先日、野暮用のために上海に行ってきたが、「日系は極力使わない。」・・・といつも言ってる割には、使ってしまった。・・
東京からの夜行は吉祥航空、春秋航空、楽桃航空(なんで2レターコードが「MM」なんだろう。と思ったが、次の瞬間(?)、解決した。)の三社なのだけど、スケジュールと値段の関係でここになってしまった。予約した後に「歩き方」にご丁寧な搭乗報告が出ていてびっくりしたが、上海行きに限れば(?)はまりそうなLCCである。
予約画面は普通だが、予約料金を別に取るのはいまいち・・・LCCの場合、客が選択できない料金は前もってきちんと込みで提示すべきと思うのだけど・・・・ピーチは荷物料金がうるさいと聞いていたが、特に買物の予定もないので、行き帰り10Kgの無料のオプションを選択。こんな時間のスケジュールで「飲食物」のオプションを選択する人がいるのか(ピーチは飲み物の持ち込みを禁止していない。)と思ったが・・・。
羽田には22時くらいに着いたのだが、異常な混み方でびっくり。ちょっとした連休なみの混雑である。そういえば、チケットの写しを印刷すると、最初にでかいバーコードが印刷それているのだけど、これを一体何に使うのだろう。荷物チェックはボーディングパスの方だし。・・・
この航空会社のすごいところは、基本的にすべて日本語で対応する、ということで、これはある意味すごいと思う。チェックインの列でも、「次のお客様どうぞ。」で「Next,Please.」なんて間違っても言わない。機内放送も日本語70%、英語25%、中国語5%くらいで、一体どこに行く便なのか・・・しかも、日本語の最後に「まいど、おおきに」(ピーチ自体は関空をハブにしていて、大阪の航空会社を目指す、みたいな話を聞いたことがある。)というのは、羽田から乗り降りする日本人相手には完全に滑っていて(そもそもなぜ関西弁がでるのか意味が分からない人が多いのでは。)関西の航空会社です、というのは別の手段でアピールした方がよい。
チェックインカウンターでは、持ち込み荷物が2つというのと、私の荷物が重さが8.8キロというのを確認。「免税店で買ったものも含めて10キロなのでご注意ください。」「だったら、ゲートでもう一回計るってことですか?」「そうです。」「・・・・」と言われたが、もちろん(?)そんなことはなし。
この「あと、1.2キロ・・・」というのは上海滞在中ずっと頭を離れず(?)、これを買うとオーバーするなあ。とかそこそこのプレス(?)に・・・が、浦東空港ではそもそもチェックインカウンターでも重さを量らず、何のチェックもしないので持ち込み放題(重さに関しては、多分・・・)である。実際、浦東側でひっかかった人もいるのかなあ。
羽田のチェックインはスムーズ。ボーディングバスは全日空の紙でそんなものかあ。と思っていたら、浦東側はピーチオリジナル紙、であった。最後に係員に「このQRコードって何の役にたつんですか。」「国内線はすべてチェックイン機を利用するので、それに合わせています。国際線は関空と成田でしか使えず、羽田と外国空港では使えないです。」「ということは、羽田と外国では役に立たないQRコードで、必ずチェックインカウンターに寄れ、ということですね。それってウエブサイトに書いていますか?」「いえ・・・書いてないかも知れませんね・・・」それが一番大事なことじゃないの?
羽田は110番という比較的検査場から近いところのゲート。検査場に異常に時間がかかり、また、なぜか指紋を読み取ってくれずに有人イミグレを通らざるを得ず、かつ、機材の延着で出発が40分遅れの2時50分。こうなるとほとんど完徹の世界(?)である。
Verra Tokyoで生ビールを一杯飲んでから、カードラウンジに入って、機器の調整(これは大変だったので別途書きたい。)ボーディングは遅れた出発時刻に対して、定刻(?)で始まった。面白いのはAとF(窓際)が先に入れという指示で、後方と前方を分けるのはよくあるが、窓際とそれ以外、というのは珍しい。でも、妊婦、子連れ(はいなかったか・・)障がい者の優先搭乗はアナウンスがなかったので、そういうポリシーはないものなのか・・・。