今週のNEWSWEEK日本語版が海外旅行のリスク特集だったので、立ち読みしてきました。 その中で紹介されていたリスクマップというサイトが使えそうなので、ここでもご紹介します。 https://www.controlrisks.com/riskmap-2018/maps 色々なマップがあって見ていると面白いです。 GW日本居残り組の時間つぶしにご利用下さい。私もですから・・昨日今日は仕事だったし。
リスクとはなんぞや Maledetta さん、高島さん、こんにちは。 お二人の旅のレポートがちょうどいい時期に連続で上がってきました。 このマップはおそらく、ビジネスや投資家向けに作成されたものらしい、と読めます。 政治リスクという点で、日本とG7先進国のほとんどがローリスクで同程度ですね。 興味を引くのがイギリスです。1段階高い。 政治リスクにも様々な要素がある、その中で、それが経済に及ぼす影響も考慮される、と注釈にあり、 よって、これはBrexitのその先がわからない、と解釈できそうです。 ということはイギリスは日本、イタリア以上に、先が読めない国ということでしょうか、現時点で。 イギリスのことだから上手くまとめることができそうに思いますけど。 トラベルリスクは日本、東南アジアの多くの国、ヨーロッパの大国が同レベル。 欧州のいくつかの小国でほとんどリスクがないとされているので、日本はかつて言われていたほどではないのかな。 セキュリティリスクの注釈を読むと、このトラベルリスクというのがそこに住んでる人の治安状況に近いのではないかという気がします。 海事リスクでは日本領海は極めてローリスクですが、日ロ、日韓、日中の領土領海問題はしっかりと記されてます。 アフリカや南米などのことはよくわからないのですが、だいたいにおいて信用してよさそうなマップという気がします。どうでしょう? アリタリアに関しての最新記事を読んだのがブルームバーグとロイターの4月11日の記事ですが、 ルフトハンザとイージージェットが有力候補らしい。(報道ここまで、以下、個人の感想) 前者だと、欧州の中で1強、敵なしの航空グループじゃないでしょうか? 後者はちゃんとマネジメントできるのか? いや、ルノーが日産を救ったように、なんとかなるのかもしれません。 欧州の航空マップも大きく変わりそうです。
私も同じように感じました 香港一番さま、こんにちは、レスありがとうございます。 私もビジネスコンサルティング会社のレポートのようだなと思って見ていました。 多分、国際政治学者の分析や解説だと少し異なってくるような気がしますし、左派と右派でもリスク解釈が全く反対になるかも知れません。 でも現地事情に疎い旅行者には、学問的な深い分析よりも、表面に現れた現象でリスク判断してくれる方がとりあえずは役に立ちそうです。 政治リスク要因としてポピュリズムがあがっているのも興味深いです。イギリスのEU離脱も結局はこの結果でしたし、欧州大陸諸国もこれに左右されて将来どうなるか不透明になっています。 ところで、アリタリアのニュースを見ても聞いても全然進展していません。ルフトハンザは大幅なリストラを望んでいるのですが、イタリア側がそれに全く応じない状態です。巨大企業なので雇用者数も多く、首を切るに切れないし組合も強硬だし・・というスト最中のフランス国鉄と同様の問題です。イージージェットは多分国内路線をほしがっているのでしょう。これは私もさっさとして欲しいです。特にミラノのリナーテ路線。
Re:海外リスクマップ Maledettaさん、こんにちは。 同じように「1日、2日は仕事、連休期間に海外渡航予定無し」の人間なのでおつきあいさせてください。・・・この地図は「地域のリスク」と「政治リスク」を分けて表示しているのがユニークですね。確かにある地方の街の治安は安全でも、中央政府がクーデターでひっくり返った、とかなると、国全体が「(異論はあっても)危険」と判断されることになるので、こういう表示の方が合理的ですね。ちなみに南部イタリアとチュニジアは地域リスクは同じになっていますが、そんなものですかねえ。中国とチュニジアの政治リスクは同じ、イタリアと日本の政治リスクは同じ、というのもやや気になりますが・・・。 別トビの話になりますが、「リスク」というと、こんな記事がありました。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30093270S8A500C1910M00/ (害の無い会員登録で読むことが出来ます) 要は 1.売却先最有力候補のルフトハンザは「五つ星運動(メルケルさんを目の敵にしている。・・・)」の反対等ですんなり行きそうに無く、混迷している。 2.一方でEUはアリタリアの行方(不正競争防止の観点から)を注意深く見ており、イタリア政府に対しての調査を開始している。(=EUから何らかの指示が入る可能性がある?) とのことですが・・・・個人的にはルフトハンザが今まで傘下に納めた会社と違って、(政府の経済規律を見ていても異なる)ラテンな航空会社(?)を経営できるのか、と言う気もするし・・・・全日空のアリタリア提携の社内稟議書には「ルフトハンザが買収の見込みで、いずれ星組になる。」ときっと書かれていたのではないですかねえ。 一般論として「売却交渉中」の航空会社の切符は何がおこるか分からないので、どうにかなる国内線はともかく、国際線はやめた方が無難です。過去の例、はいくつもありますけど、怪しい国境でのビザ取得と同じで「過去の例を聞かないと考える手掛かりがないのだけど、考えて実行しても実際に行ってみて自分にそれが当てはまるかは分からない。」というやつで、突然破綻して「イタリア国益」のために、航空券が紙くずになったり、いや、どこかの航空会社にとことん運航してもらったり、というのはどちらも起こりうる話です。 昨日、昼ご飯ですき家に入ったらたまたま「浪漫飛行」が流れていたのですが、破綻前のJALが一番輝いてた頃のCMソングだったと思いだしました。私は利用者として破綻を経験したことはないのですが、株主としては、朝のNHKニュースで「ユナイテッド航空がチャプターイレブンを申請した。」と聞くところまで運命を共にしました。シカゴの連邦破産裁判所から、細かい字の書類が送られてきて、何かのアクションをすれば、少しは戻ってきたかも知れませんが、読みこなす労力(能力?)がなく断念。本当に紙切れ(米国の株式は全て電子化されていますが)になりました。旧JALの株主も心の中では今でもわだかまりがある人たちがきっといるだろうと思いますが・・・それでも私は未だに「マイレージプラス」でマイルはためているのですけど。 私のGWは連休後半の後半だけ山梨に行って、ワイン漬けの1日を過ごすくらいです。次回のよいご旅行をお祈りします。
リスクあれこれ 高島たいら様、こんばんは。レスありがとうございます。 私もリスクマップを見ていて、イタリア南部の評価にはかなり疑問です。チュニジアの安全度が向上したという情報は得ていますが、ここのテロのリスクと南イタリアのマフィア犯罪とは同列に扱えないのではと思います。でも政治リスクで日本とイタリアが同格というのは何となく分かります。不安定さにおいて似たもの同士ということなのでしょう。あちらはまだ組閣が決まりませんし。 アリタリアに関する報道のご紹介もありがとうございます。 ドイツ側との話がつかないまま延々と交渉が長引いているのは周知のことですが、やはりEUが介入する可能性がありそうですか。切り売りされて果たして残るのはどの部分かと思っていましたが・・。全日空は先走りすぎたのではないでしょうか。 旅行なしのGWではありますが、ちょうど神戸でイスラーム映画祭が1週間開催されていたので仕事日以外に日参しておりました。東京・名古屋は先月だったようです。数週間後にはイタリア映画祭なので、映画好きとしては暫く楽しめます。