正確さをもとめて訂正。

>>「長期旅行者はみんな嘘つき」と決め付けて、

これはちがいました。
いま、手許の本を見てみたら、

「日本人長期旅行者は、みんなウソツキ」でした。

みど

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1件のコメント

  • 「日本人長期旅行者は、みんなウソツキ」の項目のラストフレーズ。

    しばらくトピックの展開を待ってから
    書き込もうと思っていたのですが、
    みどさんから私へ本のご意見がありましたので、
    書き込みさせていただきますね。

    私がこの作家に感心しているところは、
    海外旅行というものを、人間の建前と中身を
    独創的な解釈で捉えているところです。

    注意深く読み直したんですが、
    「間違いだらけの海外個人旅行」の第1章、
    「日本人長期旅行者は、みんなウソツキ」の項目のラストフレーズ。
    【長期旅行に出れば、長期旅行が上手になる。ただそれだけだ。
    長期旅行に出ても、何かが変わることもなく、
    自分が向上することもない】

    そもそもこの作家は、海外旅行はウソ、ウソ、ウソのこの展開で
    話のラストにこんな話を入れたのでしょう?

    大半のバックパッカーは、旅に出れば、
    何かが変わると信じていたりするものです。
    あるいは、何かから逃れたいかもしれない。
    共通するのは、
    多くの人達が『旅で何かを得た』という錯覚を見る.....という点です。


    旅は自分を変えられない、ありのままの自分のままだ。

    でもさ、
    自分を変えるのは自分だ。

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    あの著者の欠点は、考え方が深すぎるところなんですよ。だから一般受けしないんですね。

    cat-policeさん、どーも。

    >>私がこの作家に感心しているところは、
    >>海外旅行というものを、人間の建前と中身を
    >>独創的な解釈で捉えているところです。

    まあ、海外旅行をどこへ行っても
    「楽しい、うれしい、キモチいい」「旅で出会う人はみんな個性的で親切」
    というスタンスで書けば、一般受けするんですよ。

    でも、もっと深く考えると、いろんな考え方が出てくるわけです。
    ところが、日本人はそういう考え方をしたくないわけです。

    ですから、一般受けしないんでしょうね(涙)。

    >>【長期旅行に出れば、長期旅行が上手になる。ただそれだけだ。
    >>長期旅行に出ても、何かが変わることもなく、
    >>自分が向上することもない】
    >>そもそもこの作家は、海外旅行はウソ、ウソ、ウソのこの展開で
    >>話のラストにこんな話を入れたのでしょう?

    あの本は、日本人旅行者のステレオタイプな海外旅行観を
    ひっくり返すために書かれています。

    ですから、物事を考えられない人は、すごい反発をするわけです。
    もちろんその反発を呼び起こすために書かれているわけですけどね。

    「海外個人旅行をしても何も変わらない」ということを書いても、
    人は当然、
    「本当に変わらないのだろうか、変わるのだろうか、それを試してみたい」
    と考えて、旅に出るものです。

    一般の旅行本では
    「海外旅行は面白いし、出会いがたくさんあるし、メッチャ楽しいよ♪」
    という幻想を売って金儲けをしているわけですね。

    そこで、海外旅行は何の役にも立たないと書くことが必要だったわけです。

    でも、何の役にも立たないとわかるためには、自分で旅に出なければならないわけでしてね。

    知性というものは、自分で考えることから始まるわけです。

    別の項目でなぜ日本人は英語が話せないかという問題がありましたが、
    一つの理由は、英語を話すときには自分で考えて話さなければ鳴りません。

    でも日本人は、ほとんど物事を考えないで、決まりきったパターンを覚えて繰り返しているだけなんですね。
    英語で話すときには、自分の頭を使わなければならないのですが、英語のパターンがないので、話せないんですよ(笑)。

    ま、長くなるのでこの辺でね。

    みど