退会ユーザ @*******
05/11/06 10:09

おかえりなさい

レポート、頷いたり、あら?と思ったりしながら読ませていただきました。

>湖をベラージョまで行きました。天候も今一つで、印象も今一つでした。観光地よりも行楽地といった感じです。満足度6。

やはり、天候に左右される見所は、お天気がよくないとたのしめないようですね。
ベッラージョでは、ヴィッラ・セルベッローニに行かれましたか?
私が行ったときは、ロックフェラー財団が所有者で、
研究者を滞在させ、一般人には、ガイドつきツアーで公開していたようですが
今は、超5ツ星のホテルになっているのですね。
天気がよければ、あそこでお茶なんて最高だと思いますが。

>一番期待していたサンタポリナーレ・イン・クラッセは緊急修復のため閉鎖でしたが、他の寺院や廟ではビザンチンのモザイク画を堪能しました。満足度9。

それは、残念でしたね。それでも満足度9というのは
その他のモザイクを本当に堪能されたのでしょう。
サンタポリナーレ・イン・クラッセは、モザイクを見るだけといっても
やはり天気の良いときがいいです。
周りの緑と青空、そのなかにあの素朴な建物、シンプルな内部、そしてあのモザイク…

また訪れる理由ができたと思って、いつかまた出かけてみるといいと思います。

>パヴィーア。あいにくの濃霧で修道院は大回廊の向う側がぼんやりとしか見えない状態で、魅力は3割減でした。

回廊の中庭も、天気がよければこその美しさだと思います。
残念でしたね。パヴィーアは、見所は修道院だけですから。

チンクエ・テッレではお天気に恵まれ、何よりでしたね。
あそこでお天気が悪かったら、楽しさ半減なんていうものではないと思いますから。

>午前中はトラジメーノ湖のハンニバルの古戦場を見て回り、午後はモンテプルチアーノで、田舎の静かな観光地の日曜の午後を味わいました。最も下らなく、最も充実した一日でした。満足度10。

個人的には、ここの詳しいレポートを期待しています。
くだらなく、かつ充実していたとは?
お時間のあるときに、是非お願いします。楽しみにしています。






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1件のコメント

  • ありがとうございます

    早速のコメントありがとうございます。
    流石にグラツィアさん、リスポンスが速かったですね。

    1.ベラージョではセルベローニには行きませんでした。もう一つ地理が分からず、ウロウロだけで終わりました。お話ではよさそうな所ですね。残念。

    2.ラヴェンナのモザイク画は期待以上でした。4個所で見ましたが、夫々堪能しました。
    プラチーディア廟のような狭いところでも、人の混み具合も大したことはありませんでした。
    サンタポリナーレ・イン・クラッセは返す返すも残念でした。
    せっかくバスで郊外まで行ったのに、臨時休業の貼紙が無情でした。
    他に一組ロンドンから来たという夫妻も貼紙を見て残念がっていました。
    ロンドンなら日本より近いじゃないですか、と慰めにならない慰めの言葉をかけて別れました。
    不可解だったのは、バスツァーが一組大聖堂の方に行って、がっかりして帰ってくるのかと期待していたら、一向に帰って来ないのです。
    ひょっとしてツァーの会社と聖堂との密約で、団体客だけ見させているのかな、と勘ぐりました。
    グラツィアさんはどう思われますか。

    3.チンクェテッレは天候にも恵まれ最高でした。ここの眺めはハイキングコースからの方が海からよりも良かったです。
    その前に、ミラノのレストランで一緒になったアメリカ人の夫妻に、チンクェテッレは天気に恵まれて良かったと散々吹き込まれていて、
    我々は天気予報ではあまり期待できそうもなく、少しひがんでいたのですが、天気が良くて気も晴れました。
    おっしゃるとおり、ここは天気が悪かったらどうしようもありませんね。

    4.トラジメーノ湖は、ご存じの通り2200年前にハンニバルのカルタゴ軍がフラミニウスのローマ軍を待ち伏せして全滅させた古戦場です。
    ここに行きたいとは早くから決めていたのですが、肝心の正確な場所が分からず困っていました。
    ミラノにイタリア人の友達がいて、今回も会うので連絡したのですが、その時に相談してみました。
    すると、調べてくれて、それはトゥオーロ(Tuoro)という町だと教えてくれて、町のサイトまで教えてくれました。
    結局、メールのやりとりが何度もあって、当日が日曜で、モンテプルチアーノに行く都合も考え、彼がトゥオーロのタクシー運転手に電話してくれて、その運転手がハンニバル・ルート(町が観光用に設定しているのです)を案内してくれて、そのあとモンテプルチアーノまで送ってくれるという話になりました。
    ところで、この戦場跡の場所ははっきり分かっていなくて、現代の歴史家が二人の古代の歴史家リヴィウスとポリビウスの記述に基づいて、二つの場所を推定しています。
    トゥオーロは、この内リヴィウスによる場所なのですが、ポリビウスによる場所も近くにあり、これも行ってみたくなりました。
    そこで、当日運転手に会ったときにそれを説明して、両方の場所に行きたいのだと、頼みました。イタリア語のできない私ですから、片言と筆談でなんとか用を足しました。
    幸い快諾してくれて、二人の歴史家の記述による場所を見てきました。
    トゥオーロは既に観光にフルに活用していますが、もう一つの場所には何もありません。先手必勝だなと感じました。
    運転手はどうやら二つの説があるのは知っていたらしく、トゥオーロではもちろんですが、もう一つの場所でも同じように、ローマ軍はここから入ってきて、カルタゴ軍はここで待ち伏せして、などという説明をしていました。もちろんイタリア語なので、所々分かるだけです。
    その後は、モンテプルチアーノ町まで送ってもらい、この町を観光しました。
    日曜の午後で田舎の観光地ですから、人出も少なく、ゆったりした観光を楽しめました。
    ここも落ち着いた良い町で、山の上ですから眺めも良く、気分は最高でした。

    「下らなく、充実した」と言った意味はこれで大体お察し頂けたと思います。
    使ったエネルギーが対象の価値と釣り合っているかと言えば、他人から見たら「下らない」の一言でしょう。私も客観的には賛成です。
    しかしトラシメヌスの戦いは、中学生の時に読んでから、ずっと気になっていたことです。こういうこだわりは、50年経っても強く残っているものです。それを解消して、実際の場所を見て色んなことを納得する時は、まぎれもなく「最も充実した」時間です。
    と、こういう他愛ないことでした。

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    退会ユーザ @*******
    05/11/07 16:00

    横からごめんなさい

     初めまして。

     年末に初めてのイタリア旅行(フィレンツェ滞在)を控えて、いろいろ調べているところです。
     イタリアの歴史の本を読んでいて、ちょうどガラ・プラキディアの章を読み終えたところなので、ラベンナという地名に反応してしまいました。

     モザイク画は期待以上だったのですね。次の計画のために、覚えておきます。

    > ひょっとしてツァーの会社と聖堂との密約で、団体客だけ見させているのかな、と勘ぐりました。

     これは、あるかもしれませんね。
     あのフィレンツェのバザーリの回廊ですら、私の知る限りでも2社の高級ツアーには、コースに入っているくらいですから。

     そのフィレンツェのウッフィッツィやアカデミアは、期待が大きすぎたかも、というご感想なのですね。
     私も、ちょっと事前に調べすぎる癖があるので、ほどほどにしておいた方がいいかもしれません。

     なにか、フィレンツェに関するアドバイスがあれば、教えて頂ければうれしいです。