タイの繁華街を歩いていると70歳くらいの白髪交じりの老婆と3歳くらいの女児の路上の乞食をよく見ます。
不思議と、どこの拠点でもこの70歳老婆と3歳女児の組み合わせがほとんどです。
夫の浮気で若くして離婚した母親が20歳代で風俗に働きに出て、貧しい老婆と孫が炎天下の路上に座って、哀れみを乞いながら頑張っているのかしら、かわいそうだなと2人の前に置かれた紙コップの中にタイバーツ紙幣やコインを投入した優しい日本人の方も多いと思います。
ところが先日、恐ろしい光景を目にしました。
夕方19時頃にずる賢そうな男が乞食のところに今日の売り上げを集金に来ていたのです。
これって・・・親の子供を思うやさしさに付け込んだ日本の振り込め詐欺と同じではないか?
先般タイ人の友人と酒を飲んだ時にこの話題を話したら、なんとタイには70歳の老婆や3歳の女児を乞食の座る場所に派遣する会社までできていて、憐れみを乞うようなボロボロな服装まで用意してビジネス化しているようです。
時間給だけでなく売り上げ高に応じてボーナスがもらえるので70歳の老婆は必死になって通行人が来るたびに
助けてください。お金を恵んでくださいと懇願するのです。
さすが、アメージング タイランド。
すべてが偽物の乞食とは限らないので路上で乞食を見かけたら本物の乞食か偽物なのか十分ご注意ください。