6.初虱目魚(サバヒー)
台南には夜遅く着いたのだが、布袋でそこそこ飲み食いしていたので、投宿(台南大飯店)してから、少しうろうろしだけで帰って寝ることにした。
さて、いよいよ朝ごはん。サバヒーである。サバヒーが台南名物と言うのはよく知らなくて、台湾全土で普通に食べられていると思っていた。台中では見かけなかったが、嘉義では「虱目魚~」という看板を見たので、いよいよ南の文化圏なのか・・・と思った。
20世紀のニフティフォーラムでは熱狂的なファンがいて、当時の「遺跡」が残っているが、
http://web.archive.org/web/20061114211623/http://homepage3.nifty.com/k-murata/
そんなにおいしいものなのか・・・また、いつかは巴士海峽(この漢字には笑ったが)を隔てたフィリピン側でも食べてみたいと思うのだが・・・・
ホテルを出て、まあ、歩いていればどこかで見つけるだろう、と思って、取りあえずは近場で麺を食べて、さらに歩いていると、赤崁楼の近くで虱目魚粥のあるところを見つけ、入ってみた。
何と言って頼んだが覚えてないが、確かに写真でよく見るものがやってきた。これがサバヒーね。・・・皮が厚くて固いのは何となく想像できたが、やや生臭い(この辺がおいしい店、まずい店の境なのかも知れないが)なるほど・・・と思いつつ、これだけでは分らない。・・・
後で神農街の水仙宮市場に行って、生の虱目魚は十分見学させてもらった。目が特徴的なのでこれなら分るだろうと思った。
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29040/?page=4
(上から五番目の写真)
7.虱目魚主題館
これが今回の旅行で一番食わせ物だったのだが・・・まず、ブログや一部のガイドブックにも載っている「白い虱目魚」の模型、が載っている建物は住所が「光州路88號」になっていると思うが、その場所には今はこの博物館はない。
代わりに安平ちかくの漁光島に「虱目魚主題館」があり、立派な看板もあるのだが・・・建物は小さく、シャッターまで閉まっている。近所に英語がしゃべれるお姉さんがいたので聞いてみたら、ずっと閉まっている、ということで・・・定休日とかも載ってない。最新情報はfacebookが正しい、みたいなのだけど、中文しか無く、団体客が予約すると開けるようなのだが・・・いずれにしろ、行きたい人はfacebookで確認してから行った方がよい。(下から四番目の写真、ちなみに台湾はfacebookのアカウントで知らせる店、施設が多く、アカウントを持ってないとつらいものがある。)
8.虱目魚羹(安平・陳家蚵捲)
ここは人がたくさん入っているので有名なお店(らしい、ことは後で知った)なのか、という判断で入口でメニューを眺めた。「蚵捲」という以上、牡蠣料理のお店なのか・・・と眺めていて見つけたのが、虱目魚羹である。迷わず入ることにした。
この「羹」というのが分らず、手元のガイドブックでも見つけられずに、来たとこ勝負になったのだが・・・久しぶりに外れなかった(?)。虱目魚は団子状になっているので、なかなか味は分らなかったが、このとろみスープを気に入ったと言うか、私も中華圏で初めて食べたスープである。写真コメントどおり、ウスターソースが何とも言えない味がしておいしい。虱目魚団子を入れるのは、亜流(?)みたいなので、他にも挑戦してみたい。