サンマルコ広場のオープンカフェでは、以前、ワインを太陽の日で弱らせないために、影を追って、机や椅子を何時間かごとに移動させていたという影追いというものがあると聞きました。これは今でもあるのでしょうか? ある漫画で知ったのですが、その漫画に登場したお店は実際にあるようです。
昔のことでは・・・ まつさん、こんにちは。 私の持っている雑誌のベネツィア特集号では、ヴェネツィアでは 「グラスワインのことをオンブラと呼ぶ。゛影"という意味の語源は、まだ 樽でワインを売っていた時代、サン・マルコ広場に出ていた店が鐘楼の 影が動くと共に、その下へと場所を移していたことからついたのだそう。」 ・・・とあります。 同じく手持ちのガイドブックには、オンブラの語源として「その昔、サン・ マルコ広場の鐘楼の日陰(=オンブラ)の屋台でグラスワインを売っていた のが理由らしい」と出ています。 これらの記述から、あくまでも私の推測ですが(まだヴェネツィアには 行ったことがないので)、「影追い」が行われていたのは昔のことで、 今はもう行われていないのではないでしょうか。 樽でワインを売っていた時代のことだというし。もし「影追い」が 今でも行われているのなら、ガイドブックに何らかの言及があってもよさそう ですが、特に見当たりませんし。 来月の上旬、ヴェネツィアに観光に行きます。もし何か分かったら レポートします。 >ある漫画で知ったのですが、その漫画に登場したお店は実際にあるようです。 その漫画のタイトルは何でしょう?興味があります。 また、登場したそのお店とは? サン・マルコ広場には、現在、三つのカフェがあります。 カフェ・フローリアン、カフェ・クアドリ、カルロ・ラヴェーナの3店です。 歴史があるのはフローリアンとクアドリのようです。
あるかな?ないかな? >ラヴリさんへ まつです。詳しいRESありがとうございます~。 んー。そうですか、ガイドブックにには掲載されておりませんか。そのような風習がまだ残っていれば載っていそうなものですよね~。 ワインを日に当てると良くないので、影を追って移動する、というなんだか素敵な風習だと思ったのですがー。私もまだサンマルコに行っていないので、ぜひ確認してみたいと思います。あると良いなあ。 漫画の名前は、「ARIA」です。火星にヴェネツィアを題材にした「ネオ・ヴェネツィア」という街があり、水の都を舞台に物語が進んでいくお話です。主役は、ゴンドラで観光客を案内する水先案内人を目指す女の子で、頻繁に実際のヴェネツィアの風景が出てきます。影追いの話が出てきたのは、第5巻で、カフェの名前は「カフェ・フローリアン」でした。実際にあるお店なので、影追いも実際にあるかも!?と思いまして。 今、テレビアニメでもやっています。水曜日の深夜、テレビ東京系で。