台南観光教えて下さい

日本統治時代の赤レンガ造り建造物群

先の大戦で日本本土（内地）と沖縄の中都市（一部は小都市も）の建物は焼けてしまいましたが、台湾は朝鮮、旧満州など外地の建造物の被害は無傷か軽微でした。
よって台南には台北と同様、明治～昭和の戦前に建てられた日本の建築物が沢山残り、日本人にとっては台南観光のハイライトになっています。
大半が台南駅からが西南に延びる民生緑園ロータリー周辺に集中していて。歩いて回りやすいです。
2時間もかからないでしょう。

（　）が日本統治時代の名称です。

台南駅も昭和11年（1936）建造のコロニアル様式の駅舎ですが、駅裏の広大な国立成功大学キャンパスのレンガ造り校舎と昭和天皇お手植えのガジュマル（松でないところがいかにも台湾）が見ものです。
その南には（台南州知事官邸）が。昭和天皇の皇太子時代の宿舎です。

駅から民生緑園ロータリーにはレンガ造りフランスバロック様式の国立台湾文学館（台南州庁舎）、台南消防署（合同庁舎）、列柱がいかにも銀行の台湾土地銀行（日本勧業銀行台南支店）が立ち並び、そばには林百貨店（昔も同じ）、赤いドームの壮大な（台南地方法院）、忠義国小（武徳殿）、台南市警察局（台南警察署）、レンガ造り18角形の台湾気象博物館（台南測候所）など10余りが見れます。
日本時代の警察署は中華民国に変わっても警察署として利用されているのが面白いです。

近郊の烏山頭ダムは日本人が造った東洋一の感慨用ダムです。人造とは思えぬ超入り組んだ美しい湖なのでぜひ。

なぜ台湾が親日かわかる

烏山頭（うさんとう）ダム
八田与一紀念公園
八田路

上記は一か所にあります。
八田与一のような人がいたから
台湾は親日家が多いのです。

せっかく台南まで行かれるのですから・・

ついでに澎湖にも立ち寄られたら如何でしょうか。
池東大菓葉玄武岩は見事です。