この話、1ヶ月前「名物」トピでやりましたね

確か、パリロンドン双方にご在住経験の方が、同じようなご意見を書かれていました。お子さんの現地校友の家庭で出された料理が、大体がレンジでチンレベルにひどかったとかで、ゆえに、イギリス家庭の味はひどいと。過去ログで検索かけてみたら、出てくると思いますが、私がそこで書いたのは、私の知人のある英国婦人は、逆に、非常にお料理が上手で、おいしいし、しかも、日々、手を掛けて凝ってるんです。家庭料理のまずくない家も、普通に存在するということです。
前トピでは、その家庭が属する社会とか、そのお家のもつ伝統によっては、同じイギリス社会でも色々なんだなと、逆に感じた位です。最も、ホームステイをやるようなお家は、あまりいい話を私も聞きません。アメリカはボランティアか、無償で受け入れるケースが多いから余裕のある家が多いですが、イギリスは有償で、ある意味商売化してる為か、お金目的で学生に部屋を貸し、料理まで手が回すつもりがないんだろかという風にも感じました。むしろ、短期語学学校の学生だと、子守かお手伝い代わり位に考えて、受け入れるような問題家庭も時々居るぐらいですからね。

最も、家庭の味は、日本の家庭でも同じでしょう。家庭別の要因が大きいかなと。家が汚くても、おばさんの作るお料理は絶品の家、お母様がお嬢様育ちのあまり、家はキレイでもまともな料理ができてないお宅、親の料理下手が遺伝してるおばさん、母親の料理下手が反面教師になって、すごい料理が上手い男とか、周りにいませんか。世界どこも、これと同じとおもいますよ。あの味覚音痴では、最低レベルで有名なアメリカでさえ、私がいた所の近隣には、アメリカの主婦にしては珍しく、そこそこ料理するご家庭もありましたから。

今年の夏に訪れた限りでいえば、20年前に比べて、レストランや店の数が飛躍的に増えており、各種エスニック料理やモダン料理の種類が充実してきて、外食は、相乗的に充実してきてるようです。現地に長年在住している人が同じ事を行ってます。魚料理なら、今の日本よりロンドンが格段においしいかったな。フィッシュ&チップスじゃないですよ。
グルメ系雑誌(日本に限らず)などを見ても、ここ最近は、有名シェフが、競ってロンドンに出店展開しており、全体的に、その影響を受けてか、安い店も、結構いいレベルにきてると思いますよ。味覚は主観ですが、昨今、日本で普通に洋食を食する事と比べれば、バリエーションも味も、あっちが上かと。(最も、東京の場合は店の数と味レベルが比例してない)
あと、観光で訪れる短時間内に、おいしい店(値段の高低関係なく)を探す能力が、人によってまちまちですね。店探しにはずれると、往々にして「その町は料理がまずい」という感想が伝播したりします。20年前から、中華とインド料理は、本国に次いでロンドンが美味しい(人により本国よりおいしい)と言われてましたよ。ただ、当時から「行ってはいけない」店も確かにありました。前は、そもそも外食産業が発達しておらず、外食できる店が超少なかったので、選択肢がなくて結果的に「ロンドンまずい」という風評が出たのかと私は思ってます。

で、私のパリでの食事経験ですが、地元在住の人に案内してもらったときは、フォーク印の良いレストランから、安くて穴場の店まで、いろいろ連れていってもらい、どこも結構おいしかったですが、次に、自分が単独で行ったときは、大した店が探せなくて、大しておいしくなかったです。
なので、今、標準的なレベルの店で外食する分には、ロンドンのパリもかわらないとおもいます。

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