ジェットスターはできれば避けたい

JALがついにブリスベンから撤退です。これでブリスベンと成田を直行でつなぐ航空会社はなくなり、近い選択肢としてはジェットスターのゴールドコースト成田の直行便のみになります。ジェットスターは団体をとらないとのことですから、大きなグループや格安パッケージはシドニー経由で入らなければならなくなるそうです。不便ですね。
以前、両親がジェットスターの成田ゴールドコースト便を利用してやってきました。なにしろ高齢のため電子メールでの連絡先を日本にいる弟にしておきました。出発してから1週間後くらい、帰りの便が翌日に変更されたという電子メールによる通知が弟に届き、こちらに転送してきました。びっくりしてカスタマーサービスに連絡をすると「飛行機がその日、飛ばなくなったので翌日に変更します」でした。カスタマーサービスなので理由も何もわからないの一点張りです。他の航空会社にも振り替えてくれず、振り替えたいなら自費で勝手にやってくださいとのこと。1泊余分に宿泊しなければならないのですがホテルの手配もなく、延泊分も払ってくれません。最終的には上司という人から連絡が入り、$100のバウチャーを進呈されました。後日、両親はこのバウチャーを使って孫(私の息子です)を日本に里帰りさせるのに使用しようとジェットスターに電話をしたところ、搭乗者が本人でなければいけない、チケットの名義変更をすればできますとのこと。ちなみに名義変更は1万円弱かかります。バウチャー条件には「本バウチャーは上記に記載の本人様のみご利用頂けます。」と記載されていますが搭乗者が本人でなければならないとは書かれていないとクレームしたら、「バウチャーの権利はジェットスターに帰するので記載されていなくてもジェットスターが決めたことは条件となります」という解答でした。全体的に顧客対応が高飛車な感がありひどく悪い印象を受けました。日本語カスタマーサービスはメルボルンにあります。
ジェットスターの突然の日付変更や遅延は国際線のみならず国内線でも頻繁に発生しています。また、チェックインに2分遅れたため「late fee」を払わされたという例もあります。利用規約やバウチャー条件など逆手にとったビジネス方針はオーストラリア国内では悪評高いです。問題が生じた場合、ロボットのように利用規約や条件を繰り返す冷たい対応は英語、日本語とも共通しています。
一方、2010年1月に実際に自分で利用してみました。カウンターでの対応も機内スタッフの対応も問題ありませんでした。ただし、着陸時に特に天候不良もないのにかなり揺れたのでパイロットは外れだったようです。復路も揺れました。次回からはシドニー経由でカンタスを利用する予定です。

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