ランドヴァッサー橋はベルニナ急行の魅力のほんの１割です。

ローマ・テルミニ、ナポリ中央、パリ北、アムステルダム中央、ワルシャワ中央など大都市の駅周辺は治安が悪いのでなるべく避けたほうがいいかも知れません。

スーツケース以外なら駅から５、１０分は歩けますから、本来パック旅行用のスーツケースから他のバッグに変えると危険も避けられ、一苦労の列車での上下車時の上げ下ろし、階段しかない駅、宿が多い欧州では便利かと。

ランドヴァッサー橋はどちらかというと氷河急行の景色です。ベルニナ急行もクールまで乗り入れているのでベルニナ急行の景色と言ってもいいのですが。基本はサンモリッツ～ティラーノ間です。

順不動で羅列してしまいましたが、最初はモルテラッチ駅付近からのモルテラッチ氷河とピッツ・ベルニナ４０４９m、次がオスピッツオ・ベルニナ駅付近のカンブレナ氷河とラーゴ・ビアンコ（ビアンカではありません）、そしてアルプ・グリュム駅のピッツ・パリュとパリュ氷河、パリュ湖です。この駅にはテラスレストランもあるのでランチでもして、１時間後の列車でどうぞ。

パリュ湖を小さなたいした湖ではないというレスがありますが、とんでもないです。乳白色のとても美しい湖で皆歩いて次の駅までハイクするほどです。

ポスキアーボ湖を経て、最後が有名な青空の下で３６０度の正円を描くループ式高架橋のブルージオ橋です。

こんなに見どころいっぱいで決してランドヴァッサー橋だけではありませんよ。
乗車されたら、人気の氷河急行、実力のベルニナ急行といわれるわけがおわかりになるかと。