11/05/01 22:05

無理ですね

先ず距離を考えてください。
LCCは乗客を詰め込んで売り上げを増やす事により利益をあげます。
ところが、乗客を詰め込むと言うことはそれだけ機体重量が重くなるので、その分燃料を積めません。
FDのA320ではきついです。
PGが日本線運行していましたが、重量制限をかけていました。
それと現在認可待ちのThai Tiger airwaysもA320の予定です。
つまり偏西風の影響を大きく受ける北半球の冬場はテクランが必要になる可能性があります。
そうすると、コストが上昇して益々採算が取れません。

それと採算が取れる需要が無ければ無理です。

3kのように最初からTPE経由(日本-シンガポール、日本-台湾、台湾-シンガポール間の航空交渉で認められていたから可能だった)にするかです。
以前TGがNRT-TPE-HKTを運行していたことがありますので、TPE経由なら日タイ航空交渉で大丈夫と思いますが、TPE経由じゃBKK経由と同じことですね。


チェンマイ近郊に巨大工業団地が多数出来て、日本企業が進出すれば別ですが、内陸部じゃね。

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1件のコメント

  • 11/05/01 22:24

    Re: 無理ですね

    ありがとうございます。なるほどね。お詳しいですね。ところで、テクランって何でしょうか?素人ですので申し訳ありません。

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    11/05/01 22:37

    テクニカルランディング

    テクランとはテクニカルランディングの略で給油が主目的での経由のことです。

    以前のヨーロッパ行きがソビエト上空を飛行できないのと飛行機の航続距離の関係から、給油の為アンカレッジで経由していました。
    この時のANCがテクランとなります。
    一部の航空会社は日本とアンカレッジ間とアンカレッジと本国間の輸送が認められていましたが、ほとんどの乗客は通しでの利用でした。
    一部南回りの航空会社もありましたけど。