レポート

女性にとっての「危険」とは何か・・・

公開日 : 2017年04月09日
最終更新 :

先日のアフリカ旅行では、久しぶりにバックパッカーの人たちと話す機会があった。そちらの話もちらっと書かないと、それはアフリカ旅行ではない、とみどくつ先生あたりに怒られそうなので、気になった話をいくつか・・・。

airbnbをもう少しカジュアルというか、ボランティア側に寄ったサイト(?)として、カウチサーフィンというサイトがある
https://www.couchsurfing.com/

話をしたのは男性のバックパッカーなのだけど、彼が話したのはとある女性のバックパッカーの話。彼女はアフリカをこのカウチサーフィンだけで移動していて、宿泊費を払ったことがない、という。それはいいのだけど、どこもかしこも女性のホストがいるとは限らない。ところがこの女性、男性ホストの部屋でも泊まる、という。そして、今まで3回ほど「迫られた」ことがあったそうなのだが、「私は強い女だから全部断ったわ。」と笑顔で話していたという。

これに対する彼の分析が・・・私も全く同じ意見なのだけど、彼の語りを使わせてもらうと・・・どうかしている、こんなすっとんだ女は、とてもじゃないが友達にはなれないだろう。・・・・

(少なくても中部アフリカ地域で、このサイトを使うのは、そこそこ教育水準の高い限られた人たちで、相対的にいい人しかホストにはなっていないだろうけど、という注付きで、)迫られた、というのは、たまたま「弱い男」だったからで、そうじゃなかったら無理やりどうにかされていただろうし、最悪、殺されたって仕方がない。「ホストを選ぶときはレビューを見ながら判断している。」と彼女はいうけれど、死者はレビューを書けないんだし、仮に生きていたとしても「私はこのホストに乱暴されました。」というレビューを載せる人がどのくらいいるだろうか?

彼は慎重に言葉選びながらも、あなたは「危ない」という一線を既に越えていて、「生死」にかかわる世界に入っているのを理解しているのか?ということを彼女に話したらしいのだけど、聞く耳は持たなかったらしい。

とはいえ、日本で最も高度な教育を受けているであろう人たちが、知り合いに毒を盛ったり、女性を部屋に連れ込んで乱暴したりというのはご存知の通りで「教育水準」は関係ないことは明白だし、もっとうがった見方をすると、「獲物じゃない」と判断した女性は精一杯歓待して、いいレビューを書いてもらえばさらに「獲物獲得」のチャンスも増えるだろうしなあ。

もちろん、誤解のないように言っておくが、カウチサーフィンの利用者の大部分はきちんとした人たちである。でも一カ月ほどの旅行期間で3回も迫られた、となると、「リスク管理とは何か」というそもそもの問題をもうちょっと考えた方がいいんじゃないの?と私も言ってみたくなった。

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6件のコメント

  • 無謀な人よりも嘘つきの方が多いからなあ

    彼女の話が必ずしも全部本当とは限らないだろうなという印象です。
    一度あった事を三度と言うように、話を盛る人は多いんじゃないでしょうか。

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    Re:無謀な人よりも嘘つきの方が多いからなあ

    ケイケイさん、こんにちは。

    そこまで言うときりがない(!)のですけど、ただ、彼の話でも「一度ならずとも三度も?」というところが、問題になった、ということで、複数回(?)は間違いないと思いますけどね・・・。でも一度だとしても、次もやりますか?ってとこだと思いますね。「宿泊費にお金をかけていない。」という点については、自慢げに(?)語っていたようですが・・・。

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  • Re:女性にとっての「危険」とは何か・・・

    >ももゆきとんこさん

    私も現場にいた訳ではないので、「自慢げに」言ってたかどうかまでは分からないのですが、少なくても「それを機にやめよう。」と考えるタイプではない、ということは言えると思います。

    >きんとんさん

    上でも書いているように、状況は分からないのですが、(見た目どんなに魅力的でも)私も友達になりたいとは思わないですね。他の事もこの調子なのか、と思ってしまいます。

    >マコチャンさん

    おっしゃることは分からないではないのですが、人類の長い歴史の中(?)、素敵だなあと思っていた男に殺された女(逆も然り・・・)は何百万人もいるのではないでしょうか?リスク管理には影響しないような気がしますけどねえ。

    >Sabinaさん

    特殊な人、だとは思います。私だったら、迫られたことについてどうもおもわないんですか?って、聞いてたかも知れませんが・・・おっしゃるように、他への影響について想像力が働いているようには思えないですね。

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  • 退会ユーザ @*******
    17/04/10 22:47

    この女性が特殊なのかも知れません

    女性なら殆ど誰でも(と言い切ってしまいますが)一度や二度、セクハラや痴漢行為などの被害に遭ったことがあると思います。嫌な経験でも、それを通じて世間にはある種の男性がいることや、自分の身を守るためにはどうしたらよいかを学んで行きます。
    その女性はそれを逆手にとって、自分はそのような経験は意にも介さない、なぜなら自分は強い人間だからだ、ということを誇示しているのだと思います。あるいは本当に反撃できて自分の身を完璧に守れる強い人なのかも知れませんが・・。
    いずれにせよ大多数の女性にとってはこういう人は迷惑です。すべての女性がこの人のように危機意識がないとか、迫られても平気だとか勘違いされてしまうおそれがあります。
    特に女性に対する社会規範や道徳規範が男性よりも格段に厳しい地域や国(例えばイスラーム圏)に行って欲しくありません。こういう人のせいで、外国人女性旅行者には何をしても良いのだと考える男性が増えてしまいます。
    カウチサーフィンのサイトを見ましたが、トラブルを避けるためにはホストとのコミュニケーションを事前に良くしておくこと、などというような勘違いのアドバイスしか書いてありませんね。コミュニケーションを事前に綿密にすることでかえって個人情報を逐一知られてしまうかも知れません。そもそも性犯罪者は衝動で犯罪を犯すのではなく、事前に緻密に計画を立てるものなのですが・・。
    皆様が書かれているように、私もこの類の女性とは関わりなど持ちたくありません。こういう人は都合の悪いことは言わないので、ひょっとしたら好みの相手とはよろしくやっているのではないかとも思います。いずれどこかで深刻な被害に遭うかも知れません。ヒッチハイカー女性を見てもいつも同じことを思います。

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  • 強引

    相手が弱腰かいい人だったから断ればなにもされなかった。強引な人や悪い人だったら、足を開いたのでしょう。
    美男子だったら進んで足を開いたかも。いや、断ったと言いながら・・・・

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  • 退会ユーザ @*******
    17/04/10 11:35

    そこまで行ってしまった人には もう何も届かない

    ももゆきとんこさんも書かれていますけど、1回経験したら、2度と同じ状況を作らないようにするのが普通です。
    その1回の経験を話すのは、他の人への注意喚起としてであって、自慢話にするものではありません。せいぜいが仲の良い友人と飲むときに自虐ネタにする程度でしょう。友人からそんな話をネタ的にされたら付き合いを考え直しますが。

    それを1月に3回も経験したと初対面の旅仲間に自慢げに話す人というのは、今更周りが何か言ったところで耳に入るようなマトモな人ではありません。
    高校生位までならそんな勘違いもまだ許容できますが、バックパッカー1人旅をできる年齢ではありえません。付き合いたくないし巻き込まれたくない人です。

    その女性を諭そうと試みた男性バックパッカーも、諭したくなる高島たいらさんも、面倒見が良いというか偉い方々だと思います。
    私なら、どうせ無駄になる説教なんてせずにさっさと席をたって後はもう関わりません。

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  • ばか女は死ななきゃ治りません

    危険な目にあったけど、自分は大丈夫ということを自慢?しているタイプの方ですね。

    たまたま大丈夫だっただけで、次回はどんな危険が付きまとうかわかりません。

    普通は一度迫られたら、二度と同じような行動はしないものだと思います。でも、学習していないのなら、最悪の事態が起こってもしかたないし、そういうことが起きない限り行動を改めることはないと思います。

    行動には責任が伴います。その責任が自分の命だと重過ぎるように私は思います。命と引き換えにするほどの行為ではないと・・・。

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