1.成田空港
成田からの出国は久しぶりだったが、例の顔認証ゲートがある。早速やってみたが、素晴らしい。じっと見つめるだけで、ゲートが開く(!)のである。パナソニックのシステムが妥当な本人確認をしているのかどうかは分らないが、とにかくゲートが開けばこちらとしてはどうでもいい(?)。今もって「スタンプが欲しいから人力イミグレを使う。」と言う人がいるが、解決は簡単で香港のように人力でもスタンプを押さない、とすればいいのに、なぜそうしないのだろう。
2.成田のKALラウンジ
ターミナルの関係でたまたま入ることができたが・・・・私はカードユーザーなので文句は言わないが、KALのビジネス、ファーストクラスの利用者はこんなしょぼいラウンジで何も文句を言わないのだろうか?アルコールはビール二種、赤白ワインが一種ずつ、あまりおいしくないおにぎり3~4種とカップ麺と乾き物、というところである。いつも行ってたAvionに行った方がいいかも、と思った。
3.浦東空港のイミグレ
中国の入国は指紋を採るようになり、厳しくなっているが、イミグレの手前に「自動指紋採取器」がずらっと並んでいる。中国で珍妙な機械を見るのは慣れているので、早速行ってみたところ、パスポートをスキャンさせ、右4本、左4本、両親指を順番に採っていって、うまくいったら「OK」と言う紙がでるので、それを持ってイミグレに行け、とのこと。中国にしては珍しく「OK」という英語なのがびっくりしたが、そもそもこんな紙をイミグレに出せば、何か物事が早くなるのか・・・使わずに素通りしていた人(案外事情通なのかも知れないが)もいるし、落としたらどうなのか・・・
イミグレでは「OK紙」を出したが、パスポートで「先の結果」を確認している様子もなく、改めてイミグレにある指紋取り器で指紋を採られた。あの指紋取り器は少なくとも、日本と韓国パスポートはそれぞれ大声の自国語自動音声が流れるので、あの人は日本人か、とすぐ分る。プライバシーの観点から英語自動音声に統一するように、日韓政府は抗議するべきと思うのだが。
4.浦東空港東方航空77号ラウンジ
ここは中国らしくなく、きちんと運営されていて、カードラウンジとしては好きなラウンジである。人もそんなに多くないし、ホットミールもあるし・・・で、今回も変わっていなかった。
5.香港イミグレ
今回初めて「スタンプ無し入出国」を経験した。一時期、e道登録出来そうな回数をこなしていたが、今は無理。航空会社のインビテーションもだめだし・・・通常は問題ないのだが、時々「イミグレ勝負」をかける必要がある(?)場面があり、e道をうらやましく思うことがある。ここは指紋も採らないし、やはり日本人にとってはよいイミグレの一つである。
6.チェッラッコッ空港プラザプレミアムラウンジ(1番、40番)
ここはホットミールの充実ぶりが有名だが、いかんせん、人が多すぎて閉口した。所詮、カードラウンジの宿命だが・・・アルコールはビールだけで、缶ビール一種と人力のドラフトビールで物足りない。カールスバーグの「ジョッキを差し込むと下からビールがわき出てくるドラフトビール」もやってみたが、こんなつまらんことを考えるならサーバーを置けばいいのに・・・なお、40番には有料だがそこそこ立派なバーがある。
7.シンガポールイミグレ
シンガポールも親指だけだったか、指紋を採るようになっていた。特に近隣諸国をうろうろするわけでもないので、いたって平穏に入国。入国時も免税品が買えるが、シンガポールだとこれを買って入るべき、というものがあるのだろうか。
8.チャンギ空港3T SATSプレミア・ラウンジ
この空港こはたくさんのラウンジがあるそうだが、SQの香港線は長距離(ユナイテッド航空(スタアラ?)の区分と違う。・・・おかげで2Tから3Tに移動する羽目になった。)とのことで、3Tのラウンジに入った。ホットミールが4種類、ワインが赤白一種ずつ、ビールが3種類・・・とまあ、このくらいがカードラウンジの標準だろう。(アルコールのことしか書いてないが。)チャンギはいつかきちんと探検したいと思うのだけど、なかなかチャンスがない。