フジテレビがやってしまった。
http://www.fujitv.co.jp/koikami/index.html
いずれにしろ、その国の法律違反の場面を放映するのは許されないこととは思うが、誰か見た人がパラオの法律を思い出して、テレビ局に連絡したのだろうか。
私は逆の経験がある。ドイツのモーゼル川のワイナリーと畑を見て回る何ともぜいたくな旅行の報告会に行ったときのこと。どちらかというとおじいさんおばあさんに近い人たちが中心だったのだけど、一人だけ孫娘の19歳の学生が同行していた。報告会はもちろんドイツワインを飲みながら、だったのだけど、彼女も来ていてジュースで乾杯している。そりゃそうだよなあ、でも、お酒が飲めなくてワイナリー巡りというのもつらいだろうなあ。と思いながら、報告会の写真のスライドショーを眺めていた。
ところが彼女、写真の中ではすべての場面でグラスを片手ににこやかに笑っている。すごい酒豪だったそうで、
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/241/024104.pdf
(あまりいい資料ではないが。)
そう、ドイツでのお酒の制限年齢は18歳以上である。現実にこの会場ではジュースしか飲んでないのだけど、さぞかし残念だろう。と同時に、若いドイツワインファンが増えることはいいことだ。・・・妙な納得をした。
最近の日本の大学生も、一年生には飲ませないことが徹底している(伝聞ただけど)そうで、我々の時は「年齢は関係ないが、絶対に救急車を呼んではならない。」というポリシーのもと、新歓コンパではサントリーホワイトの水割りを一生懸命作っていたのだけど・・・・
まあ、法律を守ること、これは正しいことである。