レポート

タンザニア(ダル・エス・サラーム)のお金事情 その1

公開日 : 2017年03月03日
最終更新 :

先日、念願の(?)ザンジバル訪問とタンザン鉄道走破、に行って来ました。おいおいとそのことを書いていくこととして、とりあえずお金の結果(?)が出てきたのでレポートを・・・。

今回、お金の用意としては必須(?)の米ドルとキャッシング。米ドルは最近のお札(歩き方によると、2005年以前のお札は受付けない、20ドル以下の紙幣はレートが悪い、となっている。)で高額金種でないと受付けないとのことで、そうなると金券ショップとかはやめて(?)正々堂々と銀行(系)に行った方が良い。最近はこんな高額を両替したことがなかったのだが、何と500ドルもの米ドルを調達することにした。100ドル1枚、50ドル6枚、残りは10ドルである。ところが、みずほ銀行や三井住友銀行は一部金種しか扱っておらず、全金種を扱っている三菱UFJのワールドカレンシーショップで調達することになった。でも、全金種扱っているなんてご苦労なことである。

なお、1タンザニア・シリング(TZS)=0.05円(余談だが歩き方最新号の記載はは0.48円と桁を間違っている。)、1ザンビア・クワチャ(ZMW)=11円、1米ドル=110円で考えている。(やや米ドルが安めだが・・)

ダル・エス・サラーム空港(以下は現地の言い方に習ってダルと記載)ではまずビザの取得で50ドル。これは予想通りで問題ない。イミグレを出たところで・・・目の前にATMがあったのだが(恐らくNBCだったと思う。)何せ、100人くらいの迎えの人がたくさんいる中の「(うわさによると)ナイロビよりひどい凶悪都市ダルの衆目の真ん中」のATMである。さすがにちょっと避けようと思い、見回すと右手の方にジモティが数人並んでいるATM(こちらはドアがあり部屋の中に設置されている。)があったので、そちらのCRDBのATMに並ぶことにした。

タンザニアの銀行状況であるが、JICA(国際協力機構がタンザニア、ザンビア共に「生活ガイド」をPDFで出していて、今回はロンプラ、JICA、歩き方(タンザニアのみ)の頻度で使用した。)ロンプラ共に英系のバークレイズとスタンダード・チャータードを勧めるのだけど、両行ともダル市内中心部には支店もATMも少なく、役に立たない。(が、私は香港、中国以外で初めてスタチャンの店舗を見た。)

他にもStanbic(スタチャン系)FNB(南ア大手の銀行)などの外資銀行もあるが、ATMだけならば地場銀行で十分。一番大きいのがNBCのように見えたが、お勧めは、どこでもあるし、きれいなATMが整っているCRDBでPLUS、CIRUS、銀聯対応。1996年設立とのことで新しい銀行だが、ちょうど中国の招商銀行みたいなイメージだった。他にもecobank、Women's bank(男は利用できないのだろうか)というような興味を引く銀行があったが、そこはご自由に。なお、必ずしも全てのATMが国際対応と言う訳ではなく、また、VISAだけ、というのもいくつかあった。

今回はATM手数料を取らない(と言っている)JCBでは一番下世話なViewビックカメラカードと、海外ATM手数料は取らないと明言している東急カードのマスターの二枚をキャッシング用に任命。

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1件のコメント

  • タンザニア(ダル・エス・サラーム)のお金事情 その2

    空港のCRDBでビックカメラカードを入れると、スワヒリ語か英語か聞いてくる。(これは恐らくケニア等の外国のスワヒリ語話者に配慮しているのではと思う。)英語を選ぶと、JCB NetworkかCIIRUS Networkか、と聞いてきた。私が記憶する限り、このような聞かれ方をしたことはない。うーんと悩んだが、CIRUSネットワークを選んだところ、引き出したい200,000TZSに対して、8,000TZSのAccessFeeがかかり、計208,000TZSと出た。AccessFeeという言葉も聞いたことがないが、とりあえず授業料と考えてOKにした。これって、JCB Networkを選んだらかからない費用なんだろうか?

    翌日、もう50,000ほど欲しいと思い、ポスタ=YWCAの向かいにあるCRDBで今度は同じカードで「JCB Network」を選択した。するとやっぱり、8,000TZSのAccessFeeがかかると出る。なんだ同じじゃんと思ってOKをすると、「not avalable」と出る。渋谷のショッピングの次にダルのキャッシングで使ったのが検知システムに引っかかったのか、カード情報に従ってJCB Networkと機械に表示は出るけど、実際にはそんなネットワークは存在しないのか・・・いずれにしろ、一度エラーになった以上、再度使って飲み込まれると、スイカ7,000円の損害が出る可能性があった。東急カードに切り替えて、CIRRUSネットを使い、50,000TZSゲット。やはり8,000TZSの手数料がかかる、とある。

    で、結果はビックカメラJCBの200,000TSHが8日後に返済で10,000円+利息30円の10,030円、1TZS=0.05円、東急カード50,000TZSは約40日後に引落の確定金額で2,539円+利息59円の2,598円、1TZS=0.051円。どちらも8,000TZSのAccessFeeとやらはカード会社が負担しているらしい。・・・・・

     東急カードの欠点は近所のATMで返済するとその手数料がかかることで、その点ViewカードはJR駅にATMがあるので、使いやすい。東急カードは電話で聞いて振り込むこともできるそうだが、利息59円でバタバタしないことにした。しかし、為替レートがどの程度妥当なのかはともかく、タンザニアで一万円引き出して、たかだか30円しか取れなかったら、早晩にこのビジネスモデルは崩れそうな気がする。これでもカード会社は儲かっているのだろうか・・・。






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    17/03/03 01:27

    お金@ダルエスサラーム

    こんばんは。
    この街では、お金の調達ではそれほど苦労しなかった印象です。
    サモラ・アベニューをアスカリ・モニュメントから官庁街のほうへ行けば、それほど治安が悪くなく、ATM利用は気になりませんでした。
    高級住宅地で駐在員が住むマサキ地区(歩き方にはムササニ半島とある)も、まあ大丈夫です。
    港沿いやカリアコーでATMを使う気にはまったくなれませんでしたけど。

    自分は、警官にカモられてしまいましたが。。(詳細略)