レポート

台南のお酒と食事 その1

公開日 : 2019年05月23日
最終更新 :

6.初虱目魚(サバヒー)
台南には夜遅く着いたのだが、布袋でそこそこ飲み食いしていたので、投宿(台南大飯店)してから、少しうろうろしだけで帰って寝ることにした。

さて、いよいよ朝ごはん。サバヒーである。サバヒーが台南名物と言うのはよく知らなくて、台湾全土で普通に食べられていると思っていた。台中では見かけなかったが、嘉義では「虱目魚~」という看板を見たので、いよいよ南の文化圏なのか・・・と思った。

20世紀のニフティフォーラムでは熱狂的なファンがいて、当時の「遺跡」が残っているが、
http://web.archive.org/web/20061114211623/http://homepage3.nifty.com/k-murata/
そんなにおいしいものなのか・・・また、いつかは巴士海峽(この漢字には笑ったが)を隔てたフィリピン側でも食べてみたいと思うのだが・・・・

ホテルを出て、まあ、歩いていればどこかで見つけるだろう、と思って、取りあえずは近場で麺を食べて、さらに歩いていると、赤崁楼の近くで虱目魚粥のあるところを見つけ、入ってみた。

何と言って頼んだが覚えてないが、確かに写真でよく見るものがやってきた。これがサバヒーね。・・・皮が厚くて固いのは何となく想像できたが、やや生臭い(この辺がおいしい店、まずい店の境なのかも知れないが)なるほど・・・と思いつつ、これだけでは分らない。・・・

後で神農街の水仙宮市場に行って、生の虱目魚は十分見学させてもらった。目が特徴的なのでこれなら分るだろうと思った。
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29040/?page=4
(上から五番目の写真)

7.虱目魚主題館
これが今回の旅行で一番食わせ物だったのだが・・・まず、ブログや一部のガイドブックにも載っている「白い虱目魚」の模型、が載っている建物は住所が「光州路88號」になっていると思うが、その場所には今はこの博物館はない。

代わりに安平ちかくの漁光島に「虱目魚主題館」があり、立派な看板もあるのだが・・・建物は小さく、シャッターまで閉まっている。近所に英語がしゃべれるお姉さんがいたので聞いてみたら、ずっと閉まっている、ということで・・・定休日とかも載ってない。最新情報はfacebookが正しい、みたいなのだけど、中文しか無く、団体客が予約すると開けるようなのだが・・・いずれにしろ、行きたい人はfacebookで確認してから行った方がよい。(下から四番目の写真、ちなみに台湾はfacebookのアカウントで知らせる店、施設が多く、アカウントを持ってないとつらいものがある。)

8.虱目魚羹(安平・陳家蚵捲)
ここは人がたくさん入っているので有名なお店(らしい、ことは後で知った)なのか、という判断で入口でメニューを眺めた。「蚵捲」という以上、牡蠣料理のお店なのか・・・と眺めていて見つけたのが、虱目魚羹である。迷わず入ることにした。

この「羹」というのが分らず、手元のガイドブックでも見つけられずに、来たとこ勝負になったのだが・・・久しぶりに外れなかった(?)。虱目魚は団子状になっているので、なかなか味は分らなかったが、このとろみスープを気に入ったと言うか、私も中華圏で初めて食べたスープである。写真コメントどおり、ウスターソースが何とも言えない味がしておいしい。虱目魚団子を入れるのは、亜流(?)みたいなので、他にも挑戦してみたい。

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2件のコメント

  • Gold Medal も Classic も ブラートヴルストをかってきてのんだけど、

    やっぱり前の 印象どおり。 味は 可もなし不可でもない ただ 泡立ちがよくないことが不可 いまはまっているこのビールのほうがいい。

    https://www.beeradvocate.com/beer/profile/435/45325/

    Milkfish は うまいが 小骨が多い。 ミケもむすめもあまりたべなかった。 おかゆとかスープ とかほねぬきしたのだろうか? だいぶあまっているあからそうやってたべてみます。 あじてきには、 あぶらがおおいかんじだから、それはうまいでしょうね。

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    Re: Gold Medal も Classic も ブラートヴルストをかってきてのんだけど、

    ポチとミケさん、こんにちは。

    ご紹介のビール、探してみます。・・・

    ミルクフィッシュはおっしゃるとおり小骨が多いそうで、それをいかに取るかもポイントみたいです。お粥が若干小骨がありましたが、揚げ物は無かったです。スープは団子になっていたので、特に感じませんでした。・・・

  • 台南のお酒と食事 その2

    9.虱目魚の揚げ物(台南・沙卡里巴)
    さて、夜の飲み屋である。また台中のように苦労するのか・・・と思いつつ、今回は台南の飲み屋街と言われる海安路の二段、保安路をなんとそれぞれ一往復したのだが・・・どうしても適当なところが見つからない。(=探し方が悪い???)グーグル先生に泣きついて入ったのが、沙卡里巴。名前が「盛り場」に由来しているように、日本の居酒屋風で、大きなお店である。入ると店員が来て、席に案内してくれて、店員を呼んで注文して、おしぼりもくれるし水もピッチャーでくれるし、全く日本の居酒屋と同じである。中文メニューを除いては。

    メニューを見ると、虱目魚~(何と書いていたか覚えていない)とあるので、それを注文。もう一つは青椒牛肉でこれは文字通り、「ピーマンと牛肉の炒め物」。それに金牌。

    ここは台湾ビールのクラッシックも置いていて、向こうの方の二十人くらいの団体席ではビールをピッチャーで提供している。ピッチャーで売ってくれるところがあるのか、と思いつつ、二本目に「クラッシック」を頼んでみた。(ラベルはかわいい?が)そう、これがあの20世紀の台湾ビール、例の18天と同じ系列である。・・・と確認したところで、三本目は金牌に戻した。

    虱目魚は揚げ物で出てきた。まるでビールのつまみである。白身魚スティック(そんなものがあるか分らないが)みたいでなかなかいける。が、虱目魚についてどうこう言うにはまだ経験不足である。・・・これで今回の虱目魚経験は全て終わった。

    もう一品つまみが欲しい・・・というところでメニューを眺めてみた。厚焼き卵、みたいな気分なのだが、眺めていると滑蛋猪肉というのが目に入った。滑蛋・・・滑っていくたまご(今回は卵ではなく、蛋なので卵料理に間違いない。)・・・半熟のどろどろした卵が頭に浮かんだ(常に想像力でしか決められないのが、問題なのだが・・・)出てきた物を見て、思わずピースサインをしてしまった。「豚肉の卵とじ」のような料理だった。3品3本で520元というのは、コスパ的にはまあまあというところだが、メニュー解読以外は悩まなくてよく、料理もそこそこおいしいのでお勧めである。
    https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29041/

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