今年の春にポルトガルに行った時にヴィゼウにも行きました。
その時に入ったレストランの常連さんに「日本のお友達に必ず紹介します」と約束をしてきました。
雰囲気の良いお店でしたのでヴィゼウに行かれる方がおられたらぜひ行ってもらいたいと思って紹介させていいただきます。
SNACK-BAR RESTAURANTE
GIRAFA
TELEF.918430331
Rua do Goncalinho no 26 3500-137 VISEU
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長くなりますが。
お昼時「歩き方」を片手にこのレストランに入ろうかとお店に片足を入れて中を見回し、現地の人しかいないのでどうしようかと何度か出たり入ったりしていました。中から年配の男性が出てきて「大丈夫、入ってきなさい」という感じで言ってくれました。私は「歩き方」に載っている料理の写真を見せて「こんなのが食べたい」と伝えたら「大丈夫、入りなさい」と中に連れて行ってくれました。
一人でカウンターに座ろうと思ったらその男性が「僕たちは毎日ここでランチを食べている。ここに座りなさい。」とみんなのテーブルに呼んでくれました。見回すと常連さんが大勢座っています。私はお勧めのランチを頼みましたがみんなはタラの湯がいたものに生のニンニクのスライス、香草、オニオンのスライス(割と分厚かった)を上にのせてオリーブオイルをタップリかけて食べていました。これ、バカリャウっていうのですね。私にも「食べてみなさい」とタラを取ってくれました。コウソウは苦手、ニンニクも生では食べられないのでタラにオニオンとオリーブオイルでいただきました。後になってみんなと一緒にミニパフェや紅茶も出てくるので「え?私頼んでないけれど 払えばいいか」と思っていました。コーヒーを勧められましたが苦そうだったので紅茶にしました。挙句の果てにはアルコール度数のきつそうなお酒も勧められました。お酒には弱いのでお断りしましたが楽しい雰囲気で食事ができました。英語も全くできないましてやポルトガル語なんて話せない私と現地の人との会話は想像にお任せしますが気持ちは通じていて黙っていてもよい雰囲気でした。さて、お勘定を・・とお店の女主人の方に行くと「要りません」と言われました。お店に呼んでくれた男性がご馳走してくれたのです。驚きました。そういうことなら嫌がらずにニンニクも、コウソウも言われたまま食べればよかった・・、紅茶にしなくて勧められたコーヒーにしておけばよかったと後悔しました。
ご馳走していただいて感激していた私ですが思いもよらない親切と約束を忘れないうちに書かせて頂こうと思いました。