レポート

世界が浮き足立ってきています

公開日 : 2020年02月07日
最終更新 :

最近、欧米での差別を気にする投稿が急増し、報道の加熱と政府自体が動揺なのか、他に意図があるのは不明ですが、かなり強行な手段を講じていることが要因となっているのでしょう。あと、いつもながらに流言の類も多いし。ということで、正直無視していたのですが、海外ではさらに強硬手段に出ています。

まず、台湾が7日から、香港と澳門に入国した外国人の入国拒否です。中国本土は当たり前です。例外は、両国と本国人なのですが、台湾人(外国人でも在留許可者)は入国後14日は隔離。それでも、香港経由(入国なし)はまだOKなのが救い。強制ではないようですが、公共の場(自宅以外)でのマスク着用が半義務化。フィリピンは香港経由も不可です。

日本人感染者数は中国本土以外では突出してしまったので、日本人の入国拒否国がでてきてもおかしくない状態。こうなったら、差別云々の話ではなくなります。また、これらは明らかにWHOの指針にも反しています。

なかなか重症者の割合等の情報が出てこないのですが、少なくとも日本では死者は出ていません。この点では、機内やホテルでの感染があったSARSとは異なります。専門家が指摘するように、不安を煽るのでなく、重症者を出さない、出たら確実に治療する対策が必要ではないかともうのです。今のままで、日本人の感染が急拡大すれば、病院に人が殺到し、本当に治療の必要なかたが排除されてしまいます。マスクの買占めどころの話ではなくなる。

まだ、迂闊なことは言えませんが、本来、血管・循環器と腸にある血圧調節に関与する酵素がSARSと同じウイルス受容体であることが判明したので、これが肺にある特別な人だけが重症化するのではないかと思います。今月中にはわかると思います。軽症または無症状でも感染能力のあるのかは、すぐにでも解明させるべきですが、これらがわかれば、あえて書きますが、科学的な対応が可能になると思います。

もっと恐ろしい新型感染症の出現はありうるのですが、どこの国も泥縄的な対処しかできていません。2000年以降、人類が経験したことのない感染が発生しているのですが、世界規模の対策を講じてこなかったツケが回っていると思います。これを気に、国内では感染症での危機管理と食料自給率などを含めて、経済政策の見直しも必要なのでは?

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1件のコメント

  • 今回の場合は 潜伏期間が長いから、保菌していてもわからないで それを撒き散らかしているかもしれない。

    だから なにを称して、正当防衛なのか 差別なのか 判断するのは かんたんなことで ないし、その期間 (2週間の間ぐらい) なんの症状 もないひとを隔離 するのは むずかしいとおもいます。

    会社の中国系アメリカ人知り合いが、西安の父親が病気で 2週間前 上海までかえって そこから 彼の実家に電話したら 母親がくるなといったらしく、空港からそのままひきかえしたらしいのですが、それからずっと自宅待機しているようです。 来週 あたりから なにもなかったら仕事にでてくるのじゃないのでしょうか。 そのときやっぱりすこし、わたしでも話なんかするとききをつけるとおもいますよ。

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    20/02/08 07:29

    横浜港に留められている船が31日に基隆寄港

    したというので、いまや台湾もパニック状態。
    基隆港務分公司によると入境したのは約2700人。しかし、誰が実際に下船したか、その数については不明・・・。状況証拠?からは、団体ツアーの乗客もおり、台北101や故宮博物院、 九份への訪問可能性もあるとのこと。

    先に書いたのですが、大陸に配慮(今の流行語なら忖度)して、台湾を国際期間から排除したツケがここで回ってきています。一番重要なのは、もはや水際作戦は手遅れ、または労力の割に効果が乏しいので、国内の衛生管理、医療、やはり教育が必要なのと、これこそ世界共同の敵として、対立を超えて国際協調で調査・研究推進と教育でしょう。特に、最後のは感染拡大を阻止するのと、医療機関の疲弊および必要な医薬品、医療品の必要者への供給を確保するために絶対必要です。この点、依然から言われている我が国の厚労省の医系官僚の質は大丈夫か?すごく気になります。

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