眺めのいい部屋(余談たっぷり)

カナダのケベックのホテルを予約したとき、
ホテル側から、3種類の部屋の提示がありました。
真ん中をとって、ちょっと眺めが良くて、ちょっと広い部屋にしたんだけど、
いざ部屋に入ってみると、たいして広くはなく、隣の建物の屋根が見えるのみ。
フロントにさりげなく、予約した通りの部屋なのかを訊ねたら、
立て板に水の如く、先の提示通りの文言が返ってきました。
それ以上、突っ込めなかったとき、
「あ～、私ってへなちょこだ」と感じたのでした。

それぞれの旅のスタイルによるでしょうが、私の場合、眺めは重要視していません。
ていうか、観光を終えて部屋に帰ると、
旅日記をつけたり、翌日の予定を考えたり、洗濯もしなくちゃならないでしょう。
ゆっくり眺めを楽しむどころじゃないんです。
しかも、一杯始めちゃったら、眺めなんてどーでもよいというわけです。

美しい夜景を見ながらグラスを傾ける、
どうして、そういう洒落たことができないのだろう。

話は逸れましたが、要するに私が言いたいのは、
ホテルの部屋からの眺めを楽しむ余裕が持てるかどうか、
そんな余裕なく過ごすなら、眺めなんてどうでもいいと思っています。

でも、立地については、よく調べます。
買い物した荷物をちょっと部屋に置いて、再び外出したり、
オプショナルツアーまでの時間が中途半端に空いたから、ちょっと部屋でひと休みしたり、
夜遊び重視派なら、安全な所がいいし等々、
ホテル選びもなかなか大変です。

しかし、眺めの違いが3万円とは、また偉く立派な眺めですね。