シチリアに行ってきました。

最近のイタリアトイレはましになりました

こんばんは、私からも補足します。

イタリアトイレはそこまで酷くはないですよ。
というか、中国のトイレを経験してしまうと、どこもましに思えるということなんですが。

イタリアのトイレは、おトイレおばさんがいるところ（有料）なら掃除が行き届いているし紙があるので問題なしです。いないところがピンキリかなと。
特に北中部ヨーロッパと違って、トルコ式（和式と同じ、だけどしゃがむ方向が逆）トイレが所々にあります。これが汚い。イタリア人なら利用方法がわかっているからいいけど、ヨーロッパ人一般が使い方わからず汚くしてしまうのです。床が・・歩けない状態のところもありました。
洋式のところは確かに便座がないところがたまにあります。きっと上げ下ろしで割ってしまったか、それを見越してはじめから付けてないかだと思います。
でもこれでもましになりました。９０年代、２０００年代には鍵が壊れているところもあちこちあって嫌だから私は鍵のところに巻き付ける小さなチェーンを持ち歩いていましたから。
でもひょっとしたら、ヤク中がこもるのを防ぐため、わざと鍵を壊していたのかも知れません。照明もそれ対策のため、静脈が見えない青のものも見かけます。
駅やバスターミナルのトイレには鍵をもらって自分であけて入るところもあります。こういうところはきれいです。
という感じで。

終了でしょうか？それにしても・・

REVOCATOですかああー！そりゃ怒り狂いますねー。前々日になんて根性なさ過ぎ。

さて改めましてお帰りなさいませ。上の件を除けば楽しいご旅行だったことと拝察しております。
アリタリアはまだ今のところ生きています。いい加減に息の根を止めてやれよ・・と思っているのですが、政府は今それどころではないようで。他方で６月には航空関係のゼネストが予定されています。これはやる気なのかな？

モンレアーレにまた行かれたのですね。私も三回行きましたが、いつ行っても大聖堂と回廊はいいところです。前回行った時、パレルモとモンレアーレがバス収益の分け前をめぐって揉めていてバス運行停止になっていたんですよ（切符売り場の貼り紙見て唖然としました）。仕方なくタクシーで往復したんですが、あるあるですよね。
パレルモでもカターニアでもなぜかASTだけ別のところに乗り場があってしかもわかりにくいしいつバスが出るかも不明で、私も不思議です。バス会社仲間に入れてもらえないのでしょうかね。ちなみにカターニアのAST切符売り場は乗り場の横のバールなのです。頼めばコピーのコピーのコピーといった感じの時刻表をくれます。この会社嫌なんですけど使わないと行けないところもありますもんね・・。
あ、エンナも通られたんですね。私はここが好きで、特に夜景が素晴らしかったです。もちろんピアッツァ・アルメリーナもいいのですが、次回はエンナにも是非行ってみて下さい。
ラグーザのB&Bはサービス（と売り込み）が良さそうですね。ちょっと気になるので、名前を教えていただけないでしょうか。私は前回ホテル側の都合でスーペリオーレにあるラクシュリーホテルなんとかという４つ星に安い値段で泊まることになったのですが、いまいちだったのでどこかいいところを探しています。
フェリーからストロンボリは見えなかったのですか。それは私も残念。
４トラに旅行記アップして下さいませ。実はイスラエルやトスカーナのを拝読しました。

カターニア経由でラグーサへ（ちょっとモンタルバーノ）

ピアッツァ・アルメリーナのバスターミナルを11:45発のカターニア行きの長距離バスに乗車。カターニアでラグーサ行きの長距離バスに乗り換えます。（各２時間程度）

カターニア起点の長距離バスは、中央駅近くにバスターミナル（ここが始発にして終点）、ドゥオーモ近く、カターニア空港に止まるものが多く、ピアッツァ・アルメリーナからのバスもラグーサへ行くバスもこの３つを通る。

だから乗り換えをどこでするか、私は空港と終点中央駅近くのどちらかで迷いました。
空港乗り換えは、待ち時間を空港で過ごせるので飲食店やお店で時間をつぶせる。ある程度快適なトイレも期待できる
反面、混雑時は満員で乗れない・次々とバスが出入りするので自分の乗るバスがわかりづらい
という話を聞いたので、確実にバスに乗車するために終点の中央駅近くまで行くことを選択しました。
（私が実際に通った時の空港バス停は混雑もしてなくて、各バス会社のチケット売りカウンターもわかりやすく見えた。
が、これは時の運の要素が大きい）

カターニアにほぼ定刻13:30には到着。このバスターミナルはSAIS社とETNA社のバスが発着する。
切符売り場はここにはなく、ターミナルを出て少し歩いたリベルタ通りとアミコ通りの交差点近く。SAIS社とその他のバス連合とで並んでいました。
このバスターミナルの入り口近くには客待ちのタクシーがいて声をかけられました。
バスターミナルから切符を買いに行きまた乗り場に戻るのに、私でも30分かからず、バールに寄る余裕もありました。
ターミナルを出てすぐのバール、トイレの快適度は高くないです。

ちなみにAST社のバスはカターニア中央駅前ロータリーのあたりにたくさん待機していたのでそのあたりから発着するのかもしれない。切符売り場も別にあるのかな（不明）。我が道を行くAST社である。

ラグーサのバスターミナル（そんなに立派ではない）は、スペリオーレ地区からみて鉄道駅よりもさらに遠く離れてザマ通りにある。旧市街のイブラ地区からはさらに遠い。
私は2台いた客待ちのタクシーに声をかけてイブラ地区の宿まで行ってもらい10ユーロ。（翌日イブラからタクシーを呼んでもらいターミナルまで10ユーロ）
このバスターミナルの切符売り場は、バスの出発10分前くらいから開く。トイレの建物もあるが利用しなかったので快適度は不明。
この切符売り場を背に前方右にあるバールでは市バスの切符は買えます。（ザマ通りからスペリオーレの方へ行けるらしいが利用せずで詳細不明）

私が経験したわけではないですが、モディカ〜ラグーサのAST社のバスは鉄道駅に近いリソルジメント通りに着き、そこからスペリオーレ地区へは歩いていける距離だそうです。
次は試してみよう。
地図では大きい感じがしなかったのですが、イブラ地区もスペリオーレ地区も実際は広く段差は大きく、この二つの行き来も歩き甲斐がありました。

このラグーサや近くのシクリはイタリアのテレビ番組「モンタルバーノ」のロケ地として有名です。私が訪れた数日前に新作（若くない方のモンタルバーノ）の撮影をしていたとか。またシクリにいた知人は実際に撮影現場に出くわしたそうで、日本で放送されるのはいつになるのか・・でも楽しみです。
ラグーサからシクリやプンタ・セッカ、ドンナフガータなどロケ地を一日回って130ユーロというオファーがB＆Bからありました。ふ〜む。

ピアッツァ・アルメリーナ（ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ）

朝6:10パレルモ発のSAIS社のバスでピアッツァ・アルメリーナに向かいました（バスはジェラ行きです）。
途中でエンナという町に止まります。山の上にできた町で印象的ですし、向かい側には同じようなカラシベッタの町がよく見えました。

このバスでは途中から乗り込んでくる人には運転手さんがチケットを売っていました。

ピアッツァ・アルメリーナのバスターミナルは旧市街から少し離れたマレスカルキ広場です。eniのガソリンスタンドに隣接しています。ここから出る長距離バスの切符はこのガソリンスタンドのバールで買えます（当日券のみ）。
トイレはボチボチというところ。扉を開けると中は女性用と男性用と分かれています。
ここから町のドゥオーモまでは登り坂で、大きなスーツケースだと少し大変かも。逆に戻りは割合と楽です。
ウンベルト通りやガリバルディ通りあたりは古い町並みでぶらぶら歩きが楽しいし、食事処なども結構あります。水色のクーポラが印象的なドゥオーモ付近は逆に生活感が溢れすぎの好みの分かれる地区でした。

ピアッツァ・アルメリーナのバスターミナルからヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ（以下カザーレ荘）までの行き方ですが・・・
５月〜９月いっぱいはマレスカルキ広場からカザーレ荘までヴィラバスが運行してます。ヴィラバスはバスターミナルから少し離れたジェネラーレ・ムスカル通りにあるバス停から出る（らしい）。
私も何度かこのヴィラバスを見かけましたが、バスというよりは大きな乗用車（８人乗りくらい？）です。チケットは知人によると運転手さんから買えたそうです。
で、このバス・・時刻表通りに運行していない可能性があります。時刻表にある11時の前後15分ほどバス停を眺めていましたが来ませんでした！

この町にタクシーは２台という話でした。マレスカルキ広場で２名のタクシー運転手から声をかけられました。彼らはパレルモやカターニアからくる長距離バスに合わせて客待ちをしていると言っていました。利用しなかったので値段はわかりませんが・・
シーズンオフでタクシーがいない場合はバス停近くにタクシーの表示と電話番号が二つ書いてあるので電話してみると良いかも。

私は宿泊するB＆Bに事前にお願いしてマレスカルキ広場からカザーレ荘まで送ってくれるよう手配しておきました。カザーレ荘に迎えにもきてもらいました。（サービスとのことで車代は払っていません）

カザーレ荘にはトイレも荷物預かりもありませんでした。
大きな駐車場からカザーレ荘に向かう途中に道が分かれ片方にトイレの矢印あり。使ってないので快適度は不明。
カザーレ荘のエントランス近くにお土産屋兼バールがあって、そちらのトイレは有料で50セント。快適度はそこそこ。荷物を預かってくれるような雰囲気はありませんでしたが個人の交渉力によっては可能かもしれません。
カザーレ荘ではチケットを見せて頼むと再入場OKでした。
駐車場にもお土産屋やバールが並んでいましたが、簡素な作りでシーズンオフにもあるかは心もとない印象。

カザーレ荘には大型の観光バスで団体客が何グループもやって来ました。朝早めに入ると静かな雰囲気でゆっくりとモザイクを楽しむことができます。（私はそうしたくて早朝パレルモを発ちました）
こちらでパッピーさんに教えていただいたのですが、マレスカルキ広場近くにあるサン・ピエトロ教会はとても雰囲気がよく、古い彩色した木でできた天井が綺麗でした。
基本午後しか開いてないようですが、長距離バスを待つ間にでも寄ってみてはどうでしょうか。

パレルモ・モンレアーレ

パレルモ空港から旧市街・マクエダ通りのB＆Bまでは宿の送迎サービスで。待ち合わせの約束があり飛行機が遅れた場合など考えて事前に頼んだのですが、片道25ユーロとタクシー料金（45〜50ユーロ）と比べてもなかなかリーズナブルな価格。車は高級車ではないよ。

長距離バスが発着するパレルモのバスターミナルについては・・
鉄道の中央駅に隣接しています。中央駅に入って左端のホームを進んで行ったところ、白いテントが連なっているのですぐにわかります。
切符売り場の小さな建物があって、SAIS社とSEGESTA社の切符が買えます。ここは利用前日でも買えました。

そこからさらに進むともう一つ小さな切符売り場があってAST社とSICILIBUSという各社連合のようなバスの窓口。AST社の窓口はそれぞれバスの発車時間の20〜30分前にしか係員が来ません・・
バスは白テントではなく、この切符売り場の少し先のあたりから出発です。

中央駅からバスターミナルに向かうあたりに荷物預かりKI-pointがありました。また、朝６時前にはマクドナルドとバール、駅近くのバールの何軒かは開いていました。個人差はあるでしょうが、怖い感じはしませんでした。

アグリジェント行きのクッファロ社は切符売り場も発車場所もまた違うようです。

モンレアーレに行く場合
バス会社は二つあります。
AMAT社
本数も多くわかりやすいのはAMAT社の389番だと思います。
パレルモのヌォーヴァ門を抜けてインディペンデンツァ広場に接する大通りコルソ・レ・ルッジェーロ沿いのバス停から乗車。切符はその近くにある濃い緑色の小屋で。
私が乗った時は（月曜10時）大混雑でぎゅうぎゅう詰めになりました。
このバスは終点でパレルモへ折り返し運転となります。降りると道が二手に分かれているので左側を進むと程なく大聖堂の後陣が見えて来ます。大聖堂の東側に着きます。
AST社
パレルモ中央駅前ーー広場を挟んだコルソ・トゥコルイ通り沿いから出発。小さな店が立ち並んだあたりにASTと書かれた立て看板がありその付近のお店が切符を売ってくれる。本数はAMAT社より少なく8:30の次は10時とか。
（ちなみにここからセジェスタ行きのAST社のバスも出ると看板にあった）
モンレアーレではAMAT社と異なり大聖堂を挟んで西側にある広めの駐車場に着く。高低差があるので階段を上がって通りに出て東に進めば大聖堂。
復路にAST社を使ったところインディペンデンツア広場でも下車できたので往路も乗り込めるのかもしれません（未確認）。

モンレアーレの大聖堂のモザイクは素晴らしいです。
隣接する修道院のキオストロ（回廊）は有料ですがこちらもせっかくなのでぜひ。このキオストロから内部に入れるところがありささやかな展示品を抜けて突き当たり左手にトイレあります。快適度は高くないです・・・

パレルモのカテドラーレでは、有料の宝物庫や霊廟に加えて５ユーロで屋根に登ることができます。96段の螺旋階段を上がります。旧市街の先に海が眺められたりクーポラを間近に見ることができて楽しかったです。30分ごとに上に登れます。