎なんかに泊まってたようですよ。私は経験しておりませんが。 余談で申し訳ありません。
英語は道具ですから、それが使えないと、話が進まないんですよね。 >>私の考えとしては、言語なんてもんは「道具」であって「学問」ではないと思っているんですよ。 >>金槌が無くても苦心すれば釘は打てますし、栓抜きが無くても苦心すれば栓は抜けますしね。 >>そりゃちゃんとした道具があれば便利だけど、苦心するのも楽しいと思ってしまうのですが。 僕は旅先で欧米人旅行者と会って、話すチャンスがあれば、 だいたい話しかけます。 そのとき、他の日本人旅行者と一緒だと、 だいたい日本人旅行者は英語を話しませんから、 僕は英語と日本語を交えて話さなければならないんですよ。 例えば、中国からベトナムへ入国する国境で出会った オランダ人女性と話をしてましたが、 他の日本人諸君は、ちょっと距離を置いてましたしね。 ↓ http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/asia/holland_girl.htm キプロスのラルナカで出会った日本女性は、 ほとんど外国人と一緒に旅をしていたそうですが、 「日本人と会っても、英語の話が通じないので困る」 ということでした。 ↓ http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/europe/larnaca.htm この時は、その日本女性とブラジル人と僕とで英語でワイワイ言ってたんですけど。 昔は、旅行者の数が少なかったので、 欧米人旅行者と会ったらすぐに話していましたが、 今は、日本人だけでも旅が出来てしまいます。 それだと、わざわざ海外に出た意味がないのではないか、とも思うんですよね。 日本の旅行本には、著者が外国人と英語やスペイン語で、 ディープな話をしたようなことが書いてありますが、 たいていは嘘です。 残念ながら、日本人旅行者はそれほどの英語能力はありません。 この原因については、僕はちょっと考えてることがあるんですけどね。 みど
四度教えて君 朝から、何度も教えて君で失礼します。 バンコクに駐在していた頃、ある人物と出会いました。 彼は日本で会社員をしており、GWや夏季休暇・正月休みに多少の有給休暇を繋ぎ合わせて10日~2週間ほどの旅行をしているそうです。 彼が言うにはサラリーマンパッカーだそうです。 貴殿の定義だと、パッカーじゃありませんけど。 話を聞くと今までにもカトマンズ・インド・パキスタン・中国・カンボジア・ベトナムなどなど皆さんと同じような国やエリアを旅行してきているようです。 ただ彼が絶対的に違う点は聾唖者なのです。 英語どころか日本語も喋ることができません。 たまたま私は以前に少々手話を習ったことがあるので、彼とコミュニケーションができただけなのですが。 そんな彼ですが、彼なりに満足な「旅」をしており、目を輝かせて行った先々の話を私にしてくれました。 そうなると果たして英語なんてものは必須的重要な道具なのか? と考えてしまうのですが。 有れば(出来れば)便利だが、無ければ(出来なければ)無いで何とかなるような気がするんですけどね。 それに自分自身が重要だと身に迫って思ったら、自然と言葉なんか覚えちゃうものだと思うのですが。 以前、韓国なんて国も庶民は英語なんて全く出来ませんでしたよ。 地下鉄が出来た頃、駅でトイレに行きたくなり、切符売り場のおじさんに英語で尋ねたのですが全く通じませんでした。私、恥ずかしながらズボンのチャックを目の前で開けました。おじさん慌てて事務所から飛び出してきてトイレに連れてってくれました。結果としてトイレに無事に行かれました。 聾唖の彼の場合、英語うんぬんの以前の段階で声自体が全く出ませんので、意思疎通の殆どがこのような状態での旅行だと思われます。 それでもなお彼は旅を楽しみ人生を謳歌しておりました。
「日本では英語を使う必要がほとんどなく、情報も世界から隔絶されている」と思う。 僕が、タイ、インド、カンボジアで泊まった宿は、日本人バックパッカーとしてはちょっと高めの、平均10ドル程度。 現在ではどの国でも、だいたい10ドルちょっと払うと、 「ホットシャワーとトイレ、エアコン、テレビ付きのシングル(又はダブル)ルーム」に泊まれる。 興味深かったのは、タイでも、インドでも、カンボジアでも、テレビにはCNNとBBCが映り、NHKの国際放送やフランスの放送局まで映ったこと。 あとホテルによっては、映画専門チャンネルや、ディスカバリーチャンネル、ナショナルジオグラフィックなど、も映ったりする。 僕が部屋にいるときは、英語放送を見て時間を潰していた。 ところが日本では、一般的にはこういう放送は見ることが出来ない。 日本のテレビで放送しているのは、 一日中、世界に通用しない日本の芸能・スポーツニュース、事件モノ、日本国内のどうでもいい話題。 こんなものばかり見ていたら、 世界から取り残されていくのは間違いない。 日本は英語が使えなくても済むような社会を作り上げてしまったのだが、そのために世界から切り離されてしまっている。 だから、今の時代に、英語が必要ないなどという日本でしか通用しない話を持ち出す人がいるんだよね。 前も書いたけれど、ニューズウィークで「なぜ日本にはアジアに友人がいないのか」という特集があったが、その理由は、アジアのほかの国の普通の人は英語が話せるのに対して、日本人は英語が普通にしゃべれないからだと思うね。 海外個人旅行シーンでも、日本人は日本人だけで固まっている。 これは、考えるべきことなんだよね。 みど
長期旅行の定義は、一応僕としては「3ヶ月」と考えています。 大王飯店さん、こんにちわ。 別のトピックでの、カオサンのバックパッカーの話、 興味深く読ませていただいていました。 >>長期旅行者の「長期」と言うのは、いったいどれくらいの期間からを言うのでしょうか? >>1週間? 10日? 1ヶ月? 3ヶ月? まあ、「長期旅行者」の定義ですが、 僕の体験からは、3ヶ月(90日)を超えた場合程度、 に考えています。 それは例えば、 米国のビザなし滞在期間が90日でしたっけ、 また、一般的なカード付帯の海外旅行保険も90日ですしね。 学生の卒業旅行も、普通ならば、 休みを利用して、一か月から2か月でしょう。 それと、3か月を超える旅行だと、 海外旅行の計画自体が立ちません。 一か月ちょっとくらいだと、 日本ですべての日程を計画して、 だいたいその通りに旅をすることが可能です。 また、僕の体験から、 アジア横断も3か月あれば一応こなせます。 ですから、3か月を越える旅を一応「長期旅行」と考えていいと思いますね。 実際、いろいろ旅行本を読んでいると、 出版を目的とした旅行本では、 ライターは一か月ちょっとの旅で1冊書いているようです。 これはやはりダメでして、最低三か月を越えないと、 旅はわかりません。 というのは、三か月も旅を続けていると 旅に飽きてしまったり、疲れてしまったりします。 毎日走り続けることができなくなって、 どこかで一休みしてしまいます。 そのときに、自分はなぜ旅をしているのだろう、 という疑問に直面して、 そこから、本格的な海外個人旅行者となるわけです。 英語の問題は、別に書きますね。 みど
再び教えて君 再び教えて君で恐縮です。 最近、韓国人のバックパッカーが多くなられたとのことですが、それは何ででしょうか? 総人口からしても日本の3分の1程度の民族が、目立つくらいに世界を旅されているのは何故なんでしょうか?
韓国人は、海外進出するものなんですよ。 >>最近、韓国人のバックパッカーが多くなられたとのことですが、それは何ででしょうか? もともと韓国人は海外進出意欲が旺盛なんです。 世界中に韓国人が出ています。 例えば、昔は日本の空手道場が世界中あちこちにありましたが、 今は、どこへ行ってもテコン道の看板が目に付きます。 韓国人は移住者が多いです。 日本人は、海外へ出ても、日本へ戻ってきます。 もともと精神構造が違うんだと思いますね。 みど