上海は7年ぶり・・・・すっかりご無沙汰してしまい、さらに最近のお金事情は聞く限りでは激変(?)しているらしい。おっかなびっくりの訪問である。
今回は凍結されているであろう中国銀行の口座を復活させ、支付宝(アリペイ)か微信支付(ウィーチャットペイ)のどちらかを結びつけたい・・・という壮大な(?)計画であった。特に後者は日本のスマホで使えるのが条件で、それはできないという話も多いのだけど、本当にそうなのか・・・。
アリペイ自体のインストールは簡単だし、言語は英語を選べるし、必須のSMSは日本では日本の電話番号でも問題なく着信して口座を作れる。あとは現地でやってみるだけ、であった。
とは言え、今回は三井住友の銀聯カードとキャッシングはいつものビックカメラJCBの2つのカードで乗り切り、あわよくばアリペイに・・・・と考えていた。
キャッシングは私は最大手の工商銀行(経験上、ここが一番トラブらない。)が好きなので、浦東空港到着フロアのATMと紹興の魯迅路支店のATMと二回使用。合わせて1000元キャッシングしたが、レートは16.94と翌日が16.991。それぞれの利息の12円と13円(計25円も払った。・・・16,990円の返済。)を入れても、16.964と17.016。
銀聯も二回使ったが17.318と17.364。同日に使った17.364と17.016を比較すると2%くらいなので、やはり、キャッシングがクレカよりもレートがいいですよ(すぐに返済する場合。私は2日後だった。)、しかもJCBはATM手数料を取りませんよ。といういつもの話なのだけど、しつこいのでこの辺で。
工商銀行のATM画面では、タンザニアやザンビア(!)と同じく「JCBネットワーク」か「CIRUSネットワーク」かと聞いてくる。タンザニアの時はJCBネットワークは使えなかったが、今回は二回ともJCBネットワークを使ったが、CIRUSとどう違うのだろう。
もう一つ困ったのは、画面が中国語から切り替わらないこと。そういえば最初の方で「other language」と選ぶ項目があったな・・とは帰国して思い出したが、「退卡」まで若干苦労した。外国カードは自動的に英語になる場合が多いと思うが・・・
目に付くのは「銀聯、支付宝、微信支付が使えます。」というお店で、外人にとっては支払い方法が退化(?)しているように見えるのだけど・・・VISAが使えるとかMasterが使えるとかのレベルは超えていて、当然のことながら、店先にNFCやフェリカの使える端末が置いてたりするのは皆無である。外人はみんな現金で支払っているのだろうか。