https://www.latimes.com/business/story/2019-09-12/next-generation-airbus-aircraft-will-track-bathroom-visits Internet of Things (IoT) あんまりうれしくない。
track your bathroom visitsと言っても、、 まあ、ゴシップ誌や週刊誌のタイトルと同じで、衝撃的なものを付けないと中を読んでくれない(夕刊紙もその傾向があり、今世界を揺るがしている香港の新聞が派手なのは、売り上げ減少に歯止めが掛からなかったが、最近は良く創業者の名前が出てくる蘋果日報が始まりと言われていますが)ので。 The next generation of aircraft will track your bathroom visits ですが、要するに、IoT化するだけのことで、記事の中にも書かれているが、これまでの機内は離陸したらブラックボックスで、それを可視化するのが目的でしょう。トイレに関しては、部屋内の石けんやトイレットペーパーの残量チェックで、記事中にもあるが、内部の映像はあり得ない(撮影は外で待っている数を把握し他に誘導とありますが)。 Airbus also plans to offer airlines the option of cameras at each lavatory (on the outside, mind you) to count how many passengers are waiting, a feature that may help flight attendants redirect some of that traffic on larger jets. 10年以上前にRyanairのCEOがトイレ有料化をぶち上げましたが(多分、アドバルーン)、有料化または、サブクラスで利用権限が異なるとかにすれば、空港ラウンジのシャワーのようにトイレ予約とかも可能になると思われます。入室を全て電子化すれば。ついでにまだ極一部の機種にしかない機内ウォシュレットも標準になるのかな? でも、欧州では二酸化炭素排出の元凶である航空機にこれ以上無駄な電力と重量を課すのはどうなのか。目的は、客室乗務員の負担軽減と効率化なのでしょうが、省エネに繋がることはもっと積極的にやるべきでしょう。この点で、今JALがA350で、全席モニターと電源を宣伝していますが、個人的には機内モニターは欲する人だけにすべきだと思います。 荷物置きスペースはかなり役立つし、重さもチェックできれば、機内持ち込み制限が楽になり、預け入れを有料にすれば収益増加にも繋がります。シートベルト着用確認が電子化されれば、着用サイン中に外したら警告を出せるし、よく居るのが離陸後上昇中にリクライニングする輩。これは事故の時には障害物となるので、安全面でもかなり役立つでしょう。機内食を全面有料化して、好きなものを注文(事前予約も可能)する制度に切り替えれば良い。 LCCがこれだけ伸びた理由の一つが、価格の安さもありますが、料金の明確さで、機内サービスから環境までの料金を明快にしたことも要因でしょう。少なくとも、もっと取り入れても良い制度だと思います。数時間なら機内食は不要だし、私は機内では酒は飲まないし、荷物も預けないので。ああ、上級クラスでも機内モニターはまず見ないし、エコノミーは近すぎて邪魔でしかないし。 ついでに言えば、生活のなかでのIoTは中国が格段に進んでいて、日本はここでも遅れています。政治家や官僚には期待できませんが(先を見据えられる政治家を生まなかったのがこの国の悲劇)、益々、世界から遅れを取るのではないかと危惧しています。