レポート

凶悪都市ヨハネスブルクの歩き方その1・・・凶悪空港ヨハネスブルク空港到着

公開日 : 2018年03月04日
最終更新 :

昨年、アフリカの水を飲んだ結果、今年はハボローネ(ボツワナ)、プレトリア、ケープタウン、ヨハネスブルクを七日間で回るという久しぶりのスタンプラリー式の旅行をすることになった。そのうち、ヨハネスブルクは一日半ほどいたのだけど、「歩き方」が危険だとあそこまで書いた上で、地図さえも載っていないヨハネスブルクのダウンタウン(CBD)を十中八九襲われるという(「歩き方」より)首締め強盗に襲われるまで歩いてみよう、というのが今回の目的の1つだった。

ドバイ経由でヨハネスブルク空港には16時頃に到着、その日は「安全な」空港ホテルに泊まり、翌日、8時前の飛行機でハボロネに向かう、という予定でいた。空港に着き、ボーディングブリッジに出た瞬間から、緊張が走る。凶悪空港OR・タンボ(この人はネルソン・マンデラと一緒にアパルトヘイトに対して闘った人、というのは後になって知った。)国際空港である。トイレに行ってもきょろきょろしながら・・・でイミグレに向かった。ところが、イミグレの人数が少なく、しかも大した審査もしない(写真を撮ったり、指紋を採ったりはしない。)くせに、時間がかかる。ダル・エス・サラーム空港でさえ、ここまでのんびりはしていない。・・・・アフリカ一の先進国ではないのかとだんだんと怒りモードに変わっていく。イミグレは一時間かかり、17時半頃に出る。

到着ロビーに出た。これがかのヨハネスブルク空港か・・・両替所がアメックス(アメックスの両替所なんて既に絶滅したのかと思っていた。)、トラベレックス、Bidvest(地場資本)とでかいのが三つ並んでいるのだが、肝心なATMがない。いかん、凶悪空港を荷物を持ったままうろうろしたくない。・・・10分くらいうろうろして、ようやくAbsa銀行の空港内支店の横のATMを見つけ、近くにいる凶悪風お兄さんを気にしつつ、R2,000ほどおろす。

さて、ホテルは空港直結ホテルの2つのうちの1つ、シティ・ロッジを予約していた。が、このホテルがどこにあるかが分からない。(私は羽田のEXCEL東急みたいに本当に直結しているイメージを持っていた。)また、10分くらいうろうろして、あきらめて職員のお兄さんに聞いてみた。

すると、フロアを上がりあの道を真っ直ぐ行け、という。直結ではないのか・・・なんとこのホテル、パーキングの上にあり、そのパーキングまで歩く(成田のパーキングのように空港ロピーから道が続いている。)必要がある。人けのない道を歩いて行くと、小さなエレベータがあり、それに(乗らざるを得ない。他に行き方は分からなかった。)乗ってようやくフロントにたどり着いた。

これを「空港直結の安全なホテル」という論評はどうかしている(?)と思うが、これだったらシャトルバスがきちんとしている空港周辺ホテルか、もっと手前にあるインターコンチ(値段がどのくらいか知らないが。)の方が安全である。パーキングまでの人通りのない道をどう評価するか、だけど・・・。

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    18/03/09 02:48

    南アでリステリア食中毒が流行中だそうですが

    ニュースなどご覧になっているとは思いますが・・大丈夫でいらっしゃいますか?くれぐれもお気を付けて。
    対策はすべての加工肉を避けるように、ということだそうです。

    http://www.bbc.com/japanese/43283978

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    Re:南アでリステリア食中毒が流行中だそうですが

    Maledettaさん、こんにちは。

    この話は帰ってきてから話題になったので、うーんと言うところなんですが(当地ではズマ大統領の辞任のニュースも落ち着き、2018年度国家予算案のニュースが連日トップでした。)基本的に「フレッシュ・ビーフ(?)」を食べていたので、多分、大丈夫ではないかと・・・・。朝ご飯に出ていたソーセージとビールのつまみで食べたソーセージ、あとはもう目一杯食べたビルトン(南アのビーフジャーキーのようなもの)くらいですかね。・・・

    検疫については、いつも映画の「エイリアン」シリーズが参考になると思う(?)のですが、人の体に入ったまま持ち込まれると、やはり分からないですよね。・・・・・もし、日本でリステリア菌起因の病気が流行ったら、「高島たいら」というのをちょこっと思い出してくれれば、何も言うことはありません。・・・・

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  • 凶悪都市ヨハネスブルクの歩き方その2 ハウトレインと夜のサントン

    チェックインしたのが18時半頃。結局一時間ちかく空港をうろうろしたが、さて、今から食事に行かないと。・・・今日はサントンでレストランを探そうと決めていたので、ハウトレイン乗り場まで、ひとけの無い道を空港まで戻ることになった。

    ハウトレインの乗り場がまた分からず。・・・どうもこの空港の標識とは相性が悪く、Trainの方向に行くと、いつのまにか後方になってしまう。でも、ようやく改札を見つける。券売機を眺めると、難しい。窓口で買うことにした。ICカードとサントンまでで、160ちょっとと言われたので、えらく高いデポジットだなあと思っていたら、帰りにR149と言われた。なんと空港-サントンを往復するだけで3000円近くする。・・・が、仕方が無い。
    https://www.gautrain.co.za/
    この路線図を見て、変に思わないだろうか。空港からはサントンまでしか直行しない。ヨハネスブルクの中央駅であるパーク駅に行くには乗り換えないと透けない。ここがヨハネスブルクのCBDを象徴しているというか・・・空港からCBDに行く人があまりいないのである。

    乗ってびっくりしたが、確かにこのスピードは今までの「アフリカ」では経験したことがない。ホームにも警備員がいるが、列車にも複数乗っている。案外、この人件費が高いのかも・・・サントン駅がまた地下4階くらいの深い位置にある。これもエスカレータで行くより、エレベータで一気に上がった方がいいかも知れないが、とにかく20時頃のサントン駅を出た。サントンでも夜は一人で歩かない方がいい、と「歩き方」は言っている。

    がどうも景色がおかしい・・・そう、ネルソン・マンデラSQがある「表側」でなく、ラディソン・ブルーがある「裏側」に出たのである。仕方がない、シビックセンターの横の道をとぼとぼと歩き、ネルソン・マンデラSQに到着。ちょうどいいレストランが見つかり、食事とワインを三杯(南アフリカのすごいところはグラスワインが150~200CCくらい入っている)飲んで、すっかり気分がよくなり、21時過ぎにお店を出る。

    ほろ酔い気味で夜のサントンを歩くのはいかん、と思いつつ、ようやく駅にたどり着く。結局、駅から「表側」に出る方法は分からず。サントン駅で乗った列車はたまたますぐ近くに警備員がいることは分かっていたが、眠くなってきた。いかん、ここで眠ると身ぐるみはがされるぞ・・・空港駅で警備員に肩をたたいて起こされた。空港終点で良かった。シンガポールのMRTでも飲んで眠って乗り過ごしたことがあるが、外国ではJRと異なり眠ると危険である、というのを頭では分かっているのだが。・・・

    またもホテルまでの道を歩くのだが、時間が遅くなればなるほど、おっかない道だ、と思うのは私だけか。ホテルに着いたのは22時頃だったか・・・今日の反省を明日につなげたい。

    翌朝は6時前にチェックアウトし、空港までの道を歩いたのだが、やはりひとけがほとんど無い。・・・この後、二回ほどこの空港には寄ったが、結論としては、凶悪空港(?)にはほど遠く、一般的な注意(スリ、置き引きに注意)で十分である。ただ、空港直結のシティ・ロッジは逆に深夜に着いても「安全」なものなのか・・・やや、???の気がした。

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    たいらさんは ワインがうまいと

    もう身ぐるみはがれても ご機嫌ですね。

    前おっしゃていたワインガイドブックもう役にたちましたか? 旅行の行程もたぶんワインのうまいところにいかれるのでしょうね?

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