レポート

高雄・恒春のお酒と食事 その1

公開日 : 2019年05月26日
最終更新 :

10.恆春3000啤酒博物館(恒春)
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/?page=1
(表紙写真)
台南を6時半発の自強号で高雄へ。駅前の投宿予定の宿(康橋大飯店站前館)にまず荷物を預けようと、改札に向かったが・・・ラッシュ前だったのだけど、歩いている女の子がきれいだし、妙なショートパンツのお姉さんもいないし・・・やっぱり都会だなあ、と思いつつ、宿に向かった。高雄站は工事中で、渋谷駅の工事のように最終的にどうしたいのかよく分らない(と思った。)が、まだ長距離バスのターミナルは、站のすぐ横にある。荷物を置いてすぐに向かった。

恒春に行くのは「海角7号」のロケ地を見たい、と言うのが目的だが、調べている最中に見つけたのがこの博物館。恒春のバスターミナルで降りて、 西門の方に向かい(ほぼ途中に阿嘉的家もある)恒公路に出て、マックとスタバのドライブスルーのところを渡って、さらに進んで左手・・・ターミナルから歩いて20分くらいだろうか。

建物の作りは写真の通りなのだが、入口が建物に向かって左手の奥に入ったところでちょっと分りにくい。お兄さんに声を掛けて、入場料100元を払う。最後に試飲するときにそのレシートが100元分のチケットになる、という仕組みである。

私設博物館の割には、妙に充実した(?)内容で、TTLの博物館よりも詳しいかも・・・ということで、それだけでも一見の価値がある。(昨年、ヨハネスブルクのSABの博物館で飲んだソルガムビールも詳しく出ていて、エジプトの象形文字のビールに関する引用もあり、唖然とするくらい(?)詳しかった。)

二階が博物館、一階がバーになっていて、一階に降りるとカウンターで注文できる。台湾での初(?)ビールグラスのビールである。お勧めを聞くとホップ何とか、と言うのと、ピルスナーと言うので、500CCずつ頼むことにした。両方とも一杯180元で、これはなかなか良心的な値段・・・のように思った。

が、味はねえ・・・ホップ何とかはそこそこいけたが、ピルスナーはいまいち、と言うところか。いつも書いているとおりに日本でも四大メーカー好きなので、やや辛口批評になるが・・・なお、つまみは売ってない、と言う説もあり(その代わりに持込可?)私はこういうときはビールだけ飲んでつまみは要らないので確認しなかったが、気になる人は確認した方がよい。
https://www.facebook.com/pg/3000Brewseum/about/?tab=overview

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  • 高雄・恒春のお酒と食事 その3

    12.六合夜市(高雄)
    東港から高雄に戻ってきたのが18時過ぎで、本来なら飲みに出る予定だったのだが、昼間の計2リットルのビールが効いたか・・・いまいち食欲がない。夜は適当にお茶を濁す・・・事に変更して、台湾に行って夜市も行かなかったのか・・・というのも何なので、ホテルに一番近い六合夜市に行くことにした。美麗島站直結、のようなものだし。・・・

    が、台湾初夜市、の私の目から見ても、これはしょぼい。観光夜市、だからなのかも知れないが、お店も少ないし・・・食べ物屋台主体の六合夜市と雑貨主体の香港の男人街、女人街では趣が異なるが、香港で最初に行ったときの衝撃(?)に比べると、びっくりさがない。結局、見るだけで終わった。

    ということで、台湾の本格的な夜市は次回に・・・。

    13.ホテルの夜食競争?
    今回は徹底的に「駅前」にこだわり、台中(中欣商務精品飯店)、台南(台南大飯店)、高雄(康橋大飯店高雄站前館)と泊まったが、このうち、台中と高雄は朝食無しが選べず、朝食付になってしまった。結果としては朝早く出たので、食べなかったのだけど、高雄の康橋大飯店では、チェックイン時に「朝食」のクーポンとは別に、「夜食(英語でnight mealだったか)」のクーポンを無料でくれるという。

    その前に台中の中欣商務精品飯店では、22時過ぎにチェックインしたのだが、
    「ヤショク(ここだけ日本語)のサービスがあります。」
    「不要。(ここだけ普通語)外に出て食べる。」
    「でも無料なので、ぜひお試しを。」
    「いや、いらん。ありがとう。」
    というやり取りをしていた。

    ホテルのヤショクというと、ルートインの夜鳴きそば、を思い出した。私は食べたことがないのだが、台湾だったら、粥と麺のチョイスくらいはあるのかも・・・と勝手な想像をしていた。でも妙なサービスがあるものだ。・・・康橋大飯店に六合夜市から戻ってきたのが20時くらいだったのだが、レストランが妙に混んでいる。ヤショクを食べる人間がこんなにいるのか・・・と言うことで、話のネタで行ってみることにした。

    ところが、なんとびっくりで、きちんとビュッフェ式になっていて、多分朝食並み(行かなかったが)ではないだろうか、というくらい品数がある。デザートまであり、ヤショクどころか、これなら立派な夕食になる。案の定、奥のテーブルでは台湾ビールを何本か置いて、食べている集団がいた。

    で、それなら、台中でもどんなものかのぞけば良かったか・・・とも思ったが、これは不思議な習慣というか、一部のホテルでやっているのか、このクラスのホテルはみんな横並びに(?)やっているのか・・・。

    14.高雄機場The More ラウンジ
    多分、LCC組はみんな知っているだろう、かの有名な高雄MRTの「6時26分高雄機場着の初電」に乗って、機場へ。8時25分発だから、まあいいだろうと思ってチェックインカウンターに行くと、長蛇の列で、私はビリに近い。この台湾人の人達は一体どういう手段で空港に来たのよ。みんなタクシーなの?と聞きたいのを我慢して並ぶ。代わりに・・ということではないが、出国審査が指紋と顔だけでできる(出国審査のある国で、無人出国は初めて)ので、全く並ばずに瞬時(?)に出国できたが。

    出国してから、少し歩いてThe moreラウンジに入る。いつも書いているように、所詮カードラウンジなので、文句は言えないのだが、オーダー麺があり、屋台系ホットミールが2~3種類。魯肉飯というか、肉燥飯というのか、パナの炊飯器のご飯を自分でよそってかけて食べるのが一種。

    アルコールは青島の生と、ワインが赤白一種、もう一つなんだったか・・・貧弱である。私としては、このラウンジのもう一つの目玉のハーゲンダッツのアイス食べ放題よりも、白ワインをきちんとクーラーに入れて冷やすことの方が大事に思えるのだが・・・もちろんハーゲンダッツなどは食べず、ビール二杯とぬるい白ワインで台湾アルコール生活を終えた。
    https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/
    (3ページ)

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  • 高雄・恒春のお酒と食事 その2

    11.屏東黒鮪魚文化観光季(高雄・東港華僑市場)
    今回はこのお祭りがたまたま期間に当たる、と言うことで、狙っていた。よく言う「台湾マグロ」とはどんなものか食べてみたい。・・・

    東港は小琉球へのフェリーターミナルとして有名なので、それに従えばよいのだけど(華僑市場はフェリーターミナルに隣接している)私は恒春から行ったので、その場合は街の中心にある東港バスターミナル(セブンを併設している。)で降りて、15分くらい歩くことになる。(グーグル先生で十分分る。)私は高雄-東港フェリーターミナル・漁港直行バスは調べていないのだけど、東港バスターミナル-高雄が30分~一時間に1本くらいか。

    お祭りののぼりの中、まずは華僑市場に入る。14時くらいに着いたので、やはり市場は午前中・・・なのだが、強行日程で仕方が無い。市場内は非常に賑わっているのだが、私のイメージしている「マグロだらけ(?)」の場所がない。とりあえず、一軒生魚片を食べさせるところに入った。

    ところが総合生魚片(刺身の盛り合わせ)はメニューにあるが、マグロは「時価」になっている。この時の店の人との交渉が難しい。先方は日本人を見ると「トロ」としか言って来ない。私はトロはそこまで好きでは無く、赤身、もしくは中トロででいいのだが、「赤身」の國語、台湾語が分らない。英語で「tuna」とも言ってみたが、もちろん通じない。

    ちなみにトロはいくらか聞いてみたら、500元という。500元で一体どのくらいのどんな「トロ」が出てくるのか、How toro?How many 「片」?なのだけど、私の國語力ではそんなことが聞けない。How many piecies~(そもそも刺身の分量を聞くのにこういう英語なのかも分らなかったが)と聞いても通じない。とりあえず200元の総合生魚片を頼んで、ビールでも飲みながら、考えてみよう、と思った。(2ページ、下から二番目の写真)
    https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/?page=2

    海辺に面した屋外で気持ちがよい。Huawei+中華電信simのグーグル先生(これがどうなるかも別途書きたいが)が、絶大な力を発揮し、ご指導してくれた。この観光季の間は「黒鮪魚専売区」という別のコーナーが華僑市場の外の別のエリアに設けられている、と言う。お会計をしてから、奥の方に向かった。

    すると確かに「黒鮪魚専売区」というエリアがあり、マグロだけしか売ってないではないか。が、こちらは売り切れたのか半分以上の店が閉まっていて、売り手市場になるなあ。・・・と思いつつ見てたら、威勢のいいおじさんの客引きに捕まった。

    このおじさん、さすが専門家(?)と言うか、赤身、中トロ、大トロという日本語を知っていた。これはここで交渉するしかない、ということで、赤身、赤身と連呼した。するとおじさんはまぐろの柵を持ってきて「(身振りで)ここが赤身、ここからが中トロ、この辺が大トロ」と説明してくれた。(私も台湾人にマグロの説明をしてもらうことになるとは思わなかった。)

    値段の交渉に入り、赤身~中トロでこのくらいだったら400元、という。他を見せてくれ、交渉するのが普通なのかも知れないが、まあ、妥当ではないか・・・と思っていたら、もう少し赤身部分を100元で付ける(多分、いつもこうやって「おまけ」を付けているのだろうけど)と言うことで、ここでdoneした。
    (3ページの一番上の写真。右側が「赤身~中トロ400元」左側が「おまけ100元」)

    実際に食べると、赤身~の方は全て油がのっていて、全て中トロ、というところ。これで500元がコスパがいいのかは分らないが、とにかくおいしかった。この店の凄いところは、皿の下にツマとかを入れずに氷を敷き詰めているところで、日本でも刺身を出す時は、こうすべきだ・・・と言うくらい感心した。と同時に、台湾マグロというのは、こんな高レベルな扱いをしているのね・・・と言うことで、すっかりファンになった。

    ここでも金牌1本。ほろ酔い気分だったが、台湾のマグロに対する高度な取り扱いレベルを知ったことが、今回の旅行で一番の収穫(?)だった。

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