中国旅程の相談

チベット入境証と青藏鉄路

１．チベット入境証
チベット旅行には西藏自治区旅游局（チベット自治区観光局）発給の現地旅行社宛の「西藏自治区旅游局外国人旅藏確認凾」（チベット入境証。通称TTB）が必要で、この発給を受けないと旅行自体が出来ません。

TTBは、チベット内の旅行社が主催する外国人用ツァーに参加する形式により、当該旅行社宛に発給されます。実質的には外国人のみの参加で、チベット入りから出までの全旅程・宿泊予定施設・交通手段（車チャーター。ラサ市内のみ公共交通機関利用可）・ガイド（英語or日本語）付きの手配旅行という形式になります。旅行社宛に発給されると、手配旅行を申し込んだ旅行者にこれが送られ、これを提示することでチベット入りの交通機関（空路･鉄路）に乗ることが出来（チケット購入と乗機・乗車の際に入境証提示が必須）、チベット入りすると､出迎えのガイドに入境証を渡し、全行程ガイドが携行します（旅行社宛発給のため。なお、旅行終了後、入境証は観光局に返却）。

この手配は、直接にチベット内の旅行社に申し込む以外に、中国の他地区の旅行社や日本の旅行社に仲介依頼も出来ます。こちらの方が普通ですが。

いずれにしても、、申込時に全旅程を決定する必要があり、事後にこれを変更することは原則的に認められていません。いわんや旅行中に自由に旅程を変更することは出来ません。特にラサから離れて地方を旅行すると、随所に武装警察･公安の検問所があり、検査がなされ、、違反行為（旅程の変更など）があると、旅行社自体（ガイドも）が罰則を受けます。従って正当な理由（道路事故などで旅程の延期をせざるを得ない場合など）なしの旅程の変更はされません。

まず全旅程を決定することが先決で、予定日数でどこを回るか、回れるかを勘案する必要があります。その交渉・連絡などで､旅行社と数度のやりとりをしてから､正式に申し込むのが普通ですから、手間と日数がかかることを承知して下さい。最終的に手配申し込みが完了すると、約１週間ほどでTTBが送られてきます。従って最終手配までの交渉期間をこれにプラスします。なお、上記のような条件で旅行する関係から､中国の他地区に比して､費用も高くなることも承知して下さい（同行人数が少ないほど割高で、1人旅行が一番費用が高い）。

２．青藏鉄路
標高５千メートル越えの高地を走る列車のため、飛行機のように与圧されレており、勝さん九機が備わり、高地病担当の医師が乗車しています。成都からの乗車記と拉薩観光は、
https://4travel.jp/travelogue/10422624
をご覧ください。

30日で足らなかったら・・・

現地の公安に出向いて出国ビザを発給してもらえばよいのです、お金は掛かりますが・・
なお、申請は切れる直前でないと発行してくれません。
万一発行拒否されたときは期日までに出国の必要が生じます。
私は前日に申請で３０日後の出国ビザを発給してもらいましたが１週間残像のある人は出直して来いとつきはなされました。

入域ビザは個人での取得は難しいでしょう、現地旅行社に委託。

希望都市全部行けるかと

観光を天津1日→北京を４日→蘇州2日→上海２日→西安3日として、高速列車での移動時間は計2日程度ですから成都着まで2週間で足ります。

成都で許可書待ち1週間としても、四川省は世界遺産の宝庫ですから、レス２の方のアドバイス通り九塞溝、黄龍、峨眉山、楽山など観光すればいいかと。

Re: 中国旅程の相談

成都で取得予定なら、現地の旅行社に依頼することになります。ただし、成都に入ってから依頼するとなると、旅程決定までの打ち合わせも含めると、１週間以上はかかるでしょう。そして、成都発でネパール抜けまでの旅程を考えると、30日に観光ビザでは、成都に来るまでの日数はし２週間以下となります。

とすると天津・北京・蘇州・上海・西安を回るのは駆け足となり十分な観光は望めないのではないでしょうか。天津・北京・西安・成都に絞るのがいいのではないでしょうか。入境証取得の時間を利用して、四川省内観光をするのがいいでしょう。