海外レンタルＳＩＭについて

古めのAndroidスマホを使っている場合、対応バンドに注意が必要です

iPhoneであれば台湾のLTEバンドに、SIMロック解除できるモデルは全て対応しているので、読み飛ばしてください。

台湾各社のサービス提供バンドで、広範囲のエリアで使えるのは
中華電信：3と7と8
台湾大哥大：3と28
遠傳電信：3と7と28
亞太電信：28
台湾之星：7と8

日本では→7は使われていない・8はSoftBankしか使っていない・28は近年使われ始めたバンド
古めのdocomo機やau機ですと、亞太電信と台湾之星のSIMを差してもLTEではデータ通信できないことがあり得ます。
亞太電信の5日間データ通信使い放題SIMは、Amazonなどで700円強で販売されていて、台湾で購入するより安あがりなんですけどね。

そんなもの存在しない→レンタルSIM

日本の番号を使いたいのなら、キャリアー（三社）の国際ローミングしかないですね。SIMを入れ替えてそれができてしまったら、犯罪組織は大喜びでしょうし、日本独自の詐欺電話も益々繁栄します。

でも、目的に合致するのは、現地通信会社のプリペイドSIMでしょう。

1は不可で、私は日本で使っている電話機をそのまま持ち込んでいます。通話専用（Webには繋がらない）ので課金の心配もないし、念のため持っているだけ安心ということです。2以下に関しては、そもそもLineは音声（電話）回線を使っていないので、通常のLINE機能を使うだけなら関係ない。

もう何年も台湾ではSIMは購入していません（同一会社で複数持てないために以前購入のものを使い続けている）。当時はまだダブルID（日本人の場合パスポートと運転免許証）で、かなり厳密でしたが、2年程前に緩和されたようで、今はパスポートと写真付き証明書（社員証でも良いので、恐らく海外では全く役にたたないマイナンバーもOKでしょう）。空港は特例で、パスポートのみで良いとのこと。その分、継続使用ができくなったようです。

私の場合は、一枚は半年のプランをずっと継続し、もう一枚は90日有効なはずなのですが、何故かそれを過ぎても使えるので、時々課金（加購）しています。実際には台北站地下でプリペイドかカードを購入し、そこから消費しています。半年のほうは半年毎にカードから入金して延長を繰り返しています。

なお、宿の無線LANは投資を怠っているせいか、単にユーザーが多すぎるため（結局同じ事）なのか、ほとんど使い物にならないことが多く、そのような時は、自分のSIMでデータ通信します。また、カード情報を入れる必要のあるときは、必ず自分のSIMからネット接続します。他人が設定した無線LANはセキュリティーがわからず、かなり危険なためです。

もし、日本でiPhone XS等のeSIM仕様機をもっていたら、現地のeSIMはまだ無理ですが、HK3のおのを入れれば使えるはずです。そもそもデュアルSIMってこのような用途のために開発されたものなのです。

１、を実現する方法

SIMスロットが２つある、DSDS機能あるいはDSDV機能があるSIMフリーのスマホなら可能です。

現在お使いのスマホが非対応であれば、買い換えられてはいかがでしょうか。