スイスの幹線 本で紹介されている内容で、私が偉そうに書き込む花井ではないのですが・・ >・・これで行こうと思います!地図をみるとアンデルマットで乗り換えた方がチューリヒからまっすぐ南へおりるので近い気がしたのですが、地図だけではわからないですね。 地図を見ていただくとスイスはドイツとイタリアにはさまれていますよね・・と言うよりフランスースイスに連なるアルプスがヨーロッパの一部を分断している所にスイスがあるのでしょう。 従いまして、南北のルートは昔から交通の要所と言うことです。 チューリッヒーミラノのスイス国鉄でゴッタルト峠と、 シュピーツーブリーグのレッチュベルク峠、ブリーグからイタリアへ抜けるシンプロン(峠?) の2ルートがドイツーイタリア間の幹線と言うわけです。 したがって線路規格も良いし、電車も速いわけです。(しかも景色が良い) 紀元前のお話。カルタゴの勇将ハンニバルがイタリアを攻めるのに、像を従えた軍隊でわざわざアルプスを越えて・・(世界史で習いました)。 鉄道書には、ありんこりんこさんが予定されていたルート「ゴッタルト峠」を超えた・・・と書かれていましたので長年憧れでした。 ただ最近読んだ塩野七生さんの本によれば、諸説あって明確なルートは解明されていないとのことでちょっとがっかりしました。 他にも逸話があります。 ご存知のようにスイスは永世中立国ですから第二次大戦の際、国民兵がアルプスに立てこもり、ヒトラーに「スイスに一歩でも踏み込んだら主要な交通路(鉄道・道路・橋梁)を破壊する・・」と宣言。 道路・鉄道が確保できなければスイスに攻め込む価値はゼロなので、ヒトラーは攻め入ることが出来ずスイスは平和を保ったとか・・。 それだけ重要な路線・・と言うことで、ぼうふらおじさんも書かれていますが、両方の峠の底の方にもっと長いトンネルを掘って、時間を短縮しようとしています。 レッチュベルグの線路は残るようで一安心。 ゴッタルト峠も残って欲しいですね。