レポート

南アフリカのお酒と食事その5

公開日 : 2018年04月01日
最終更新 :

5.ケープタウン・ステレンボッシュ、ワイナリーツアー

ヨハネスブルクと異なり、ケープタウンは言語によって言い方が異なるそうで、アフリカーンス語の「Kaapstad」というのをそのまま発音すると、「広島のことかあ。・・・」と一瞬思ったりするのだけど、そうではなくあくまで「岬の街」ということでは、各言語とも一致している。・・・・・

ワイナリーツアーは1.犠牲者を一人捧げてレンタカーで回る。2.タクシーをチャーターする。3.オーダーメイドのツアーをアレンジする。4.レディメイドのツアーに参加する。の順で自由度が低くなるが、もちろん、ここで書くのは4のツアーのことである。

ケープタウンからのワイナリーツアーは大きく分けて、ケープ半島のワイナリー、ステレンボッシュのワイナリー、ステレンボッシュ以外のワインランドのワイナリーと三つくらいになるが、このうちケープ半島は多分、City SIghtseeingのツアーが手軽そうである。
https://city-sightseeing.com/en/107/cape-town/131/hop-on-hop-off-cape-town
(Purple Wine Tour)

私はステレンボッシュ、ワインランドの方に興味があったので、最初、下記のツアーに申し込んでいた。
https://www.winedesk.co.za/cape-town/day-trips.html

ここのいいところは日替わりで毎日違うワイナリーに行くということと、ステレンボッシュ以外もカバーしていることである。5日間いれば、20ワイナリーに行けるので(ただ、かなり過酷な日々(?)を過ごすことになるかも知れないが。)ワイン好きにはたまらないだろう。ただ、私は最後まで交渉したのだけど、結局最低催行人数に足りない、ということでキャンセルとなった。メールの対応は素晴らしく良く、お勧めの会社である。(実際には行ってないのだけど。・・・)

次に予定日の2日前にネットで見つけ、何とか割り込めないかと交渉した結果、前日に決まって参加したのが、次のツアーである。
http://wineflies.co.za/scheduled-tours/
(option1の5ワイナリーを回るツアー。)

ここもメールだけでやりとりして、すごく反応が良く、条件もZAR800の費用は当日現金で払えばいい、というので、半信半疑でホテルの前で待っていた(市内のホテルであれば大体ピックアップは無料)のだが、時間にはきちっと来てくれて、しかもツアーが全部終わってホテルに送ってきてくれたところで、全額払うという、お互いよく信用しているものだと感心したくらいの親切さだった。

回ったワイナリーがVilliera Wines,Mitre's Edge,Middelvlei Wine Estate,Lovane Boutique Wine Estate,Vergenoegd Wine Estateの五つで、昼食付、9時~16時というところ。余談だが最後のVergenoegd~はワイナリーにある池のアヒルがある時刻になったら一斉に陸に上がって行進する、というのもウリにしていて、たまたまそれに遭遇したが、それはそれは不思議な光景だった。

難点・・でもないのだが、まるで写真のとおりで9人の参加者は私以外はみんな白人・・・ドイツ人、カナダ人等国籍はいくつかに分かれていたのだが、なぜかみんな白、で揃っていた。それと英語が苦労した。よく英語ツアーに参加しても問題ない、とかしたり顔で言う人がいるが、私も今回ばかりは三分の一くらいしか分からず・・・「ファーメンテイションって何だったっけ?」というレベルだとついて行けない。弁解すると、日本のワイン作りの用語はフランス語から入ってきてる言葉が多いから・・・としておきたい。全部で31種類のワインを試飲した。私は試飲の時にはき出したり、捨てたりするのがダメなタイプ(なお、水はどこでもきちんと出てくるので、たくさん飲みながら試飲する方がよい。水をたくさん飲むと、きっともう一度来ることになると思うが・・・)で、ついつい飲んでしまい・・・おかげで夕食時にはグラスワイン二杯でやめることになった。

が、ツアー自体は最高に良かった。なお、ステレンボッシュに行って、当地のツアー会社のツアーに参加する方法もあるが、「歩き方」記載の方法でステレンボッシュに行くと、単純往復だけでZAR600くらいかかる。もっと安くいける「危険なメトロレール」(ステレンボッシュ駅という立派な駅もある。)に乗っても大丈夫な気もするが、これは次回の挑戦とすることにした。



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2件のコメント

  • ワイナリーの名前を横文字で書いてくれてありがとう!

    検索をするのに どういったスペルなのか推測しなくてよかったので、 とっても役にたちました。
    こうやってみていると、 こういったワイナリーケープタウンの市街から結構ちかいところのようですね。 グーグルの航空写真なんかでみると、 ほんとに住宅地がまじかまで迫っているような感じです。  そのKaapstadtから自転車でも行けちゃうぐらいに見えます。  わたしらもワイナリーに行くとだいたいポチが運転で、ミケが試飲です(ポチはミケがおいしいというのを1口もらうぐらい)。

    ワイナリー周り昼食をワインを買って近所のスーパーでパンとかチーズとか肉を買ってきて ピクニックをするのが楽しいのに 昼食付きというのは! 天気が悪くてピクニックができないのならわかりますけど。  そこでこのツアー会社はもうけているのかな?


    アヒルの行進 ユーチューブで探すと結構ありますね、 笑えます。 アヒルの目指すのは食事ですか?

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    Re:ワイナリーの名前を横文字で書いてくれてありがとう!

    ポチとミケさん、こんにちは。

    アルファベットで書いている最大の理由は・・・・発音出来ないからです。当地はアフリカーンス語の本拠地みたいなところですが(ステレンボッシュ大学はアフリカーンス語で講義をする大学としても有名)固有名詞の部分はなんと発音するのか・・・

    今回失敗の一つが「カナ書きをそのまま話したこと」で、さすがにジョハネスバーグ、ジョバーグは知ってましたが、例えばGauten州、Gautrainは英語スピーカーにとっては「ハウテン州」「ハウトレイン」ではなく、「ガウテン州」「ガウトレイン」なんですよね。こいつ、変な英語をしゃべるなあと思われただろうなあ。

    アヒルは人間が号令をかけるのですが、人参をぶら下げるわけでも(?)なく、かれらがなぜ号令に従うのか、よく分からなかったです。

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  • やはり

    その5がきたか
    その6もあるんだろうな

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