Q&A

8月12日 タイの連続爆弾テロは 

公開日 : 2016年08月13日
最終更新 :

タイ連続爆弾「国際的テロ組織イスラム国とは無関係」

日本テレビ系(NNN) 8月12日(金)16時15分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160812-00000059-nnn-int



タイの連続爆発は?   

タイ南部の分離・独立を求める  マレー系イスラム系武装組織か?


深南部ルポ-1 ラマダン終盤で十数カ所 テロ続発に揺れるタイのイスラムの地-2
タイ発ニュース速報newsclip


2016年8月9日(火) 23時54分(タイ時間)
ラマダン終盤で連続発生したテロのうち、7月5日午前に起きた検問所でのカーボムは、バンコクから飛行機でハジャイに飛び、空港から車でパタニーに移動する途中の同県ノーンチック郡で起きていた。到着したときには消火作業は終わっていたが、爆弾が仕掛けられた車の残骸などはそのままで、軍と警察による現場検証が続いていた。

 検問所は、タイ南部最大都市ハジャイと深南部各県を結ぶ動脈ともいえる幹線道路、往復4車線の国道41号線沿いにある。陸軍と警察が24時間体制で共同管理、全ての車を停めて警戒を続ける。

 そもそも地元安当局は6月下旬、カーボムに警戒するよう住民に呼びかけていた。これまで盗難に遭った車の種類や台数をもとに、カーボムが複数起こる可能性を指摘していた。その矢先、こともあろうに検問所でカーボムが発生、兵士や警官が自ら死傷する失態を演じた。

 規制線の外から車の残骸や焼け跡を一通り撮って、パタニー市内に向かう。兵士や警官が24時間目を光らせている検問所で、どうやってカーボムを起こせるのか不思議に思っていると、パタニー市内で活動するレスキュー隊の隊長が、ニヤニヤしながら説明してくれた。「当局の説明はこうだ。検問で全ての車が徐行している中、1台のピックアップがさりげなく車列からそれて路肩に駐車した。ドライバーは中から出てくると突然走り出して車道を横切り、対向車線を走っていた仲間と思われる車に飛び乗り、あっという間に去っていった。その直後爆発だ」。あまりにお粗末な警戒だが、隊長はそもそも当局の説明を信じていないようだった。

 一般住民の反応も同じだ。「軍や警察などが狙われるテロが多いが、不自然な状況が多々目につく。いつもは兵士だ警官だ10人も20人もごちゃごちゃいるくせに、爆破や銃撃される日に限って最少人数だったり、誰もいなかったりする。あまりにタイミングが良すぎて笑ってしまう」と口にする。自作自演とは断言しないが、その疑いをほのめかす。住民の当局に対する信頼は決して高くない。



私も8月23日からタイに行きます。

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • まだまだ続く

    収束させる能力なし。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • タイ南部の分離・独立を求める  マレー系イスラム系武装組織だよね

    ■南部以外に飛び火しないテロ (だったのに!)


    タイ深南部テロは過去数百年続くイスラム国家パタニーのタイからの独立運闘争に源とする。マレーシア国境に多く居住するマレー系住民からなるテロ組織は、タイからのパタニー分離独立を訴えてテロを繰り返すが、イスラムという宗教を隠れ蓑(みの)とした利権闘争に終始しているだけ、という見方が強い。この2―3年はテロ発生件数が減少に転じていたが、そもそもタイ深南部のテロは、宗教を理由としない。テロの目的はあくまでもパタニーの独立であり、分離独立派の代表自ら、「パタニーにはムスリムだけでなく、仏教徒やキリスト教徒の地でもある」と明言している。

     国際テロ組織の浸透は見られない。今回のラマダン終盤のテロは、世界各地で発生するそれに呼応するかのように相次いで起き、ラマダン期間中としては最多ともいえる発生数だが、それでもタイ深南部で収まっている。国際テロ組織が関与しているとすれば、狙いはバンコクなどの都市部であり、タイの片田舎はあり得ないとされる。

     タイ深南部と国際テロ組織が結びつかないのは、独立さえも真の目的ではなく、単なる利権闘争でしかない、という理由にある。その一つは、タイ国内どこにでもあるような麻薬利権だ。深南部だけで年間2億―3億バーツの麻薬取引が、分離独立派の資金源になっているといわれる。(*1)

     地元の権力争いなどで、テロに見せかけて爆弾を爆発させたり銃撃戦を演じたりすることも多いという。その中に地元住民が疑う当局の自作自演も含まれてくる。実際、深南部で発生するテロのうち、分離独立派組織の犯行と断定できるそれは全体の半分も満たないという。(*2)当事者にとって、いずれの利権もタイ深南部にとどめておかなければ意味がない。

     ただその一方で、実行犯にとってテロはイスラムの教えの基という事実もある。彼らの多くは若者だが、イスラムの過激な思想を吹きこまれ、ジハード(聖戦)としてテロを起こす。

     タイ深南部で繰り返されるテロは、世界的な過激思想によるイスラム・テロとは、全く別の根源を持つ。

    http://blog.livedoor.jp/love3ai3/archives/9382977.html


    • いいね! 0
    • コメント 0件