フランツォスカー・レスタウラッツェヴ・オベツニーム・ドムニェ

これをご参考にどうぞ。

http://www.zaziefilms.com/rer/vol_04.html

私は、80年代後半の社会主義旧体制(チェコスロバキア時代)の頃にプラハを訪れましたが、当時のプラハと、今、テレビでよく映ってるプラハの街とでは、全く違っています。この映画は1966年に制作されたらしいので、私がみたプラハの街とも、また、さらに違ってるんじゃないかな、とおもいました。

今、テレビで観る限りで言えば、街は過度に商業的になったというか、懸命に西欧化に傾倒しようとしている雰囲気をヒシヒシと受けます。前は、もっと地味で素朴で、ある意味貧しい、社会主義独特の雰囲気が漂っていました。60年代中盤は、62年のプラハの春を経て、社会主義化への移行期だから、さらに加えて、もっと昔の自由主義時代のプラハの面影が残っていたはずと思うのです。

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1件のコメント

  • みなさん、どうもありがとうございます。

    ごえもんさん、わたしも実をいうと、その雑誌を拝見しておりまして、小泉さんのいった、あの頃のチェコは発見できなかったというところが、気になっていたのです。ゆえに本当にそうなのかなと思い、疑問に思ったのです。
    doubletreeさんは社会主義の頃にチェコに訪れたとおっしゃっていましたが、今でもそのような社会主義の雰囲気が残っているチェコというのは、どこかないのでしょうか?素朴で、貧しい雰囲気とういところが気になって、それを体験したdoubletreeさんが少し羨ましく思います。

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    社会主義の雰囲気と書いて

    ノスタルジックな印象を与えたのでしょうか?ちょっと気を使って「素朴」と表現したせいでしょうか。でも、それは間違いです。社会主義国家って、厳しく、ある意味、恐い所ですよ。

    社会科見学や視察には、うってつけでしょうけど、観光で行くには、そんなに良いものではなかったです。私の場合は、現地で特殊な(貴重な)経験を経たせいか、ウイーンに戻った時は、心底ほっとして、もう二度と社会主義国には観光では行かないと誓いましたよ。

    よく、観光で訪れるには良いけど、実際、生活するにはキツい、素朴な村や町が方々にありますが、自由主義国の観光者にも、現地生活者の不便が手に取るように実感できるのが、社会主義国の特徴です。

    私が経験した社会主義な町は、プラハ、ブダペスト、東ベルリンと、自由主義化丁度翌年のモンゴル国ウランバートルだけですので、現在のチェコスロバキアの現地事情は、現地在住者の方をお探しになるといいかもしれません。

    ただ、社会主義=古くていいもの、みたいな懐古主義的感覚は、間違いです。今の北朝鮮がテレビから伺えるように、社会主義国の特徴は、町のあちこちに、社会主義的なスローガンの看板がかかげてあったり、経済も上手くまわらないので、町が全体的に壊れ掛けてうらびれたような所が多く、また配給が基礎となって、あとは朝市場位しかないので、商業施設(商店、レストラン、娯楽場)がそれぞれのセクターで町に1軒ずつ位しかありません。要するに、歴史的名所旧跡以外は、観光するには、何もない所です。

    それゆえ、今のプラハは、西欧化に傾倒してると書いた訳です。観光客ならば、現状そこにある状態のプラハの町をエンジョイする方が、はるかに利があるとおもいます。