東南アジアの長距離バスについて、その他

長距離バスのについて危惧されているようですね。
至極当然のことだと思います。

長距離バスは昼間も走っています。僕は乗り物ではよく眠れない
ので、昼間のバスＯＲ列車、もしくは寝台列車しか利用しません。

長距離バスの客層は一概には言えませんが、ペナンやカオサンなど
の旅行代理店で手配するバスについては、乗客の半数以上が外国人
旅行者（主にバックパッカー）だと思っていいと思います。現地
の人々も乗っていますが、車内が怪しい雰囲気とか不穏な空気は
ありません。車掌が乗っている場合は車掌が、乗っていない場合
は運転手が簡単な英語を話せることがほとんどです。

バスの座席は「二列・通路・二列」のタイプが多く、日本の普通の
観光バスのようなものと思ってください。超長距離（バンコク->
プノンペンとか）の場合は、座席がフラットに近くなるまで
リクライニングできるタイプもあります。

いずれにせよ、エアコンもないボロボロバスで大勢の現地の人に
囲まれて不安な時を過ごすということはないと思います。

大きな荷物は、乗車時に車体下部のトランク（荷物入れ）に入れた
ら、目的地到着まで開けられることはありません。貴重品のみ車内
に持ち込むようにしてください。現地の人が目的地に着く前にバス
を降りることがあり、その際にトランクを開けることがありますが、
その時に他の乗客の荷物が盗まれたということは聞いたことがあり
ません。盗難は、トイレ＆食事休憩時に、車内にポーチとかバック
を残していた場合のみと考えていいと思います。

長距離バスはトイレがついている場合とついていない場合があり、
ついている場合も清潔さ加減はマチマチです。

僕の経験上、乗車時間が４～５時間を超える場合は、必ずトイレ＆
食事休憩２～３時間に１回くらいのペースであります。もちろん
その休憩の際は、手荷物を車内に残さないようにしてください。

バンコクからプノンペンを飛行機、プノンペンからシェムリアプを
バスで、とありますが、どうせバスに乗るならバンコクから
シェムリアプまでバスでいいと思います。もしくはアランヤプラテート
まで列車ＯＲバス、自力で国境を越えてポイペトからバスＯＲ乗り合い
タクシーでもいいかと思います。まあただアランヤプラテートと
ポイペトは旅行者を狙ったボッタクリ客引き等が多いので、
不安なようでしたら空路もアリだとは思います。

バスや乗り合いタクシーを利用する場合、あらかじめガイドブックで
相場を調べておいてくださいね。僕はそれをしてなかったので
ポイペト->シェムリアプのバスは相場の倍くらいボラれました（泣）

お分かり難い点、ご質問など遠慮なくどうぞ。