Re: 途中区間の座席指定 TGV の場合は、 De 60 jours à quelques minutes avant le départ du train となっていて、明確に、乗車数分前までOKと分かります。(全席指定だから管理は容易です。) couchette の場合は、始発駅を出る1時間15分前と明記してあります。 les Corail et les TER の場合、 60日前からは分かるけれども、17h01 から 23h59 の間に乗る列車以外は、明確じゃないですね。 自由席と、指定席が混じる列車で17h01以前に乗る列車は、reservationの期限は前日なのか? とも思われます。 始発駅を出てから、駅側が座席を指定したのでは、以下のような混乱が予想されます。 例えば、Le Havre を出て、Paris に向かう列車が、夏のバカンス帰りの客で座席指定以外の自由席は満席になり、立っている人もいるとしましょう。 Rouenから、列車の始発時刻が過ぎてから座席指定をしてもらった人が、乗り込んできて、自分の席に他人が座っているのを見て、席を空けて欲しいと要求したとしましょう。 始発駅から自由席だと思って座っていた客は、フランス人気質を発揮して一歩も引かず、理路整然(?)と次のように言うでしょう。 「この席は、座席指定の表示がなかったから、座っているのです。自分に落ち度はありません。落ち度がない以上、席を譲らなければならないという義務もないはずです。責任は、国鉄にあるのだから、車掌に言って、別の席を捜してもらって下さい。」と。 らちがあかないと知ったRouenからの客は、やむなく車掌を連れてきて、始発駅から座っている客の説得にかかりますが、始発駅からの客はなかなかの強者で、議論では負けていません。 かくて、3人による論戦は延々と続き、、、、そうする間にも、列車は田園地帯を過ぎ、やがて Paris の灯りの中を通過して、終着駅 St. Lazare 駅のホームに静かに滑り込んだとさ、、、。てな事になるんでしょうか。(笑) 在来線でも、ストラスブール行きは、確か、reservation obligatoire の列車がかなりあったと思います。これらは、全席指定なのでTGVと同じような管理が出来るでしょうね。 (ストラスブール行きには乗ったことはないですけど)
余談話です。 こんにちは。 私も在来線は一部あるいは郊外線(RER)程度であまり使ったことがないので分かりませんが皆さんが答えてらっしゃるので、エピソードを交えた余談と思って流してください。 TGVで乗り方を間違えて(乗りなれていない上に、変な編成だった)、1erクラスから乗り込んでしまったとき、乗務員にキャビンにつれていかれ「ここに座ってろ」と冷たく突き放されたことがありますので(でも、その列車の2emクラスの切符はもっていた)くれぐれも、乗り口だけは間違えないでくださいね。あれは惨めです。心配して様子を見に来てくれた1emの乗客がいましたが(ちょっとうれしかった)そんな感じです。(ちなみに、隣国のドイツの場合、1クラスの乗車口に荷物を乗っけてそこから通って行きなさいでしたので、文化の違いを感じました) これもTGVでの出来事ですが、DijonからParisに戻るときに、私達の席にカップルが座っていたので、この席は私達のなんですけど、というと女性の方が「本当にこの席なの?」とすごい勢いで食ってかかってくるので「Oui」なんでしたら、見せましょうかの勢いで構えていると男性の方が「いいよ、いこう。すみません」と自分達の席に戻っていきましたが、何故私達は引き裂かれてしまったのといわんばかりに、両手広げてでかい声で馬鹿演技をしばらくしてました。 そ~んなこともまれにありますが、不安で予約可能でしたら、予約するに越したことはないかもしれないですね。前日予約は余程でない限りは可能だと私も思います。私の場合電車の切符は現地調達ですので、大体前日購入しながら移動してます。長期休暇時期にかぶったことはないので、買えなかったことは無かったです。