レポート

8月末スイス旅行の断片

公開日 : 2018年09月17日
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チューリッヒ空港着18時。約2時間40分の移動時間の後ダヴォスに21時57分着。その間2回の乗り換え3本の列車に乗ったわけだが殆ど1分の狂いもなく実に正確で(これはその後の移動でも凡そ全て)驚いた。さすが世界一の時計の国、新幹線を6,7分おきに運行する能力はあっても地方路線では5分や10分の遅れなど当たり前のJRなどより遥かに立派なのではないか。

ご存知と思うがダヴォスは標高1500m余、スキーヤーには有名で、さらに近年ダヴォス会議などでニュースになるが夏場は少しコースから外れているのか観光地として話題になる事が少ない気がする。だがむしろそれが幸いしてこの季節、観光客であふれかえることがない落ち着いた良い雰囲気の町です。夜は8月でもかなり寒い。
ここに泊まると各人名前入りのカードがもらえるのでこれでケーブルカーやロープウエイ、循環バス等は全て無料になる。これをつかって2844mのヴァイスフルーに上ったが天気に恵まれて正に360度、ベルニナ山塊を初めアルプスの峰々を眺望出来ました。


30分足らずのFilisurで途中下車してランドヴァッサー橋を写したのちアンデルマットに向かう。そこから朝8:30のポストバスに乗ってフルカ峠、グリムぜル峠を越えてマイリンゲンヘ、更に乗り換えてグローセシャイデックを超えてグリンデルワルトへ行くためです。
この両峠越えは楽しかった。道は良くて酔うこともなくこの日も好天で眺望が素晴らしい。ただ氷河急行の由来となったという氷河は既に無し(かろうじて上部に雪渓)。下方に観光用と思われる鉄路が見えたが蒸気機関車には会えなかった。しかし鉄っちゃんなら知らず、谷とトンネルだから眺望の楽しみは期待できないのではと思えた。ここは夏場だけだがバス又は車に限る?。

マイリンゲンからグリンデルワルトへは道も狭くポストバスも小型になる。途中氷河も見えたし、奇怪な形の山
の裾を通るので楽しめる。ただ途中シャーロックホームズゆかりのライヘンバッハの滝を見落としたのは心残り。
グローセシャイデックを超えてグリンデルワルトの美しい谷を見渡した時はほっとした思いだった。既に15時を過ぎて7時間ほどの移動だったから。

必ずしもポピュラーでない(?)行程の移動を概略書いてみました。

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