余談ですが・・・・サイヨーク・ノイ行き特別列車同乗記 何年か前、タイ国鉄機関助士(今月から機関士に昇格しているかも)の友人に、 自分が乗務するからと誘われ、直通の特別列車(たしか07:00発)に往路だけ乗ったことがあります。 ナコンパトムで途中下車して最大のチェディへ参詣する乗客のため、1時間ほどある停車時間に、 駅前の食堂で朝食を食べ、ナムトク・サイヨーク・ノイまで同乗しました。 ほとんどが終点まで行く乗客を降ろし、その数両の気動車列車を夕方の復路に使うまで、 いったんナムトク駅まで回送するのですが、車掌は客が大勢いる列車からナムトクで降りてしまい、 彼と機関士だけが乗務する列車に、私と彼の友人の日本人も乗ったまま、 ナムトク駅のホームで折り返し、引上げ線(写真No.049~053の場所)まで便乗しました。 回送に便乗するのはよくあることで、チャチュンサオなどから同乗してファランポーンへ戻ってきたとき、 乗客を降ろした到着ホームから機関区方向へいったん引き上げ、給油するために 左端の12番ホームのさらに左側の線路に入線するのですが、機関士は到着ホームで降りてしまい、 ただ一人車内に残っている私は、ホームから乗ってきた掃除のおばちゃんに、 変な目で見られることがしばしばです。 その友人は鉄道ファンの商社現地駐在員で、通勤に使っている運転手付の車をナムトク駅に待機させていて、 機関士と彼は片道だけの乗務だったので、駅前のレストランでタイ料理を肴にビールをたらふく飲み、 車でサイヨーク・ノイまで行って駅周辺を散策し、バンコクまで送ってもらいました。 車がなかったら、彼らは自分たちが運転してきた特別列車か、 12:55の定期列車に便乗して戻っていたと思われます。 おせっかいですが、No.338の「バンコクからここに来るには、バンコク中央駅のファランポーン駅ではなく、 トンブリ駅から乗らないといけないクェ。」も訂正されたほうが、正確でよいかと存じます。
特別列車の復路 書き漏らしました。 復路には乗っていないので、ナムトクへ回送された列車が、 またサイヨーク・ノイまで乗客を迎えに行くのか、 帰りはナムトクから乗せるのか、未確認です。