ヨーロッパのオススメのお城、教会教えてください。

もうちょっと空気を読んだアドバイスをなさいませ

よくある丸投げ質問や、主体性なしの質問ではありませんし、世界遺産めぐりの質問でもありません。
トピ主さんの興味・趣向は質問を読めばかなり把握できます。
ここでは従って、求めておられるものに応じた目的地をご紹介するのが妥当でしょう。

アーヘン大聖堂は確かに見応えがありますが、カロリング時代ですからゴシック建築の時代のものではありませんので、トピ主さんの求めておられるものとは異なります。クラクフも同様です。
セゴビアだけが合致しています。その路線のものをご紹介すれば良いのです。何でも良いから観光名所を書き殴るのは不適合です。
マルコ師匠ともあろう方が、ぬかりましたね。

ゴシック様式がお好きならば

フランスなら、ランス、シャルトル、アミアン、ストラスブールの大聖堂ですが、きっともう行かれたことでしょう。
ドイツであれば、まずはケルンの大聖堂に行きましょう。あの壮大さは素晴らしいです。ただしそこはドイツ、私の目にはちょっともっさりした感じに映ります（すみませんー）。
私個人のおすすめドイツ大聖堂は、レーゲンスブルクとバンベルクです。この二つは是非。
イギリスにもゴシックの大聖堂は多いし、カンタベリーやウェストミンスターなど行って見たのですが、大きなだけで私の好みではありませんでした。イギリスに住んでいた友人によると、かの国の大聖堂で一番おすすめはダラムとヨークだそうです。残念ながら私は行ったことがなく、論評できません。
手前味噌ながらイタリアのゴシックではまずミラノです。ここならオーストリアからでも気軽に行けるのでよってみて下さい。
私はゴシックよりもロマネスクが好きなので、こちらなら色々知っているし見ているのですが、長い長い文章になりそうなので今回は割愛します。
中世から近世、近代、現代まで、すべての様式の名建築が揃っている都市はプラハです。建築が好きな方にとっては絶対はずせないところなので、行かれることを強くお勧めします。ゴシックの大聖堂ありますよ。また現代建築に興味が余りない私でも、ポストモダン建築のダンシングタワーとかキュービズムの家は面白かったです。もちろんアールヌーヴォーも。

素敵なトピックスに感謝

トピ主様には大変申し訳ないのですが、最初はよくある
「私は何処へ行ったら良いでしょう？」の質問だと思ったのですが、
回答者の皆様とトピ主様のコメントがとても素敵で、思わずお礼を書き込みたくなりました。
皆様の回答で私も行ってみたくなりました。
特に仏・伊は所謂必訪？の観光地を何となく行っただけだったので、
他のトピへのコメントを含め、とても行きたくなってきました。
回答者の皆様へも感謝です。

さて、皆様の様に広く詳しく知っている訳ではないのですが、私の好きな教会を一つだけ。
ザルツブルクのフランツィスカーナ教会です。
小さい教会で最近のガイドブックには余り載っていませんし、地球の歩き方でも「オーストリア権威」の方なのかな、親切にザルツブルクの説明から落としてくれた様なので、静かな教会らしさが残っています。
ロマネスク・ゴシック・バロックの三様式が混ざった建物です。
主祭壇に祭られているキリストを抱いたマリア像は、とても慈悲に満ちたお姿だと思います。
この教会が好きなのはここが権威の象徴である大きな教会ではなく（当時はそうだとしても）、祈りの場所としての教会を感じる事が出来るからかもしれません。
この教会にわざわざ行かれる必要はありませんが、ザルツブルクを訪れる機会があればお勧めいたします。
またノンベルク修道院の教会にはロマネスク初期の壁画がかろうじて見られる状態で残っています。
いずれもゴシックがお好きなトピ主様の好みではないかも知れませんが。
トピズレお許し下さい。

少しアクセスは良くないですがモンレアーレ大聖堂がお勧めです

raiko様、初めまして。

昨年末にパレルモ郊外の、モンレアーレ大聖堂に行きました。
本当に素晴らしかったです。

壁画モザイクが特に見ごたえがありました。

行かれるなら、是非双眼鏡をお持ちになることをお勧めします。

案内して下さった現地の日本人ガイドさんによると
京都の生け花のお家元や、工芸作家の方がリピートされるとのことでした。

芸術の心得の全くない私も、その美しさは分かりました。

ウイーン、ブダペストを中心に

まずは来月の旅用。
ウイーンではホーフブルク宮殿をお忘れなく。こちらがメインの宮殿、シェーンブルンは夏の離宮です。どちらも内部が素晴らしいです。外観の美しさではベルベデーレ宮殿が一番でしょう。
昔の城壁跡の環状道路リング・シュトラーセ沿いにはオペラ座、市庁舎、国会、ブルク劇場、ウイーン大学があり、外観は素晴らしいです。ウイーン大学のクリムトの天井画は穴場かも。

ゴシックではないですが、ユーゲント・シュティール（アールヌーボー）の都なのでオットー・ワーグナーのセッセッション（分離派会館）、マジョリカハウス、郵便貯金局、カールスプラッツ駅、リンケ・ヴィーンツアイレ、シュタイン教会、ユニーク近代建築であるフンデルトヴァッサーのフンデルトヴァッサーハウスの外観は素敵です。

ウイーン以上のアールヌーボーの都がブダペストで地質学研究所は白眉です。ブダペストではネオゴシックの国会議事堂の外観、内部とも世界一美しい国会といわれています。オペラ座、ヴィガドー劇場、中央市場も外観は素晴らしいです。

仏では他の方も書かれていますが、シャルトル大聖堂のシャルトルーブルーと言われる独特の青のステンドグラスが傑出。午前と午後早く、遅くと1日3回陽の当たるステンドグラス群が異なるので1日3回行く方も珍しくありません。途中でランチ、お茶の時間・散策などを挟んで。ただ、グラスを清掃する前の、青がもっと濃く、光射す海の底にいるような美はみられなくなったのが残念です。

やはり他の方が書いておられるペレシュ城（ルーアニア・シナイア）は１６０の部屋ごとにすべての建築様式が施され（すべて）、外観と合わせ、世界一美しい城との定評があります。
デンマーク・オーデンセ近郊のイーエスコウ城も世界一美しい城といわれているので、どちらも次回以降に行かれるといいでしょう。
ステンドグラスといえばプラハ城内聖ヴィート教会のムーハ（ミューシャ）らの作品はシャルトルと双璧かも知れません。

メルク修道院等

ウィーンに行かれるなら少し足を延ばしてメルク修道院はいかがでしょう。
西駅からRailJetと快速を乗り継いで約１時間、快速だけなら１時間20分くらいでしょうか。
駅からは少し坂道を歩きますが街並みも可愛らしいです。
修道院自体は何故こんなところにこんな巨大な修道院が？と思うくらい規模が大きく、外観は黄色の縞模様でとても美しいです。
天井画や図書館も必見です。

ヴァッファウ渓谷クルーズの起点なので、5月ならクルーズと組み合わせてもいいです。
コンビチケット（周遊券）を買えばメルク修道院の入場券も含まれます。
もしクルーズに行くなら、デュルンシュタインの聖堂参事会修道院教会が青くて美しい教会です。
船から見るだけでもよいですし、下船して行けば、修道院から眺めるドナウ川も素晴らしいです。

ウィーン市内なら面白い建物はセセッション（分離派美術館）でしょうか、見ればわかります。

パリで挙げられていないものからお勧めはカルナヴァレ美術館。
外観ではなく、ミュシャが内装を手がけたフーケ宝石店の店内が再現されています。
他にもフランスの昔の風俗が偲ばれる展示が面白かったです。

Re: ヨーロッパのオススメのお城、教会教えてください。

世界の城ベスト３０を見て決めるとか？
http://ailovei.com/?p=10359&page=2

ペレシュ城（ルーマニア）が素敵でした。ヴェルサイユ宮殿よりこっちだな、個人的な好みですが。

永久保存♫（横ズレです）

みなさま、こんばんは。
トピ主さん、少しだけお邪魔します・・

mamoruさんのフランス・ステンドグラス案内、とても素晴らしいですね！複アカを量産して拍手をつけまくりたいほどです。（しませんよ〜）
永久保存だ！と全文コピーして私の「お気に入り箱・旅の素・フランス」に保存させていただきました。ありがとうございます。
もうずっとフランスには行ってないけれど昔見たものがいくつかあり、それらを思い出しながら行ったことのない街の名前を眺めているとフランスに行きたくなってしまったほどです。
先日の旅クマさんのサン・ドニ詣でのトピ、旅クマさんはご覧になれますね！いいなぁ。

美しいステンドグラスを持つ教会はざっくりですがフランスの北半分にあるという感じを受けました。そして南はロマネスクという印象。面白いですね。
ところでmamoruさんはシャガールのステンドグラスを見るご旅行もされていると思いますが、エルサレム郊外のハダッサ病院内のシナゴーグにあるシャガールもご覧になったでしょうか。簡素なシナゴーグの四辺の上部に12枚のシャガールのステンドグラス、とても美しいと思いました。遊びで一番好きなのを決めようと思ったのですが、我ながら難問でした。
新市街から行くのは簡単です、まだでしたらいずれぜひ・・

トピ主さんは、イタリアにはあまり興味をお持ちではないでしょうか。ステンドグラスはピンときませんが、モザイク装飾の素晴らしいもの、ゴシック、圧巻のフレスコ画、内装の美しいもの、たくさんあると思います。
イタリアに詳しい皆さんがきっと書いてくださると思います。
このトピは大きくなったら素晴らしい資料集になりそうですね。楽しみです。
横ズレでお邪魔して失礼しました。。。

それを決めるのはご自身です

星の数程ある「お城・教会関係なくオペラ座・市庁舎含め建築物（特にゴシック様式）」の中であなたに勧めることができるか否か？

旅とは自分が決めて自分が行くことが旅なのではないでしょうか？

さすけねえも旅は好きでが行先や見るところで他人に聞くことはありませんそれこそガイドブックの中から自分好みの所を探し出していきましょう。

イギリスのケンジントン卿のお妾さん（日本なら側室というのでしょうネ～）の家をホテルにしたところの泊まったら木製エレベーターに天井画。

客室には猫足のバスタブ。

ガイドブックにも載っていない「美」。

成功を祈る！