レポート

センター試験 地理B

公開日 : 2018年01月16日
最終更新 :

ここで話題になってないのが不思議だが、騒ぎ自体はご存じのはず。

第五問で高校生のヨシエさんが、コペンハーゲンin→ベルゲン→オスロ→ストックホルム→ヘルシンキoutと旅行(個人的にはどこの航空会社のチケットだろう?というのも疑問だが)し、旅行したノルウェー、スウェーデン、フィンランド(デンマークは経由地だそうだ)について、体験したことが設問の基本になっている。

問題は問4で、彼女は3つの国で言葉の違いに気づいたそうで、そこで過去に「三カ国の童話をモチーフにした」アニメが放映されたことを知り、色々と調べた。例として「ニルスのふしぎな旅」とスウェーデン語の「いくらですか?」あたる文章が有り、設問は「ムーミン」、「小さなバイキングビッケ」とノルウェー語とフィンランド語の「いくらですか?」という言葉が書いてあり、正しく組み合わせよ、というものである。

ノルウェー語もフィンランド語も知らないが、スウェーデン語を見れば、どちらがノルウェー語かは区別できる。が、問題はどっちがどっちかで、ムーミンがフィンランドの文学作品と知らない受験生が案外多かったらしく、間違った受験生から文句が出たらしい。

フィンランド大使館が「作者のトーベ・ヤンソンは母語がスウェーデン語でした。」と何のフォローにもならないツィートをしたそうだが、一番の問題はネットでも話題になっているように、問題文では「ノルウェーとフィンランドを舞台とした」とあるが、ムーミンはフィンランドが舞台でなく、ムーミン谷が舞台である、というもので、確かにフィンランドではないと私も思う。

ニルスがスウェーデン人であの物語がスウェーデンを舞台にしていることは分かるが、ビッケはノルウェー人なのだろうか?倭寇はすべて日本人である、みたいな気もするのだけど・・・大体あの話は文字通り「世界」を舞台にしていて、ノルウェー人がノルウェーを舞台にした(これもスウェーデン語で書かれたとのこと)物語とは、私は見ていた当時思っていなかった。同様にムーミンはフィンランドかばなんだろうか。ミーはフィンランド人?

問題作成者が同世代だなあ(!)とは思ったけど、問題にかなり無理がある。しばらくはもめるのではなかろうか・・・。



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15件のコメント

  • 18/01/19 21:19

    二日前に書いた大ボラ投稿に記憶が無いと言い張るのは

    単なる健忘ではなく

    虚言。

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  • 18/01/19 21:11

    相も変わらず

    程度の低い書込み。
    感心、賞賛すべきこと皆無。

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  • 18/01/19 20:26

    消えたコメント

    閉めたらいかがですかと書きましたが、貴重なコメントが消えて残念なので魚拓から張り付けておきます。


    コピー

    7. エストニアは無関係。フィンランド語は難関の北欧3国語に比べれば容易かも
    マルコポーロ3 18/01/16 13:24

    寒びーなさん、お久しぶりです。
    前のHNの方が日本語表記もできて、よかったのに。
    Sabinaファンとしては寂しい気がします。ソースさんもきっとそうでしょう。

    >フィンランド語が北欧では異質というのはその通りですが、ご近所のエストニア語も同系統のフィン=ウゴル語族ですから、フィンランド語だけではありません。何でも日本語にはインド=ヨーロッパ系言語よりは近いらしいので、日本人にとっては学びやすい言語だとか。本当なんでしょうか。

    問題ではでの北欧4国内での比較ですから、エストニアは関係ないかと。
    それをいうならハンガリーも出さないとおかしいです。

    日本語は世界的には難しい言葉らしいですよ。
    それと似ているのですから、日本人にも難しいかと。
    ただ、語順は日本語に似ていて、発音は日本語と同様、原則子音+母音の組み合わせなので、やさしいかも。
    フィンランド語で聞いても、聞き返されたことはないので。


    10 お言葉ですが
    Muumilaakso 18/01/16 19:019

    >ただ、語順は日本語に似ていて、発音は日本語と同様、原則子音+母音の組み合わせなので、やさしいかも。

    日本語の基本語順が SOV であるのに対し,フィンランド語は SVO です。

    フィンランド語には日本語にない色々な二重子音があり,語尾も子音で終わる語が多くあります。「原則子音+母音の組み合わせ」とはいえません。子音+母音+子音 の音節は非常に多くのバリエーションがあります


    4 Re: センター試験 地理B
    Muumilaakso 18/01/16 04:055

    北欧の国々についての大雑把な知識を問うお気楽なクイズとしてならいいと思いますが,指摘されているとおりムーミン谷がフィンランドとはいえないこと(険しい山や谷,砂浜といった地形がそもそもフィンランドらしくない),フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語で優劣がないこと,ムーミンはフィンランド語で書かれたこと,バイキングは現在のフィンランドあたりにもいたことなどからは,学問的にはちょっと隙がありすぎるというか,出題者のプロフェッショナリズムが感じられない問題だと思いました。

    しかも1ページ使った問題でヨシエさんにわざわざ旅行させた割には回答の選択肢が薄っぺらで,にもかかわらず配点が100点中3点もあると聞いてまた驚きました。

    なお,フィンランド語を「アジア系」というのはどうかと思います。他のアジアの言語の系列というわけではないので。ウラル山脈の西側がアジアに「近い」からというなら,むしろ印欧語族の方がインドまで広がっています。

    フィンランド語は発音と文法の一部が日本語に似たところがありますが,名詞,動詞,形容詞のあまりに多彩な語尾変化に音を上げる日本人は多いです。また語彙が日本語とも英語とも大きく違うのでたくさんの単語を一から覚えなければなりません。英語・ドイツ語と共通語源の語が多くてあまり変化しないスウェーデン語の方が,この点で楽に感じる人も多いのではないかと思います。

    コピー終わり

    以上です。

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  • 18/01/19 19:16

    自分が書いて今も検索できるホラ話を

    二日後には書いた覚えがないと書く、大ボラ。

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    あなただけが叫んでいるだけ

    それは大ボラなどではなく、本当だということです。
    よって、大ボラ呼ばわりは誹謗中傷ということになり、削除されたのです。
    いい加減学ばれたら。

  • 18/01/19 19:10

    素人さんのご意見だったですね。経済コンサルタントさんの。

    その人、浅学なところがあります。ご専門外のことなので。
    ストックホルムのVasamuseet画像検索でドカンと出るのはヴァイキング船ですし、ビッケもスウェーデンのVikingだと語らせています。フィンランドからもヴァイキング剣が副葬品として出土しました。墓から出るのはそこの権力者側だからです。スオミ人とは限りません。ノルマン系が既に越冬したテリトリーだったかも知れません。

    日本にはサンタの故郷ノルウェーが認めた国外初のサンタランドなるところがあります。国際サンタクロース協会だってデンマーク。トルコの古代都市Myraの大主教がサンタのモデルで驢馬で旅をしたので、フランスではツリー下に褒美のニンジン。イタリアにはサンタは最近まで不在。今もポピュラーではない。エピファーニャの日に箒に跨ってくる老婆がプレゼント持参。カオスな存在サンタの故郷はスオミだけではない。商業活動で本家老舗と言っているだけのもの。商業活動的サンタにローマ法王庁がお怒りになったのも戦後のこと。
    千と千尋についても台湾に触れ忘れていますね。コンサルタントさん。
    ムーミンもスウェーデン語系の作家ヤーンソンが母語で書いた。スオミの大使館もムーミン谷は 皆さんの心の中にありますとコメントしています。
    良問になり得たのに、出題側も浅学でしたがノーカウント処置にするほどではないです。
    「タB 」なんて既に書きました。今更インパクトありません。

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    貴方だって素人中の素人

    でも、見解は高島さんやあなたもとても及ばない見事なもの。タBは誰一人として言及していません。
    こんなところでしか書けない私たちと違って、第一線で書ける方の違いを私たちも認識すべきでしょう。我々はしょせん井の中の・・・でしたね。
    お互いに自戒しましょう。

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  • 実は設問に答えが出ていたとは驚き!

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180119-00156391-diamond-soci

    これによると、このトピでセンター試験設問は稀有の良問題で、この掲示板のようにそれに否定的な方は中二病だそうです。

    イラストにある小人のバイキングとムーミンはどちらもノルウエーとフィンランドの妖精の姿で、ムーミンを知らなくても、フィンランドでの妖精の姿(ムーミン風)さえ知っていれば解ける問題とも。

    決定的なのは作品の例題である、ニルスの不思議な旅、の「旅」がタb(旅)と正解を暗示したオヤジギャルだったこと。要するに タ と b が正解だったわけです。

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    退会ユーザ @*******
    18/01/19 17:45

    あはは

    物書きは、わざと、常識はずれのことを書いて、注目させようとしているんですよ。

    書いてあることの反対が真実です。

  • フィンランドの新聞にも

    ご参考までにですが,月曜日にフィンランドのいくつかの新聞にこの件が載っていました。

    Helsingin sanomat http://www.hs.fi/ulkomaat/art-2000005526685.html

    そういえばフィンランドでは maantiede という科目は日本でいう地理と地学を合わせたような内容でした。

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    Re: フィンランドの新聞にも

    高島さん、Muumilaaksoさん、みなさま、おひさしぶりです。
    皆様の書き込み、興味深く拝見しました。

    Helsingin sanomatの指摘の通り(自動翻訳で読みました。便利な世の中です!)

    「作品を知らなくてもバイキングといえばノルウェーの類推で解ける問題、と朝日新聞は指摘する。しかし、それでは問題は解けない。両作品がスウェーデン語を母語とする作家によるものであると経験豊かな学生は知っているだろうから」

    よくぞ言ってくれたと思いました。
    両作品を知らなくても解ける問題ではなく、読んでいたらむしろ解けなくなる問題ですよね。とくにビッケのみ読んでいた受験生ならば、当時のデンマーク支配地の辺境を本拠地とするスウェーデン系弱小バイキング集団が知恵を使って広い世界に乗り出す物語と知っているわけで、その舞台が北海側かバルト海か、と問われると、両方では?としか考えられず困るはずです。バイキングの歴史に興味津々の受験生にとっても、バイキングの舞台から現フィンランド領を除外する理由はないだろうし。

    ところで、私が子供時代に読んだムーミンのタイトルは、Finn Family Moomintrollなんですよ。
    以来、ムーミン一族はフィンという集団だと思いこんでいて、ヤーソンがスウェーデン語圏出身だとも、フィンランドにスウェーデン系が多いことも知らなかった。しかも、ビッケはまだ知らず、ヴァイキングのヒーローといえば赤毛のエリックやレイフ・エリクソンで他は知らなかったもので、中学当時の私ならばあっさり”正解”を出していたと思いますね。

    北欧諸国に関心が高ければ高いほど迷い、知識が貧弱だと解ける悪問。
    入試センターはどう決着をつけるつもりだろうか。

    フィンランド語、ぼんやりと興味を持ちました。
    膠着語は周辺から孤立しても、大集団が使う言語と併存しても、生き延びやすいのかな、などと。

    では!

  • 別にもめないようですよ

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00000072-asahi-soci

    ということのようです。

    >しばらくはもめるのではなかろうか・・・。


    そうでもないようですな。

    常識に考えれば

    (例)スエーデンのイラスト  スエーデン語

    ムーミンのイラスト  フィンランド語
    バイキングのイラスト ノルウエー語

    なんていうすぐ右に答えがある配置にするわけないじゃん。
    必ずクロスにするはず。
    バイキングがノルウエーは常識だから、賢明なる受験生なら、それを選び、上がノルウエー語、下がフィンランド語とするはず。
    つまり、ムーミンなんて読んだことも、アニメを見たこともなくても正解できるということ。

    完璧な設問なんてありえないよ。

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    もめないのも問題だと思う。

    こんなトレビアルな問題だしていて。 まあニュースでなく「特ダネ」(小倉さんこの問題できなかった!)レベルの話だけと。

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  • 地理とはなんぞや?

    アメリカのナショナルジオグラフィックという雑誌を見るたびに考えさせられることですが、 日本ではムーミンも地理なのですね。


    地理学は学際的な分野であるため、大学によって設置学部が異なる。日本では文学部に設置されている大学が多いが、理学部に設置されている大学もある(東日本の一部の大学で、東北大学など)ほか、文系理系どちらでも地理学を学べる大学もある[3]。このため大学入試でも、受験大学によって文理が異なり、文学部に設置されている大学は文系型、理学部に設置されている大学は理系型の入試となる。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%86%E5%AD%A6


    だってさ。 そうなんだ。 センター試験 地理Bというのは何だろう? そもそも センターというのは何なのだろう(受験塾? ニュースで見てもよくわからない)

    ポチは北欧にはいったことないけど、 フィンランドはバルチック海 ノルウェーは北海沿いということぐらいはしっていますね。

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    フィンランドはバルチック海 ノルウェーは北海沿い

    というのは知っているから 「小さなバイキングビッケ」 は 当然ノルウェーで じゃあムーミンがフィンランドということになります。

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  • Re:センター試験 地理B

    >hevvoさん
    ここの板の人は、受験生を甘く見ている(!)と思いますよ。さすがにセンター試験を(記念受験でなく)受ける受験生は5秒も眺めれば、どっちがフィンランド語かは分かるはずで、そこに差は付かないのでそれを踏まえて、考えましょう、というところが滑ってしまったというところと思います。ネットでもムーミンとフィンランド語が結びつかなかったというのが問題になっていて、どっちがフィンランド語か分からなかった、と言う人はいないようですし・・・・。ところで、あれが『旅の指さし会話帳』からの引用とは気づきませんでした。となると、次は「歩き方」からの引用ですね。・・・

    >Maledettaさん
    ウラル・アルタイ語族というのは、どういう特徴なのか・・・は学問的にあると思うのですが、私は単に「単語の語尾の変化か助詞がつくことで格を区別する」のではくらいの浅い浅い知識しかないです。トルコ語、ハンガリー語は確か語尾が変化して、欧米語みたいな前置詞みたいなのがないはず・・・フィンランド語はよく知らないです。そういう意味では韓国語がびっくりで、世界にはこんなに日本語に似た言葉があるんだと感心した覚えがあります。

    >Muumilaaksoさん
    フィンランド語はよく知らないのですが、旅行で苦労したのはアイスランド語です。電話がなぜtele何とかでなくて、simiになるのか・・・から始まり、ヨーロッパの言葉とは思えない単語、滅茶苦茶変化する動詞(これはラテン語とかギリシア語もそうですが)、等、ローマ化されなかった昔のバイキングの言葉がそのまま残っているのかなあ
    と思いました。

    >GIULIAさん
    私も問題文を読み直しましたが、おっしゃるとおり「舞台にした」が大問題の語句で、これだけでアウトと思います。フィンランド大使館の「みなさんの心の中にあります。」という「公式見解」はやはりムーミンの舞台がフィンランドであるのは無理があるが、よその国の試験だし・・・というのがありありと思うんですけどねえ。

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  • 北欧地理の基本的知識があれば解ける問題では?

    >コペンハーゲンin→ベルゲン→オスロ→ストックホルム→ヘルシンキoutと旅行(個人的にはどこの航空会社のチケットだろう?というのも疑問だが

    少しも疑問ではありません。どこの航空会社かは割引航空券の話であって、そもそも割引でない普通の航空券はコペン→ヘルシンキの4区間はどの航空会社でも乗れます。高校生が一人でという設定ですから、親が高いけどあらゆるハプニングに対応できる航空券を買ったと考えるのは自然です。予約便に乗り損なっても、キャンセル料や追加運賃なしで直近で発つあらゆる便に空席があれば乗れるのですから。
    また、文には旅行とあるだけで飛行機でとは書いてないのでベルゲン以降は列車+フェリーとも考えられます。

    問題全体としてはレス2の方が正しいと思います。
    TVでも予備校講師が北欧4か国の基本的知識があれば、誰でも正答が出せると言っているのも2の方と同じです。

    4国の中でフィンランドだけが印欧語族ではない、以前はウラル・アルタイ語族といわれたアジア系民族いわれたで、「ありがとう」が皆「タック」の、スカンジナビア3国、とは全く異なるということを理解しているかどうかの問題です。
    スウエーデン語の「いくら?」は書かれているので、それにそっくりな言葉がノルウエー語とわかるし、それを選べば2択の残ったほうがフィンランド語です。
    だから、ムーミンの記述があろうがなかろうが、この問いを間違えた方は北欧の地理に関する知識がないとなります。だから、ムーミンの例が不適切だったとしても、それを理由に全員を正解とするという対応はあり得ません。

    北欧諸国では言語に、民族的に、3国では(アイスランドを加えると4国)とフィンランドでは異なるという理解を問う問題なのです。

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    理系受験でセンター地理を取った者です

    点数が取れればよいだけの4択選択問題です。

    ヴァイキングがノルウェーまたはスウェーデンであることも当然学習する。
    →チがノルウェーである(≒フィンランドではない)
    →よって③④除外

    フィンランドがフィン人でアジア系に近いということは高校授業で学ぶ。
    →言語系統からスウェーデン語と似つかないBがフィンランド
    →よって正答は「選択肢からは」②に絞られる

    消去法という社会の常識も試されているのでしょう。

    もう一度地理を学びたくなってきましたよ。

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  • 18/01/16 10:43

    問題文「ノルウェーとフィンランドを舞台とした」は崩壊。

    「ムーミン」…スウェーデン語系フィンランド人がスウェーデン語で記述。
    作者ヤーンソンが夏に過ごした事があるスウェーデンの島からインスパイアと、スウェーデン大使館がFB投稿とのこと。(これは確認できませんでした。)ジブリ作品では触発されたらしいという地名がよく語られますが。
    分の悪いフィンランド大使館はムーミン谷はみなさんの心の中にありますとのこと。原作にもどこの国を想定とは無いようです。
    サンタクロースの住居地と同じで架空の地ですから。
    選択欄に B. Paljonko se maksaa? というフィン語訳文を登場させたのは出題者たちの不見識。

    「小さなバイキングとビッケ」…スウェーデン作家ルーネル・ヨンソンがスウェーデン語で書き
    このフラーケ村の部族はスウェーデンの部族との記述が含まれているそうです。

    三作品の原作は全て瑞典語であってその内二作品は瑞典が舞台。一作品は瑞典の島に触発されようが架空の谷。
    「ノルウェーとフィンランドを舞台とした」が、そもそも成立していません。


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    重箱隅の典型

    当掲示板ではムーミン谷、ムーミンワールドといえばフィンランドが常識。一般の日本人もムーミン=フィンランドでしょう。
    高校生にとってはいかにひと昔前の話でも、ハイジといえばスイス、サウンドオブミュージックといえばオーストリアというくらいムーミン=フィンランドは日本人の常識です。

    出題者たちもそれ(常識)を基に問題を作ったでしょうから、一概に責められないかと。

  • Re: センター試験 地理B

    北欧の国々についての大雑把な知識を問うお気楽なクイズとしてならいいと思いますが,指摘されているとおりムーミン谷がフィンランドとはいえないこと(険しい山や谷,砂浜といった地形がそもそもフィンランドらしくない),フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語で優劣がないこと,ムーミンはフィンランド語で書かれたこと,バイキングは現在のフィンランドあたりにもいたことなどからは,学問的にはちょっと隙がありすぎるというか,出題者のプロフェッショナリズムが感じられない問題だと思いました。

    しかも1ページ使った問題でヨシエさんにわざわざ旅行させた割には回答の選択肢が薄っぺらで,にもかかわらず配点が100点中3点もあると聞いてまた驚きました。

    なお,フィンランド語を「アジア系」というのはどうかと思います。他のアジアの言語の系列というわけではないので。ウラル山脈の西側がアジアに「近い」からというなら,むしろ印欧語族の方がインドまで広がっています。

    フィンランド語は発音と文法の一部が日本語に似たところがありますが,名詞,動詞,形容詞のあまりに多彩な語尾変化に音を上げる日本人は多いです。また語彙が日本語とも英語とも大きく違うのでたくさんの単語を一から覚えなければなりません。英語・ドイツ語と共通語源の語が多くてあまり変化しないスウェーデン語の方が,この点で楽に感じる人も多いのではないかと思います。

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    18/01/16 17:12

    ごもっとも。短期旅行者は看板・標識は瑞典語を読み英訳。

    DK/Godmorgen.〜〜NO/God morgen.〜〜SE/God morgon.〜〜と来てFI/【 Hyvää huomenta.】

    挨拶語のふおめんた!とかモイ!そしてキートスなどは覚えて損はしないでしょうが、

    以下はある研究者さんのツイートから
    >ヘルシンキの街中のフィンランド語とスウェーデン語の2言語表記、予めフィンランド語を少し勉強していたものの中途半端だったので結局全く勉強してないスウェーデン語から見当つけた方が早いことが多かった。Kansalliskirjasto(芬)=Nationalbiblioteket(典)とか、後者のほうがなんとなくわかる

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  • 退会ユーザ @*******
    18/01/16 02:14

    確かにものすごく大雑把な問題です

    高島たいら様、こんばんは。

    この騒動、恥ずかしながら初耳で、ご投稿で始めて知りました。
    センター試験は毎年問題発表時に世界史を趣味で解きますが、地理は見ていませんでした。
    早速検索して見ましたが、確かにこれは私大だと作成ミスとして騒がれる部類になるかも知れません。阪大の研究室(旧大阪外大ですね)が疑問を呈したそうです。
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25694760V10C18A1CC1000/

    架空のムーミンを題材にしたことがまずいですね。フィンランドが舞台とは到底言えません。
    「カレワラ」なんて問題のネタにできないのかな・・・高校では習わないのでしょうか。
    ヴァイキングがノルウェーかスウェーデンというところから類推で何とか解けるかも知れませんが、回答が出せたからそれで良いというものでもないでしょう。

    ちなみに、上の方の書き込みについて一言補足です。
    フィンランド語が北欧では異質というのはその通りですが、ご近所のエストニア語も同系統のフィン=ウゴル語族ですから、フィンランド語だけではありません。何でも日本語にはインド=ヨーロッパ系言語よりは近いらしいので、日本人にとっては学びやすい言語だとか。本当なんでしょうか。

    なお、HN変えましたので、今後ともよろしくお願いいたします。旧HNは退会済です。

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    エストニアは無関係。フィンランド語は難関の北欧3国語に比べれば容易かも

    寒びーなさん、お久しぶりです。
    前のHNの方が日本語表記もできて、よかったのに。
    Sabinaファンとしては寂しい気がします。ソースさんもきっとそうでしょう。

    >フィンランド語が北欧では異質というのはその通りですが、ご近所のエストニア語も同系統のフィン=ウゴル語族ですから、フィンランド語だけではありません。何でも日本語にはインド=ヨーロッパ系言語よりは近いらしいので、日本人にとっては学びやすい言語だとか。本当なんでしょうか。

    問題ではでの北欧4国内での比較ですから、エストニアは関係ないかと。
    それをいうならハンガリーも出さないとおかしいです。

    日本語は世界的には難しい言葉らしいですよ。
    それと似ているのですから、日本人にも難しいかと。
    ただ、語順は日本語に似ていて、発音は日本語と同様、原則子音+母音の組み合わせなので、やさしいかも。
    フィンランド語で聞いても、聞き返されたことはないので。

  • 18/01/16 01:18

    意図された正解は導けるはずですよ

    こんばんは。
    ここ数日の騒動で、
    ・入試では、出題者とケンカしてはだめ
    ・出題者の意図が汲むぐらいまで行ければ受かる
    といった受験テクニックみたいなことを、少し思い出しました。

    個人的には『旅の指さし会話帳』がセンター試験に登場したのが、うれしかったです。
    フィンランド語が、アジア系言語の言語島であると学べているか、
    それを地理の知識と言語感覚を繋げて問う、受験勉強では終わらない良問だと思ったんですけどね。

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