中国での生活水準

 fei tingさん、こんにちは。うんちく系横レスですが・・・・

 先日、テレビを見ていたら、中国で働く日本人の特集をやっていて、そこで出てきたある日系ファストフード屋さんの店長さん、北京語がきちんとしゃぺれるし、そこらの駐在員よりはよっぽどまともそう(?)に思えたのですけど、月給5000元とのこと。

 さすがに北京で5000元では厳しいだろう。と思っていると、少しオチがあって、中国人の彼女と部屋をシェアして生活している。とのこと。だとしても、5000元ではぎりぎりの生活で蓄えもない。と言ってましたけど、それはそうでしょう。

 ちなみに北京、上海でも現地日本人相手の求人で10000元を超える月給というのは「滅多にない。」とのことで、多くの日本人が月に10000元に満たないお金で、北京とか上海みたいな都会で生活している。ということです。

 もう10年以上昔になりますが、今は亡きスーパーのヤオハンが、上海駐在を条件に、年収200万円で日本人を募集して話題になったことがあります。当時の200万円は日本側の価値は変わっていないので、今のレートで計算しても16万元、月給14,000元くらいで、中国側のインフレを考えると、相当な高給取り。です。当時はまだバブルが崩壊しつつ・・・くらいの時だったので、「いくら中国が発展するといっても、ほんとに夢を追っかけるようなもんだなあ。」と思った覚えがあります。でも、この何年間で「日本人の価値」はそこまで下がった。ということなんでしょうね。

 数年前ですが上海の森ビル(今のHSBC大厦)に行った時、こちらは一食10元(まだ、当時は麺だと1元くらいでもあったので、それに比べると贅沢ですが)くらいでやりくりして旅行していたのに、HSBCの制服の女性社員はビルの一階にあるスタバで一杯25~30元くらいする「カフェラテ」を平気で頼んでいるので、「いくら外資に勤めているって言ったって、そんなにお金持ちなの?」とかなり「憤慨」した思い出があります。もっとも私は日本でもスタバ、タリーズは高いので飲まず、マックか、良くてドトールかプロント派、なんですけど。・・・・

 今でも、日本人旅行者で、中国のレストランで一人数百元使って、「お値打ちです。」とかいう論評を見ると、首をかしげたくなるのですけど、中国人富裕層の人たちは、さらに一桁くらい大きいお金を平気で使いますからね。要はどういう生活を送るかで、全く違ってくる。・・・というのが「答え」何でしょうかねえ。・・・横レスでした。

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