お返事 その一 列車の違い

そんなにくわしいわけではないので印象からのレスです。

氷河特急というのは昔フルカ峠が邪魔していてスイスの中央部を東西に通しで走れなかった時代・・・氷河の末端に鉄橋をかけてせめて夏の間だけでもとサンモリッツとツエルマットの間を通しで鉄道を走らせた一日一往復の列車がありました。 6月半ばから10月の初めまでで冬季は氷河上の鉄橋をはずします。 34-5年前 その隣りにトンネルをぶち抜いて一年中列車が走るようになりました。 つまり肝心の氷河の上は走らないのです。 10年ほど前まではそれでも車窓からところどころいわれればわかる程度の氷河の末端は見えていましたが いまではそういえばそうだ程度のが2箇所ほど見える程度の・・・元氷河特急です。

3つの私鉄の協力で・・今では2つですが、走らせていたのでそういう意味でEXPRESSです。昔は一往復、いまは人気に任せて夏は4往復ぐらいしていますが 予約も無しに座れる列車の方がほとんどです。

朝都合のいい時間にサンモリッツを出て アンデルマット近辺でお昼、夕刻ツエルマット、またはこの逆のタイミングの1-2本が予約が集中する・・・夏は、のです。

したがってBRIG/ZERMATT 間は普通の電車とお考え下さい。もちろん予約者優先ですが1時間置きにこの区間は走っていますから 乗れなかったら次のにすればいい・・・という事です。

夏でも秋でも冬でもツエルマットからかえる時はよくこの氷河特急のこの部分に乗りますが 予約した事は サンモリッツまで乗ったときだけです。 この区間では乗ってから あっこれって氷河特急だった・・という事もずいぶんありました。

メインのつまり予約客殺到のシーズンでもなければ 客車もふだん普通に使っています。 強いて言うならば側板・・脇の表示板がちがうのと
車内に全線の案内があるくらいかもしれません。

氷河特急グッツは ツエルマット駅、ブリーグ駅のキップ売り場で変えます。普通のキップの窓口でキーホルダーや 傾いたワイングラス・・・リーニンググラスです。

食堂車はシーズン限定。区間限定でツエルマットまでは来ません。しかもたしか今年で打ち切り・・・?。

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